過去の連載

2024年2月15日

『ウクライナとロシアは情報戦をどう戦っているか』刊行記念 《短期連載》「フェイクニュースに騙されないためのノウハウ」(著:樋口敬祐(元防衛省情報本部主任分析官))

2024/1~2024/2 水曜日 2000配信

樋口敬祐(ひぐち・けいすけ)
インテリジェンスを日常生活に役立てる研究家。
1956年長崎県生まれ。拓殖大学大学院非常勤講師。NPO法人外交政策センター事務局長。元防衛省情報本部分析部主任分析官。防衛大学校卒業後、1979年に陸上自衛隊入隊。95年統合幕僚会議事務局(第2幕僚室)勤務以降、情報関係職に従事。陸上自衛隊調査学校情報教官、防衛省情報本部分析部分析官などとして勤務。その間に拓殖大学博士前期課程修了。修士(安全保障)。拓殖大学大学院博士後期課程修了。博士(安全保障)。2020年定年退官。著書に『国際政治の変容と新しい国際政治学』(共著・志學社)、『2021年パワーポリティクスの時代』(共著・創成社)、『インテリジェンス用語事典』(共著・並木書房)、『2023年野蛮の時代-米中激突第2幕後の世界-』(共著・創成社)、『ウクライナとロシアは情報戦をどう戦っているか』(並木書房)

我が国の未来を見通す (著:宗像久男(元陸将))

2021/10~2023/12 月曜日 2000配信

宗像久男(むなかた ひさお)
1951年、福島県生まれ。1974年、防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。1978年、米国コロラド大学航空宇宙工学修士課程卒。陸上自衛隊の第8高射特科群長、北部方面総監部幕僚副長、第1高射特科団長、陸上幕僚監部防衛部長、第6師団長、陸上幕僚副長、東北方面総監等を経て2009年、陸上自衛隊を退職(陸将)。日本製鋼所顧問を経て、現在、至誠館大学非常勤講師、パソナグループ緊急雇用創出総本部顧問、セーフティネット新規事業開発顧問、ヨコレイ非常勤監査役、公益社団法人自衛隊家族会理事、退職自衛官の再就職を応援する会世話人。著書『世界の動きとつなげて学ぶ日本国防史』(並木書房)

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 私は、我が国の未来に立ちはだかる課題のうち、①少子高齢化問題、②農業・食料問題、③気候変動問題を3大課題としてまずとりあげたいと思います。

 もとより、元自衛官の私は、それぞれの専門家ではありませんが、近年、それらについて関心をもって学ぶ機会がありました(一部は現在も探求中です)。そうしたら、またもや持ち前の“好奇心”に火がついてしまい、やかなり時間をかけて深掘りすることになり、その結果、あまり表には出てない事実の数々を知って驚愕してしまいました。

その延長で、「多くの人はこのような事実を知っているのだろうか?」と考え込んでしまいました。

 またしても、自分の早合点(独りよがり)かも知れない、これらのテーマについて書く資格があるか否か、自問自答がありました。しかし、経験とは恐ろしいものです(笑)。「もとより歴史の専門家でない自分が、歴史の書籍を刊行したのだから、それぞれの分野の専門家でなくとも、躊躇する必要はないのではないか」との“陰の声”が騒ぎ出し、逆に勇気が湧き、このテーマで書く決心を致しました。

『世界の動きとつなげて学ぶ日本国防史』で約500年間の歴史を振り返りました。これから500年先とは言わないまでも、50年先、100年先、つまり私たち世代の子孫の時代、我が国はどうなっているのだろうか、ということがいつも頭をよぎります。

「未来がどうなるか」など神様以外だれにもわかりません。本来、未来は不確実で不透明で予測困難です。しかし、歴史を勉強して分かったことがあります。メルマガでも「歴史の時間軸・空間軸のつながり」を再三とりあげましたが、江戸、明治、大正、昭和とその時代時代の国の「舵取り」(と総称しておきます)が次の時代にかなりの影響を与えた、つまり「未来を創ってきた」ことは否定できません。

つまり、その時代時代の「舵取り」が変われば――岡田英弘氏が言われるように、1回しか起こらない歴史は検証ができないのですが――違う次の時代を迎えていたはずなのです。同じことがこれからも起こる、つまり「未来は創れる」ものではないか、ということです。

このように、「過去はやり直すことができませんが、未来は創り出すことができる」との立場に立てば、上記3つの課題への取り組みが違ってくるのは当然と考えます。

この3課題が私たちに突き付ける事実の詳細を知れば知るほど、私自身は「悠長なことを言っておれない」とのあせりさえ感じます。我が国には「脅威が明確にならないとその対応策を講じない」との伝統があるからなおさらです。

少子・高齢化問題はもう始まっています。農業・食料問題はあと10年で間違いなく顕在化するでしょう。気候変動問題は、国際社会がすでに舵を切り直しつつありますが、一度作り出した二酸化炭素(CO2)は1万年消えないとの分析もありますので、もう遅いのかも知れません。

「少子高齢化問題」と「農業・食料問題」は我が国独自の問題です。しかし、「気候変動問題」は地球規模の問題です。皮肉にも、この問題があるから、最近の米中会談のようの、大国同士の決定的対立を回避する要因になる可能性も有しています。自国だけの国益とかエゴを言っておれないのです。

私は齢70歳、いずれの問題も私の人生には直接的に関係ありません。それらの問題がまさに顕在化する頃には、私は、あの世から我が国をはじめこの世の“混乱”を眺めていることでしょう。だからこそ、「だから言ったじゃないか」のような台詞を吐きたくないとの思いに駆られて、「今、気がついたことを実行しよう」と決心しました。

衆議院選挙がまもなく行なわれますが、各党の公約をみると寂しくなるのは私だけでないと思います。国の「舵取り」は、「主権者」たる国民の総意の反映です。10万円とか12万円などとバラマキキャンペーンがはびこっていますが、政治家の先生方は、国民の精神(そのレベル)を見抜いているとも言えるでしょう。

未来にために今の日本に何が必要なのかを忘れ、そのようなお金につられて1票を投じる国民が多い限り、我が国の未来に漂う暗雲は消え去ることはないと考えます。まさにカーライルの名言「この国民にしてこの政府あり」の状態です。

国防もそうですが、我が国の未来には、10万円よりももっと大事な課題が立ちはだかっています。メルマガ読者とそれらの情報を共有し、一緒に対応策を考えて行きたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
(2021・11・1発行 創刊準備号より)

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ウクライナ情報戦争(著:樋口敬祐(元防衛省情報本部主任分析官))

