神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生

神は賽子を振らない

「約300万円のパジェロはぜいたく品で高い」という理由で、一定数充足しなければならない装備部の一部には反対という声もあったが、この通称パジェロの導入を通せたのは火箱にとって大きな成果だった。
また、戦闘装着セットの予算を取れた ...

神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生

神は賽子を振らない

補正予算が終わると、平成8年度の予算に取りかかった。当時は07大綱という新しい防衛大綱が策定され、師団を旅団化し、陸自の人員を18万から16万体制に移行する最初の年だった。

「定員は削って小さくする代わりに、実員は全部ぎゅ ...

神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生

神は賽子を振らない

火箱は業計班長として平成8(1996)~9年度の予算を担当したが、その前に手がけて最初の仕事となったのが二次にわたる補正予算だ。
阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件から得た教訓により、自衛隊に足りなかった装備をこの補正予算で確保 ...

神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生

神は賽子を振らない

1995(平成7)年3月、陸上幕僚監部防衛部防衛課業務計画班長として、六本木の防衛庁で再びの勤務となった。

陸海空すべての自衛隊で、防衛部防衛課はもっとも多忙な幕僚監部といっても過言ではない。特に業務計画を作成する業務計画 ...