【本の紹介】『日本軍と軍用車両─戦争マネジメントの失敗』林譲治(著)
こんにちは、エンリケです。
帝国陸軍の機械化史を、日本自動車産業史と連ねて
解説した通史。帝国陸軍輜重兵史の側面も持つわが
軍用車両の歴史が描き出されています。
地味ではあるけど決定的に重要な兵 ...
【本の紹介】『日本の地政学 日本が戦勝国になる方法』 北野幸伯(著)
著者は日本最大の国際情報メルマガ「ロシア政治経
済ジャーナル」の発行人。
これまで世に問うた著書すべてが、正鵠を射た形で
その後の状況を読み抜いています。
日本人としては特異な経歴を通じて身につけた ...
【本の紹介】『AK-47ライフル─最強のアサルト・ライフル』G・ロットマン著 床井雅美監訳 加藤 喬訳
こんにちは、エンリケです。
世界で最も普及している銃。
それがAKライフルです。
ソ連時代のロシアで開発され、最悪の環境で十分な
性能を発揮する理想的な小火器として世界中で使わ
れて ...
【本の紹介】『能登半島沖不審船対処の記録 P-3C哨戒機機長が見た真実と残された課題』木村康張(著)
こんにちは、エンリケです。
平成11年(1999年)3月、戦後日本初の「海上警備
行動」が発令されました。
「能登半島沖不審船事件」
今日ご紹介する本は、
この件に関する、当時のわが ...
【本の紹介】『ミニミ軽機関銃─最強の分隊支援火器』クリス・マクナブ著 床井雅美監訳 加藤 喬訳
おはようございます、エンリケです。
本著は、軍事・戦史研究分野で定評ある米・オス
プレイ社が発行している「ウェポン」シリーズの一
冊で、著者のクリス・マクナブさんは、戦史と軍事
技術分野でたくさんの ...
【本の紹介】『ジョミニの戦略理論 『戦争術概論』新訳と解説』 今村伸哉(編著)
こんにちは、エンリケです。
この本は、
孫子、クラウゼヴィッツと同じ程度著名な戦略思想
家ジョミニの主著『戦争術概論』の画期的な新訳と
ジョミニ戦略理論の詳細な解説がセットになったも
のです ...
【本の紹介】『次期戦闘機開発をいかに成功させるか』 森本敏 (著), 岩崎茂 (著)
おはようございます、エンリケです。
2018年12月、安倍政権下、次期戦闘機(F‐X)は「日
本主導の国際共同開発」との方針が決定され、20
21年、三菱重工のもとにIHI、川崎重工、三菱電機
など ...
【本の紹介】「「技術」が変える戦争と平和」 道下徳成 (編著)
こんにちは、エンリケです。
宇宙空間、サイバー空間での戦いが熾烈を極め、領
域横断的作戦用兵も指向される今後の軍事の世界に
不可欠といえるドローン、人工知能、ロボット、
3Dプリンターなど軍事転用可 ...
【本の紹介】「漫画 グデーリアンと機甲戦」 石原 ヒロアキ (著), 大木 毅 (監修)
おはようございます、エンリケです
昨今評価が変わりつつあるグデーリアン。ただ、装
甲部隊指揮官として戦場で上げた輝かしい実績の数
々が色褪せることはありません。そんな彼の生涯と
ドイツ装甲師団の戦い ...
『海洋戦略入門 平時・戦時・グレーゾーンの戦略』 著者 :ジェームズ・ホームズ 平山茂敏 訳
「目の前にある仕事」以外のことには口をつぐむ。
これは海軍の体質で、すべての現代海軍が抱え
る問題を示しているとされます。
その体質をブレイクスルーするため、
米海軍では、戦略的な優位を成し遂げ ...
自衛隊警務隊逮捕術:荒木肇
一人歩きの夜が怖い軍事ファンのあなたへ
自衛隊警務隊で稽古されている最高水準の逮捕術を
この本で身につけ、自分に自信を取り戻しませんか?
こんにちは。エンリケです。
こ ...
『新たなミサイル軍拡競争と日本の防衛』 森本敏 、高橋杉雄 (編著)
「セオリー・オブ・ビクトリー」策定にかかわりたいあなたへ、
INF条約をめぐる状況把握が正確に頭に入る、日本語で書かれた格好のツールを手にしませんか?
こんにちは、エンリケです。 ...
【本の紹介 by上田篤盛】『シリア原子炉を破壊せよ─イスラエル極秘作戦の内幕』
(令和二年(2020年)4月16日配信)
おはようございます、エンリケです。
上田篤盛さんによる「本の紹介」をお届けします。
対象の本はこちらです(本日発売)
『シリア原子炉を破壊せよ─ ...
今こそ読もうリーダーシップ:『海軍式 戦う司令部の作り方─リーダー・チーム・意思決定』 堂下哲郎(著)
『海軍式 戦う司令部の作り方─リーダー・チーム・意思決定』
堂下哲郎(著)
並木書房
2020/4/20発行
四六判240ページ
定価1500円+税
こんにちは、エンリケで ...
『米国とイランはなぜ戦うのか?─繰り返される40年の対立』 菅原 出(著)
こんにちは、エンリケです。
今年はじめのソレイマニ暗殺が、
米とイランの対立の原因と感じている人
さすがにそれはなくても、
昨年のサウジ石油タンク空爆あたりまでしか
把握できていない人は ...
『漫画 クラウゼヴィッツと戦争論』の一部をご紹介
著者は、 赤塚賞準入選の経歴を持つ 元一 ...
『自衛官が語る災害派遣の記録─被災者に寄り添う支援』 桜林美佐監修/自衛隊家族会編
日本国民が強く持っていた「反自衛隊」感情のなか、
50年以上にわたり、砂を噛むような思いでひとつひとつの災害
派遣活動に「誠実に」取り組んできたわが自衛隊は、ほぼ砂漠状態
だった国民の対自衛隊感情を「自衛隊への ...
【本の紹介】永遠の翼 F-4ファントム 小峯隆生著/柿谷哲也撮影
F-35Åの導入に伴い退役することが決まっているF-4。
この本は、退役するF-4に関わり、F-4を愛する人の声で
満ち満ちた「F-4愛」でいっぱいの一冊です。
特徴の一つは、登場人物の幅広さと数多さと ...
小峯隆生、柿谷哲也:『蘇る翼 F-2B』
こんにちは。エンリケです。
東日本大震災の被害を受け、修理を行っていたF-2Bの第一陣が昨
年3月、松島基地に帰還しました。このニュースをご覧になった人
は多いでしょう。
しかし多くは「よかった ...