2022/10~2023/4 金曜日 0800配信

樋口敬祐(ひぐち・けいすけ)
インテリジェンスを日常生活に役立てる研究家。
1956年長崎県生まれ。拓殖大学大学院非常勤講師。NPO法人外交政策センター事務局長。元防衛省情報本部分析部主任分析官。防衛大学校卒業後、1979年に陸上自衛隊入隊。95年統合幕僚会議事務局(第2幕僚室)勤務以降、情報関係職に従事。陸上自衛隊調査学校情報教官、防衛省情報本部分析部分析官などとして勤務。その間に拓殖大学博士前期課程修了。修士(安全保障)。拓殖大学大学院博士後期課程修了。博士(安全保障)。2020年定年退官。著書に『国際政治の変容と新しい国際政治学』(共著・志學社)、『2021年パワーポリティクスの時代』(共著・創成社)、『インテリジェンス用語事典』(共著・並木書房)、『2023年野蛮の時代-米中激突第2幕後の世界-』(共著・創成社)

<ロシアのウクライナ侵攻においては、主に戦争を遂行するために行なわれていた情報戦の範囲が拡大し、戦争遂行以外の場面でも情報戦という言葉が多用されています。
したがって、本メルマガにおいては、情報戦を「相手に対して情報優位に立つために行なわれる情報をめぐる作戦や行為」と幅広く捉え、次回以降できるだけ新たな情報戦について記述していく予定です。>

海軍戦略500年 堂下哲郎(元海将)

2021/5~2022/11 水曜日 2000配信

堂下哲郎(どうした てつろう)
1982年防衛大学校卒業。米ジョージタウン大学公共政策論修士、防衛研究所一般課程修了。海上勤務として、護衛艦はるゆき艦長、第8護衛隊司令、護衛艦隊司令部幕僚長、第3護衛隊群司令等。陸上勤務として、内閣官房内閣危機管理室(初代自衛官)、米中央軍司令部先任連絡官(初代)、統幕防衛課長(初代)、幹部候補生学校長、防衛監察本部監察官、自衛艦隊司令部幕僚長、舞鶴地方総監、横須賀地方総監等を経て2016年退官(海将)。著書『作戦司令部の意思決定』『海軍式 戦う司令部の作り方』『海軍戦略500年』(いずれも並木書房)

テーマは、「シー・パワーの歴史と展望」。500年ほどの興亡の歴史を振り返り、中共のシー・パワー興隆について考えるというものです。海軍史と海洋地政学がスパッと頭に入る連載を目指します。

情報機関はインテリジェンスの失敗をどう克服してきたか(著:樋口敬祐(元防衛省情報本部主任分析官))

2022/2~2022/4 木曜日 0800配信

樋口敬祐(ひぐち・けいすけ)
インテリジェンスを日常生活に役立てる研究家。
1956年長崎県生まれ。拓殖大学大学院非常勤講師。NPO法人外交政策センター事務局長。元防衛省情報本部分析部主任分析官。防衛大学校卒業後、1979年に陸上自衛隊入隊。95年統合幕僚会議事務局(第2幕僚室)勤務以降、情報関係職に従事。陸上自衛隊調査学校情報教官、防衛省情報本部分析部分析官などとして勤務。その間に拓殖大学博士前期課程修了。修士(安全保障)。拓殖大学大学院博士後期課程修了。博士(安全保障)。2020年定年退官。著書に『国際政治の変容と新しい国際政治学』(共著・志學社)、『2021年パワーポリティクスの時代』(共著・創成社)、『インテリジェンス用語事典』(共著・並木書房)

<アメリカのインテリジェンスの失敗についての事例研究からその失敗の原因と問題点を導き出し、アメリカの情報機関がいかにしてその問題点を克服してきたかを明らかに>する内容となります。
<この問題点の把握と解決によりわが国のインテリジェンスの発展に少しでも寄与できるのではないかとも思っています。>

水雷艇「友鶴」転覆事件―その遭難から入渠まで―(著:森永孝昭(ドックマスター・日本船渠長協会会員))

2022/2~2022/3 火曜日 2000配信

森永孝昭(もりなが・たかあき)
1949年2月26日、佐世保にて誕生
1972年、長崎大学水産学部卒業
1972年、神戸、広海汽船 航海士
1982年、甲種船長免状(現:1級海技士)受有
1983年、佐世保重工株式会社 ドックマスター
2009年、定年、常勤嘱託ドックマスター
2020年、非常勤嘱託ドックマスター 現在に至る
実績:233隻の新造船試運転船長。延べ約6300隻の操船(自衛艦、米艦、貨物船、タンカー、コンテナ船、客船、特殊船など)
現在:一般財団法人 日本船渠長協会会員
過去の外部委嘱:西部海難防止協会専門委員、佐世保水先人会監事

武器になる「状況判断力」(著:上田篤盛(インテリジェンス研究家))

2021/7~2021/12 火曜日 2000配信

上田篤盛(うえだ・あつもり)
1960年広島県生まれ。元防衛省情報分析官。防衛大学校(国際関係論)卒業後、1984年に陸上自衛隊に入隊。87年に陸上自衛隊調査学校の語学課程に入校以降、情報関係職に従事。93年から96年にかけて在バングラデシュ日本国大使館において警備官として勤務し、危機管理、邦人安全対策などを担当。帰国後、調査学校教官をへて戦略情報課程および総合情報課程を履修。その後、防衛省情報分析官および陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年定年退官。著書に『中国軍事用語事典(共著)』(蒼蒼社)、『中国の軍事力 2020年の将来予測(共著)』(蒼蒼社)、『戦略的インテリジェンス入門―分析手法の手引き』『中国が仕掛けるインテリジェンス戦争』『中国戦略“悪”の教科書―「兵法三十六計」で読み解く対日工作』『情報戦と女性スパイ』『武器になる情報分析力』『情報分析官が見た陸軍中野学校』(いずれも並木書房)、『未来予測入門』(講談社)。

サムライ先生、日本語を教える(著:山下知緒(研武塾代表))

2020/11~2021/5 水曜日 2000配信

山下知緒(やましたともお)
1971年9月9日生まれ。2018年4月以降、日本語学校教師を務める。民弥流居合術、駒川改心流剣術をはじめ、小太刀、十手、棒、柔術などを学ぶ。現在は手裏剣術を表芸とする武術道場「研武塾」を主宰。手裏剣製作の勉強会「武具学会」を併設して、多面的な武術研究に取り組んでいる。妻のコミックエッセイ『ある日突然ダンナが手裏剣マニアになった。』<リーダーズノート>に描かれた私生活をNHKドキュメント番組「熱中人」が密着取材して2012年1月に放映。2012年11月、DVD「山下知緒 手裏剣道 験流手裏剣術入門」<クエスト>を刊行。2014年4月、『古式伝験流手裏剣術』<並木書房>を上梓。2021年7月、『サムライ先生、日本語を教える―あなたの知らない日本語学校―』<並木書房>を刊行。

≪研武塾道場≫手裏剣術をはじめ、居合術や古流剣術等を稽古する武術道場。稽古日は毎週土曜日の午後4時から午後6時。月謝6千円。道場所在地は西武池袋線「東久留米駅」から徒歩2分。
道場の詳細や問い合わせは、
古式伝験流手裏剣術 http://kenryu-shuriken.jimdo.com/

[短期5回連載]情報分析官が見た陸軍中野学校(著:上田篤盛(インテリジェンス研究家))

2021/3~2021/4 火曜日 2000配信

上田篤盛(うえだ・あつもり)
1960年広島県生まれ。元防衛省情報分析官。防衛大学校(国際関係論)卒業後、1984年に陸上自衛隊に入隊。87年に陸上自衛隊調査学校の語学課程に入校以降、情報関係職に従事。92年から95年にかけて在バングラデシュ日本国大使館において警備官として勤務し、危機管理、邦人安全対策などを担当。帰国後、調査学校教官をへて戦略情報課程および総合情報課程を履修。その後、防衛省情報分析官および陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年定年退官。著書に『中国軍事用語事典(共著)』(蒼蒼社)、『中国の軍事力 2020年の将来予測(共著)』(蒼蒼社)、『戦略的インテリジェンス入門―分析手法の手引き』『中国が仕掛けるインテリジェンス戦争』『中国戦略“悪”の教科書―「兵法三十六計」で読み解く対日工作』『情報戦と女性スパイ』『武器になる情報分析力』(いずれも並木書房)、『未来予測入門』(講談社)。『情報分析官が見た陸軍中野学校』(並木書房)。

熱砂の自衛隊イラク派遣90日(著:藤井岳(フリーランスフォトグラファー))

2020/7~2021/4 金曜日 0800配信

藤井岳(ふじい・がく)ペンネーム
1979年岩手県一関市生まれ。1996年自衛隊生徒として陸上自衛隊入隊。少年工科学校へ入校。卒業後機甲生徒課程を経て第9戦車大隊(岩手)で戦車乗員として勤務。2004年第3次イラク復興支援群に参加、イラク・サマワにて任務に就く。2005年富士学校(富士)に転属。機甲科部で助教として戦車教育に従事。2008年退職。フリーランスフォトグラファーとして活動を開始。自衛隊航空部隊の撮影、取材に取り組む。2015年から「PANZER」誌で執筆開始。その後「丸」「JGROUNDEX」「JWings」などで写真や戦車に関する記事を発表。現在に至る。

ハイブリッド戦争の時代(著:志田淳二郎(国際政治学者))

2020/8~2021/3 火曜日 2000配信

志田淳二郎(しだ・じゅんじろう)
国際政治学者。中央ヨーロッパ大学(ハンガリー・ブダペスト)政治学部修士課程修了、M.A. inPolitical Science with Merit、中央大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(政治学)。中央大学法学部助教、笹川平和財団米国(ワシントンD.C.)客員準研究員等を経て、現在、東京福祉大学留学生教育センター特任講師、拓殖大学大学院国際協力学研究科非常勤講師。主著に『米国の冷戦終結外交―ジョージ・H・W・ブッシュ政権とドイツ統一』(有信堂、2020年)。研究論文に「クリミア併合後の『ハイブリッド戦争』の展開―モンテネグロ、マケドニア、ハンガリーの諸事例を手がかりに」『国際安全保障』第47巻、第4号(2020年3月)21-35頁。「アメリカのウクライナ政策史―底流する『ロシア要因』」『海外事情』第67巻、第1号(2019年1月)144-158頁ほか多数。

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<「ハイブリッド戦争」というと、「ハイブリッド」(=複合、混合)という言葉があることから、なにか色々な要素が組み合わさった戦争なのかなと一般的にイメージされることが、よくあります。この言葉が有名になったのは、ロシアがウクライナからクリミア半島を奪取し、ロシアに併合した2014年のクリミア危機です。クリミア半島を併合するときに、ロシアは記章をつけていない武装集団(little green men)や現地の親露派勢力などの非国家主体を動員し、政治的・経済的圧力、さらにはサイバー攻撃も織り交ぜながら、作戦を遂行しました。まさに「ハイブリッド」な作戦でした。  それ以降、「ハイブリッド戦争」という言葉がにわかに登場し、日本でも次第に語られはじめるのですが、「色々な要素が組み合わさった戦争は、古代、中世からすでに存在していたから新しいものではない」「こうした作戦はロシアの伝統芸だ」「孫子の兵法にも似たようなことが書いてある」といった声も少なからず聞こえてきます。こうした主張はどれほどまで適切なのでしょうか? 「ハイブリッド戦争」を研究してきた国際政治学者として、「ハイブリッド戦争」とは何なのか、それは私たちの生きる時代にどのような影響を与えているものなのか、について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。>

< 実は、日本のみならず、軍事と非軍事の境界を意図的に曖昧にした現状変更の手法としての「ハイブリッド戦争」は、とりわけヨーロッパ各地ですでに発生しています。2014年のウクライナ危機以降、当初はロシアが、そして近年は中国が「ハイブリッド脅威」を及ぼす主体として認知されつつあります。そのことを皆さんはご存知でしょうか。  私たちは、まさに今、「ハイブリッド戦争の時代」を生きているのであり、この新たな国際安全保障問題についてしっかりと理解しなくてはなりません。>

< 本メルマガでは、欧米を中心に蓄積の進む「ハイブリッド戦争」についての理論研究から、実際に起きている事例を数多く紹介し、「ハイブリッド戦争」についての理解を深めていくことを目的としています。 (中略) 「ハイブリッド戦争」に対抗するためには、何よりも社会全体が強くならなければいけません。そうであるなら、「ハイブリッド戦争」について、国民一人一人がしっかりと理解することそれ自体が、「ハイブリッド戦争」に対する社会の「レジリエンス抑止」の能力を高めることに直接つながることになると、私は確信しています。>
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我が国の歴史を振り返る (著:宗像久男(元陸将))

2018/8~2020/11 毎週木曜日 0800配信

宗像久男(むなかた ひさお)
1951年、福島県生まれ。1974年、防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。1978年、米国コロラド大学航空宇宙工学修士課程卒。陸上自衛隊の第8高射特科群長、北部方面総監部幕僚副長、第1高射特科団長、陸上幕僚監部防衛部長、第6師団長、陸上幕僚副長、東北方面総監等を経て2009年、陸上自衛隊を退職(陸将)。2018年4月より至誠館大学非常勤講師。『正論』などに投稿多数。

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戦略航空偵察(著:西山邦夫(元空将補))

2020/2~2020/10 毎週月曜日 2000配信

西山邦夫(にしやま・くにお)
1936年生まれ。防衛大学校卒(4期・空)。情報関係略歴:航空幕僚監部調査2課収集1班長、航空総隊司令部情報課長、陸幕調査別室主任調整官、航空自衛隊幹部学校主任教官。著書に『肥大化する中国軍(空軍部分を執筆)』(晃洋書房、2012年)、『中国をめぐる安全保障(空軍部分を執筆)』(ミネルバ書房、2007年)。研究論文に『中国空軍の戦力構成とドクトリン』『中国空軍のSu-30MKKとインド空軍のSu-30MKI』『韓国空軍の増強と近代化』『中露合同軍事演習』『中国の主要航空兵器の装備化実績と将来予測』『中国空軍の戦力とドクトリン』『チベットにおける中国の軍事態勢整備』など多数。

防衛予算から読み解く日本の防衛力(著:市川文一(元陸将補))

2019/8~2020/7 毎週水曜日 2000配信

市川文一(いちかわ・ふみかず)
1961年生まれ。長野県出身。防衛大学校27期生。1983年、陸上自衛隊に入隊。2002年に1等陸佐に昇任後、第13後方支援隊長、統合幕僚監部人事室長、装備施設本部武器課長、陸上幕僚監部武器・化学課長、東北方面後方支援隊長、愛知地方協力本部長として勤務、2015年陸将補に昇任後、陸上自衛隊武器学校長の勤務を最後に2017年8月に退官。退官後の9月にはYouTube「桜林美佐の国防ニュース最前線」に出演。著書に『猫でもわかる防衛論』(大陽出版)『不思議で面白い陸戦兵器』(並木書房)がある。

【海軍式】戦う司令部の作り方(著:堂下哲郎(元海将))

2020/3~2020/4 毎週金曜日 0800配信

堂下哲郎(どうした てつろう)
1982年防衛大学校卒業。米ジョージタウン大学公共政策論修士、防衛研究所一般課程修了。海上勤務として、護衛艦はるゆき艦長、第8護衛隊司令、護衛艦隊司令部幕僚長、第3護衛隊群司令等。陸上勤務として、内閣官房内閣危機管理室(初代自衛官)、米中央軍司令部先任連絡官(初代)、統幕防衛課長(初代)、幹部候補生学校長、防衛監察本部監察官、自衛艦隊司令部幕僚長、舞鶴地方総監、横須賀地方総監等を経て2016年退官(海将)。著書に『作戦司令部の意思決定ー米軍「統合ドクトリン」で勝利するー』『海軍式 戦う司令部の作り方』(並木書房)がある。

短期連載 米国とイランはなぜ戦うのか?(著:菅原出(国際政治アナリスト・危機管理コンサルタント))

2020/2~2020/3 毎週火曜日 0800配信

菅原 出(すがわら・いずる)
1969年生まれ、東京都出身。中央大学法学部政治学科卒業後、オランダ・アムステルダム大学に留学、国際関係学修士課程卒。東京財団リサーチフェロー、英危機管理会社役員などを経て現職。合同会社グローバルリスク・アドバイザリー代表、NPO法人「海外安全・危機管理の会(OSCMA)」代表理事も務める。著書に『外注される戦争』(草思社)、『戦争詐欺師』(講談社)、『秘密戦争の司令官オバマ』(並木書房)、『「イスラム国」と「恐怖の輸出」』(講談社現代新書)などがある。

短期4回連載・日露戦争陸海戦史概説(著:長南政義(戦史研究家))

2019/11~2019/12 毎週金曜日 0800配信

長南政義(ちょうなん・まさよし)
宮城県生まれ。國學院大學法学研究科博士課程前期(法学修士)及び拓殖大学大学院国際協力学研究科安全保障学専攻(安全保障学修士)修了。國學院大學法学研究科博士課程後期単位取得退学。論文に「史料紹介 松川敏胤の手帳・年譜―満洲軍参謀松川敏胤が語った日露戦争「日露戦争ノ勝敗ヲ逆睹シタルヤ」―」『國學院法研論叢』第36号(國學院大學大学院法学研究会、2008年)、「史料紹介 陸軍大将松川敏胤の手帳および日誌―日露戦争前夜の参謀本部と大正期の日本陸軍―」『國學院法政論叢』第30輯(國學院大學大学院、2009年)、「陸軍大将松川敏胤伝 第一部 ―補論 黒溝台会戦と松川敏胤~満洲軍総司令部の不覚~」『國學院法研論叢』第38号(2011年)など多数。著書に『坂の上の雲5つの疑問』(並木書房、2011年、共著)、伊藤隆・季武嘉也編『近現代日本人物史料情報辞典』3巻・4巻(吉川弘文館、2007年、2011年、共著)、『復刻版 日清戦況写真』(国書刊行会、2013年、解説)、『日露戦争第三軍関係史料集 大庭二郎日記・井上幾太郎日記で見る旅順・奉天戦』(国書刊行会、2014年、編集)、『新史料による日露戦争陸戦史 覆される通説』(並木書房、2015年)、『児玉源太郎』(作品社、2019年)がある。

わが国の情報史(著:上田篤盛(インテリジェンス研究家))

2018/1~2019/12 毎週火曜日 2000配信

上田篤盛(うえだ・あつもり)
1960年広島県生まれ。元防衛省情報分析官。防衛大学校(国際関係論)卒業後、1984年に陸上自衛隊に入隊。87年に陸上自衛隊調査学校の語学課程に入校以降、情報関係職に従事。92年から95年にかけて在バングラデシュ日本国大使館において警備官として勤務し、危機管理、邦人安全対策などを担当。帰国後、調査学校教官をへて戦略情報課程および総合情報課程を履修。その後、防衛省情報分析官および陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年定年退官。現在、軍事アナリストとしてメルマガ「軍事情報」に連載中。著書に『中国軍事用語事典(共著)』(蒼蒼社、2006年11月)、『中国の軍事力 2020年の将来予測(共著)』(蒼蒼社、2008年9月)、『戦略的インテリジェンス入門―分析手法の手引き』(並木書房、2016年1月)、『中国が仕掛けるインテリジェンス戦争―国家戦略に基づく分析』(並木書房、2016年4月)、『中国戦略“悪”の教科書―兵法三十六計で読み解く対日工作』(並木書房、2016年10月)、『情報戦と女性スパイ─インテリジェンス秘史』(並木書房、2018年4月)、『武器になる情報分析力─インテリジェンス実践マニュアル』(並木書房、2019年6月)、『未来予測入門 元防衛省情報分析官が編み出した技法』(講談社現代新書、2019年10月)など。ブログ:「インテリジェンスの匠」http://Atsumori.shop

意外と知られていない面白兵器技術(著:市川文一(元陸将補))

2018/2~2019/3 毎週水曜日 2000配信

市川文一(いちかわ・ふみかず)
1961年生まれ。長野県出身。防衛大学校27期生。1983年、陸上自衛隊に入隊。2002年に1等陸佐に昇任後、第13後方支援隊長、統合幕僚監部人事室長、装備施設本部武器課長、陸上幕僚監部武器・化学課長、東北方面後方支援隊長、愛知地方協力本部長として勤務、2015年陸将補に昇任後、陸上自衛隊武器学校長の勤務を最後に2017年8月に退官。退官後の9月にはYouTube「桜林美佐の国防ニュース最前線」に出演。著書に『猫でもわかる防衛論』(大陽出版)『不思議で面白い陸戦兵器』(並木書房)がある。

戦う組織のリーダーシップ(著:堂下哲郎(元海将))

2018/8~2019/1 毎週月曜日 2000配信

堂下哲郎(どうした てつろう)
1982年防衛大学校卒業。米ジョージタウン大学公共政策論修士、防衛研究所一般課程修了。海上勤務として、護衛艦はるゆき艦長、第8護衛隊司令、護衛艦隊司令部幕僚長、第3護衛隊群司令等。陸上勤務として、内閣官房内閣危機管理室(初代自衛官)、米中央軍司令部先任連絡官(初代)、統幕防衛課長(初代)、幹部候補生学校長、防衛監察本部監察官、自衛艦隊司令部幕僚長、舞鶴地方総監、横須賀地方総監等を経て2016年退官(海将)。著書に『作戦司令部の意思決定ー米軍「統合ドクトリン」で勝利するー』『海軍式 戦う司令部の作り方』(並木書房)がある。

戦う組織の意思決定入門(著:堂下哲郎(元海将))

2017/10~2018/3 毎週月曜日 2000配信

堂下哲郎(どうした てつろう)
1982年防衛大学校卒業。米ジョージタウン大学公共政策論修士、防衛研究所一般課程修了。海上勤務として、護衛艦はるゆき艦長、第8護衛隊司令、護衛艦隊司令部幕僚長、第3護衛隊群司令等。陸上勤務として、内閣官房内閣危機管理室(初代自衛官)、米中央軍司令部先任連絡官(初代)、統幕防衛課長(初代)、幹部候補生学校長、防衛監察本部監察官、自衛艦隊司令部幕僚長、舞鶴地方総監、横須賀地方総監等を経て2016年退官(海将)。著書に『作戦司令部の意思決定ー米軍「統合ドクトリン」で勝利するー』『海軍式 戦う司令部の作り方』(並木書房)がある。

驚くほどよくわかる防衛論(著:市川文一(元陸将補))

2017/10~2018/1 毎週水曜日 2000配信

市川文一(いちかわ・ふみかず)
1961年生まれ。長野県出身。防衛大学校27期生。1983年、陸上自衛隊に入隊。2002年に1等陸佐に昇任後、第13後方支援隊長、統合幕僚監部人事室長、装備施設本部武器課長、陸上幕僚監部武器・化学課長、東北方面後方支援隊長、愛知地方協力本部長として勤務、2015年陸将補に昇任後、陸上自衛隊武器学校長の勤務を最後に2017年8月に退官。退官後の9月にはYouTube「桜林美佐の国防ニュース最前線」に出演。著書に『猫でもわかる防衛論』(大陽出版)『不思議で面白い陸戦兵器』(並木書房)がある。

情報史と女性(著:上田篤盛(インテリジェンス研究家))

2016/11~2017/9 毎週火曜日 2000配信

上田篤盛(うえだ・あつもり)
1960年広島県生まれ。元防衛省情報分析官。防衛大学校(国際関係論)卒業後、1984年に陸上自衛隊に入隊。87年に陸上自衛隊調査学校の語学課程に入校以降、情報関係職に従事。92年から95年にかけて在バングラデシュ日本国大使館において警備官として勤務し、危機管理、邦人安全対策などを担当。帰国後、調査学校教官をへて戦略情報課程および総合情報課程を履修。その後、防衛省情報分析官および陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年定年退官。現在、軍事アナリストとしてメルマガ「軍事情報」に連載中。著書に『中国軍事用語事典(共著)』(蒼蒼社、2006年11月)、『中国の軍事力 2020年の将来予測(共著)』(蒼蒼社、2008年9月)、『戦略的インテリジェンス入門―分析手法の手引き』(並木書房、2016年1月)、『中国が仕掛けるインテリジェンス戦争―国家戦略に基づく分析』(並木書房、2016年4月)、『中国戦略“悪”の教科書―兵法三十六計で読み解く対日工作』(並木書房、2016年10月)、『情報戦と女性スパイ─インテリジェンス秘史』(並木書房、2018年4月)、『武器になる情報分析力─インテリジェンス実践マニュアル』(並木書房、2019年6月)、『未来予測入門 元防衛省情報分析官が編み出した技法』(講談社現代新書、2019年10月)など。
ブログ:「インテリジェンスの匠」http://Atsumori.shop

【短期連載】北朝鮮危機!米空母の動きを読む(著:堂下哲郎(元海将))

2017/8~2017/9 毎週月曜日 2000配信

堂下哲郎(どうした てつろう)
1982年防衛大学校卒業。米ジョージタウン大学公共政策論修士、防衛研究所一般課程修了。海上勤務として、護衛艦はるゆき艦長、第8護衛隊司令、護衛艦隊司令部幕僚長、第3護衛隊群司令等。陸上勤務として、内閣官房内閣危機管理室(初代自衛官)、米中央軍司令部先任連絡官(初代)、統幕防衛課長(初代)、幹部候補生学校長、防衛監察本部監察官、自衛艦隊司令部幕僚長、舞鶴地方総監、横須賀地方総監等を経て2016年退官(海将)。著書に『作戦司令部の意思決定ー米軍「統合ドクトリン」で勝利するー』『海軍式 戦う司令部の作り方』(並木書房)がある。

マーケット・ガーデン作戦とインテリジェンス(著:長南政義(戦史研究家))

2014/12~2017/1 隔週金曜日 0800配信

長南政義(ちょうなん・まさよし)
宮城県生まれ。國學院大學法学研究科博士課程前期(法学修士)及び拓殖大学大学院国際協力学研究科安全保障学専攻(安全保障学修士)修了。國學院大學法学研究科博士課程後期単位取得退学。論文に「史料紹介 松川敏胤の手帳・年譜―満洲軍参謀松川敏胤が語った日露戦争「日露戦争ノ勝敗ヲ逆睹シタルヤ」―」『國學院法研論叢』第36号(國學院大學大学院法学研究会、2008年)、「史料紹介 陸軍大将松川敏胤の手帳および日誌―日露戦争前夜の参謀本部と大正期の日本陸軍―」『國學院法政論叢』第30輯(國學院大學大学院、2009年)、「陸軍大将松川敏胤伝 第一部 ―補論 黒溝台会戦と松川敏胤~満洲軍総司令部の不覚~」『國學院法研論叢』第38号(2011年)など多数。著書に『坂の上の雲5つの疑問』(並木書房、2011年、共著)、伊藤隆・季武嘉也編『近現代日本人物史料情報辞典』3巻・4巻(吉川弘文館、2007年、2011年、共著)、『復刻版 日清戦況写真』(国書刊行会、2013年、解説)、『日露戦争第三軍関係史料集 大庭二郎日記・井上幾太郎日記で見る旅順・奉天戦』(国書刊行会、2014年、編集)、『新史料による日露戦争陸戦史 覆される通説』(並木書房、2015年)、『児玉源太郎』(作品社、2019年)がある。

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兵法三十六計(著:上田篤盛(インテリジェンス研究家))

2015/11~2016/8 毎週火曜日 2000配信

上田篤盛(うえだ・あつもり)
1960年広島県生まれ。元防衛省情報分析官。防衛大学校(国際関係論)卒業後、1984年に陸上自衛隊に入隊。87年に陸上自衛隊調査学校の語学課程に入校以降、情報関係職に従事。92年から95年にかけて在バングラデシュ日本国大使館において警備官として勤務し、危機管理、邦人安全対策などを担当。帰国後、調査学校教官をへて戦略情報課程および総合情報課程を履修。その後、防衛省情報分析官および陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年定年退官。現在、軍事アナリストとしてメルマガ「軍事情報」に連載中。著書に『中国軍事用語事典(共著)』(蒼蒼社、2006年11月)、『中国の軍事力 2020年の将来予測(共著)』(蒼蒼社、2008年9月)、『戦略的インテリジェンス入門―分析手法の手引き』(並木書房、2016年1月)、『中国が仕掛けるインテリジェンス戦争―国家戦略に基づく分析』(並木書房、2016年4月)、『中国戦略“悪”の教科書―兵法三十六計で読み解く対日工作』(並木書房、2016年10月)、『情報戦と女性スパイ─インテリジェンス秘史』(並木書房、2018年4月)、『武器になる情報分析力─インテリジェンス実践マニュアル』(並木書房、2019年6月)、『未来予測入門 元防衛省情報分析官が編み出した技法』(講談社現代新書、2019年10月)など。
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外人部隊の真実(著:合田洋樹)

2016/1~2016/3 毎週木曜日 2000配信

合田洋樹(ごうだ・ひろき)
1978年神奈川県生まれ。都内の高校卒業後18歳で渡仏。1997年フランス外人部隊に入隊。計17年半勤務し2014年11月除隊。最終階級は上級伍長。在隊中は主に第2外人落下傘連隊に在隊し、ジブチの第13外人准旅団にも計3年在隊。長い在隊期間中の約11年間を後方支援中隊にて事務員として勤め、そのうちの5年半を警務課で勤務。外人部隊を深く理解するうえでこの部署での経験が非常に役立つ。著書に『外人部隊125の真実』。ほかに第2外人落下傘連隊についての電子書籍版を執筆中。

《長期派遣歴》
1997年~1998年ジブチ、2009~02011年ジブチ
《短期派遣歴》
1999年ボスニア、2000年ガボン、2001年ジブチ、2002年ギアナ、2004年ジブチ、2006年ジブチ、2010年カタール、2011年ウガンダ

楠木正成の統率力(著:家村和幸(日本兵法研究会会長))

2014/6~2015/1 毎週金曜日 0800配信

家村和幸 (いえむら かずゆき)
1961年神奈川県生まれ。元陸上自衛官(二等陸佐)。昭和36年神奈川県生まれ。聖光学院高等学校卒業後、昭和55年、二等陸士で入隊、第10普通科連隊にて陸士長まで小銃手として奉職。昭和57年、防衛大学校に入学、国際関係論を専攻。卒業後は第72戦車連隊にて戦車小隊長、情報幹部、運用訓練幹部を拝命。その後、指揮幕僚課程、中部方面総監部兵站幕僚、戦車中隊長、陸上幕僚監部留学担当幕僚、第6偵察隊長、幹部学校選抜試験班長、同校戦術教官、研究本部教育訓練担当研究員を歴任し、平成22年10月退官。著書に『真実の日本戦史』『名将に学ぶ 世界の戦術』『真実の「日本戦史」戦国武将編』『闘戦経(とうせんきょう)─武士道精神の原点を読み解く─』『兵法の天才 楠木正成を読む (河陽兵庫之記・現代語訳) 』がある。

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トーチ作戦とインテリジェンス(著:長南政義(戦史研究家))

2013/2~2014/2 隔週金曜日 0800配信

長南政義(ちょうなん・まさよし)
宮城県生まれ。國學院大學法学研究科博士課程前期(法学修士)及び拓殖大学大学院国際協力学研究科安全保障学専攻(安全保障学修士)修了。國學院大學法学研究科博士課程後期単位取得退学。論文に「史料紹介 松川敏胤の手帳・年譜―満洲軍参謀松川敏胤が語った日露戦争「日露戦争ノ勝敗ヲ逆睹シタルヤ」―」『國學院法研論叢』第36号(國學院大學大学院法学研究会、2008年)、「史料紹介 陸軍大将松川敏胤の手帳および日誌―日露戦争前夜の参謀本部と大正期の日本陸軍―」『國學院法政論叢』第30輯(國學院大學大学院、2009年)、「陸軍大将松川敏胤伝 第一部 ―補論 黒溝台会戦と松川敏胤~満洲軍総司令部の不覚~」『國學院法研論叢』第38号(2011年)など多数。著書に『坂の上の雲5つの疑問』(並木書房、2011年、共著)、伊藤隆・季武嘉也編『近現代日本人物史料情報辞典』3巻・4巻(吉川弘文館、2007年、2011年、共著)、『復刻版 日清戦況写真』(国書刊行会、2013年、解説)、『日露戦争第三軍関係史料集 大庭二郎日記・井上幾太郎日記で見る旅順・奉天戦』(国書刊行会、2014年、編集)、『新史料による日露戦争陸戦史 覆される通説』(並木書房、2015年)、『児玉源太郎』(作品社、2019年)がある。

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武士道精神入門(著:家村和幸(日本兵法研究会会長))

2013/3~2013/8 毎週金曜日 0800配信

家村和幸 (いえむら かずゆき)
1961年神奈川県生まれ。元陸上自衛官(二等陸佐)。昭和36年神奈川県生まれ。聖光学院高等学校卒業後、昭和55年、二等陸士で入隊、第10普通科連隊にて陸士長まで小銃手として奉職。昭和57年、防衛大学校に入学、国際関係論を専攻。卒業後は第72戦車連隊にて戦車小隊長、情報幹部、運用訓練幹部を拝命。その後、指揮幕僚課程、中部方面総監部兵站幕僚、戦車中隊長、陸上幕僚監部留学担当幕僚、第6偵察隊長、幹部学校選抜試験班長、同校戦術教官、研究本部教育訓練担当研究員を歴任し、平成22年10月退官。著書に『真実の日本戦史』『名将に学ぶ 世界の戦術』『真実の「日本戦史」戦国武将編』『闘戦経(とうせんきょう)─武士道精神の原点を読み解く─』『兵法の天才 楠木正成を読む (河陽兵庫之記・現代語訳) 』がある。

フランス外人部隊・日本人衛生兵のアフガニスタン戦争(著:野田力)

2012/3~2013/4 毎週月曜日 2000配信

野田力(のだ りき)
1979年9月 近畿地方生まれ。
阪神大震災における自衛隊の活躍を描いた書籍を読み、陸上自衛官を志すも挫折。自分が立派な兵士になれることを証明するため渡仏し、外人部隊への入隊を果たす。

2005年3月 基本訓練ののち、希望していた第2外人パラシュート連隊に配属され、コルシカ島に駐屯。
2005年4月 パラシュート課程修了。
2005年5月 第3中隊(水路潜入専門)第3小隊配属。歩兵訓練修了。ミニミ軽機関銃射手を担当。
2005年10月 対戦車ミサイルERYX(エリックス)課程修了。同ミサイル射手を担当。
2005年12月 水路潜入課程レベル1修了。
2006年2月~6月 アフリカ・コートジボワールに派遣され、治安維持作戦に従事。
2006年12月 衛生兵課程修了。小隊の衛生兵となる。
2007年3月 水路潜入課程レベル2修了。
2007年4月 装甲車VAB(ヴァブ)免許取得。
2007年6月~10月 アフリカ・ジブチに派遣され、砂漠訓練等を受ける。
2008年2月 伍長昇進。
2008年9月~2009年1月 アフリカ・ガボンに派遣され、ジャングル訓練等を受ける。
2009年7月14日(フランス革命記念日) パリのシャンゼリゼ大通りの軍事パレードに参加。
2009年12月 上級伍長昇進。
2010年1月~7月 アフガニスタン派遣。国際治安支援部隊活動。
2011年4月 除隊。
2011年6月 帰国。2012年春から看護学校に入学。経験・特技を活かし、国際医療・災害医療の看護師を目指す。

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(著:長南政義(戦史研究家))

2012/2~2012/11 毎週木曜日 2000配信

長南政義(ちょうなん・まさよし)
宮城県生まれ。國學院大學法学研究科博士課程前期(法学修士)及び拓殖大学大学院国際協力学研究科安全保障学専攻(安全保障学修士)修了。國學院大學法学研究科博士課程後期単位取得退学。論文に「史料紹介 松川敏胤の手帳・年譜―満洲軍参謀松川敏胤が語った日露戦争「日露戦争ノ勝敗ヲ逆睹シタルヤ」―」『國學院法研論叢』第36号(國學院大學大学院法学研究会、2008年)、「史料紹介 陸軍大将松川敏胤の手帳および日誌―日露戦争前夜の参謀本部と大正期の日本陸軍―」『國學院法政論叢』第30輯(國學院大學大学院、2009年)、「陸軍大将松川敏胤伝 第一部 ―補論 黒溝台会戦と松川敏胤~満洲軍総司令部の不覚~」『國學院法研論叢』第38号(2011年)など多数。著書に『坂の上の雲5つの疑問』(並木書房、2011年、共著)、伊藤隆・季武嘉也編『近現代日本人物史料情報辞典』3巻・4巻(吉川弘文館、2007年、2011年、共著)、『復刻版 日清戦況写真』(国書刊行会、2013年、解説)、『日露戦争第三軍関係史料集 大庭二郎日記・井上幾太郎日記で見る旅順・奉天戦』(国書刊行会、2014年、編集)、『新史料による日露戦争陸戦史 覆される通説』(並木書房、2015年)、『児玉源太郎』(作品社、2019年)がある。

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本土決戦準備の真実ー日本陸軍はなぜ水際撃滅に帰結したのか(著:家村和幸(日本兵法研究会会長))

2012/4~2012/9 毎週金曜日 2100配信

家村和幸 (いえむら かずゆき)

1961年神奈川県生まれ。元陸上自衛官(二等陸佐)。昭和36年神奈川県生まれ。聖光学院高等学校卒業後、昭和55年、二等陸士で入隊、第10普通科連隊にて陸士長まで小銃手として奉職。昭和57年、防衛大学校に入学、国際関係論を専攻。卒業後は第72戦車連隊にて戦車小隊長、情報幹部、運用訓練幹部を拝命。その後、指揮幕僚課程、中部方面総監部兵站幕僚、戦車中隊長、陸上幕僚監部留学担当幕僚、第6偵察隊長、幹部学校選抜試験班長、同校戦術教官、研究本部教育訓練担当研究員を歴任し、平成22年10月退官。著書に『真実の日本戦史』『名将に学ぶ 世界の戦術』『真実の「日本戦史」戦国武将編』『闘戦経(とうせんきょう)─武士道精神の原点を読み解く─』『兵法の天才 楠木正成を読む (河陽兵庫之記・現代語訳) 』がある。

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数学者が見た 桂太郎 ―近代日本最大の功労者―(著:渡部由輝)

2012/1~2012/6 毎週金曜日 2000配信

渡部由輝(わたなべ よしき)
1941年、秋田県に生まれる。東京大学工学部卒。大学卒業後は学習塾、予備校で数学を教えるかたわら、数学関係の参考書・問題集・啓蒙書等の著述に従事。なかでも『数学は暗記科目である』<原書房>は、数学の問題はいかにして解かれるかを明らかにした名著として、数学関係者の間で評価が高い。他に『数学はやさしい』『偏差値別数学』『発想力できまる数学』(いずれも原書房>)、『崩壊する日本の数学』<桐書房>など、数学関係の著書多数。学生時代から<登山>と<戦史研究>を趣味とする。

マーケット・ガーデン作戦はなぜ失敗したのか?(著:長南政義(戦史研究家))

2012/1~2012/2 毎週木曜日 2000配信

長南政義(ちょうなん・まさよし)
宮城県生まれ。國學院大學法学研究科博士課程前期(法学修士)及び拓殖大学大学院国際協力学研究科安全保障学専攻(安全保障学修士)修了。國學院大學法学研究科博士課程後期単位取得退学。論文に「史料紹介 松川敏胤の手帳・年譜―満洲軍参謀松川敏胤が語った日露戦争「日露戦争ノ勝敗ヲ逆睹シタルヤ」―」『國學院法研論叢』第36号(國學院大學大学院法学研究会、2008年)、「史料紹介 陸軍大将松川敏胤の手帳および日誌―日露戦争前夜の参謀本部と大正期の日本陸軍―」『國學院法政論叢』第30輯(國學院大學大学院、2009年)、「陸軍大将松川敏胤伝 第一部 ―補論 黒溝台会戦と松川敏胤~満洲軍総司令部の不覚~」『國學院法研論叢』第38号(2011年)など多数。著書に『坂の上の雲5つの疑問』(並木書房、2011年、共著)、伊藤隆・季武嘉也編『近現代日本人物史料情報辞典』3巻・4巻(吉川弘文館、2007年、2011年、共著)、『復刻版 日清戦況写真』(国書刊行会、2013年、解説)、『日露戦争第三軍関係史料集 大庭二郎日記・井上幾太郎日記で見る旅順・奉天戦』(国書刊行会、2014年、編集)、『新史料による日露戦争陸戦史 覆される通説』(並木書房、2015年)、『児玉源太郎』(作品社、2019年)がある。

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坂の上の雲と史実日露戦争(著:長南政義(戦史研究家))

2011/12~2012/1 毎週木曜日 2000配信

長南政義(ちょうなん・まさよし)
宮城県生まれ。國學院大學法学研究科博士課程前期(法学修士)及び拓殖大学大学院国際協力学研究科安全保障学専攻(安全保障学修士)修了。國學院大學法学研究科博士課程後期単位取得退学。論文に「史料紹介 松川敏胤の手帳・年譜―満洲軍参謀松川敏胤が語った日露戦争「日露戦争ノ勝敗ヲ逆睹シタルヤ」―」『國學院法研論叢』第36号(國學院大學大学院法学研究会、2008年)、「史料紹介 陸軍大将松川敏胤の手帳および日誌―日露戦争前夜の参謀本部と大正期の日本陸軍―」『國學院法政論叢』第30輯(國學院大學大学院、2009年)、「陸軍大将松川敏胤伝 第一部 ―補論 黒溝台会戦と松川敏胤~満洲軍総司令部の不覚~」『國學院法研論叢』第38号(2011年)など多数。著書に『坂の上の雲5つの疑問』(並木書房、2011年、共著)、伊藤隆・季武嘉也編『近現代日本人物史料情報辞典』3巻・4巻(吉川弘文館、2007年、2011年、共著)、『復刻版 日清戦況写真』(国書刊行会、2013年、解説)、『日露戦争第三軍関係史料集 大庭二郎日記・井上幾太郎日記で見る旅順・奉天戦』(国書刊行会、2014年、編集)、『新史料による日露戦争陸戦史 覆される通説』(並木書房、2015年)、『児玉源太郎』(作品社、2019年)がある。

楠流兵法 ─孫子と闘戦経の実践─(著:家村和幸)

2011/11~2012/1

家村和幸 (いえむら かずゆき)

1961年神奈川県生まれ。元陸上自衛官(二等陸佐)。昭和36年神奈川県生まれ。聖光学院高等学校卒業後、昭和55年、二等陸士で入隊、第10普通科連隊にて陸士長まで小銃手として奉職。昭和57年、防衛大学校に入学、国際関係論を専攻。卒業後は第72戦車連隊にて戦車小隊長、情報幹部、運用訓練幹部を拝命。その後、指揮幕僚課程、中部方面総監部兵站幕僚、戦車中隊長、陸上幕僚監部留学担当幕僚、第6偵察隊長、幹部学校選抜試験班長、同校戦術教官、研究本部教育訓練担当研究員を歴任し、平成22年10月退官。著書に『真実の日本戦史』『名将に学ぶ 世界の戦術』『真実の「日本戦史」戦国武将編』『闘戦経(とうせんきょう)─武士道精神の原点を読み解く─』『兵法の天才 楠木正成を読む (河陽兵庫之記・現代語訳) 』がある。

戦う日本人の兵法 闘戦経(著:家村和幸(日本兵法研究会会長))

2011/8~2011/11 毎週金曜日 0800配信

家村和幸 (いえむら かずゆき)
1961年神奈川県生まれ。元陸上自衛官(二等陸佐)。昭和36年神奈川県生まれ。聖光学院高等学校卒業後、昭和55年、二等陸士で入隊、第10普通科連隊にて陸士長まで小銃手として奉職。昭和57年、防衛大学校に入学、国際関係論を専攻。卒業後は第72戦車連隊にて戦車小隊長、情報幹部、運用訓練幹部を拝命。その後、指揮幕僚課程、中部方面総監部兵站幕僚、戦車中隊長、陸上幕僚監部留学担当幕僚、第6偵察隊長、幹部学校選抜試験班長、同校戦術教官、研究本部教育訓練担当研究員を歴任し、平成22年10月退官。著書に『真実の日本戦史』『名将に学ぶ 世界の戦術』『真実の「日本戦史」戦国武将編』『闘戦経(とうせんきょう)─武士道精神の原点を読み解く─』『兵法の天才 楠木正成を読む (河陽兵庫之記・現代語訳) 』がある。

戦う日本人の兵法 闘戦経(メルマガ 全12回)

数学者の新戦争論(著:渡部由輝)

2011/1~2011/8 毎週金曜日 0800配信

渡部由輝(わたなべ よしき)
1941年、秋田県に生まれる。東京大学工学部卒。大学卒業後は学習塾、予備校で数学を教えるかたわら、数学関係の参考書・問題集・啓蒙書等の著述に従事。なかでも『数学は暗記科目である』<原書房>は、数学の問題はいかにして解かれるかを明らかにした名著として、数学関係者の間で評価が高い。他に『数学はやさしい』『偏差値別数学』『発想力できまる数学』(いずれも原書房>)、『崩壊する日本の数学』<桐書房>など、数学関係の著書多数。学生時代から<登山>と<戦史研究>を趣味とする。

数学者が見た二本松戦史(著:渡部由輝)

2010/9~2010/12 毎週金曜日 0800配信

渡部由輝(わたなべ よしき)
1941年、秋田県に生まれる。東京大学工学部卒。大学卒業後は学習塾、予備校で数学を教えるかたわら、数学関係の参考書・問題集・啓蒙書等の著述に従事。なかでも『数学は暗記科目である』<原書房>は、数学の問題はいかにして解かれるかを明らかにした名著として、数学関係者の間で評価が高い。他に『数学はやさしい』『偏差値別数学』『発想力できまる数学』(いずれも原書房>)、『崩壊する日本の数学』<桐書房>など、数学関係の著書多数。学生時代から<登山>と<戦史研究>を趣味とする。

Posted by okigunnji