杉田水脈 :『なぜ私は左翼と戦うのか』

こんにちは。エンリケです。
万葉集に
「武庫川の 水脈(みを)を早みと 赤駒の 足掻く(あがく)たぎちに 濡れにけるかも」
といううたがあります。
本著の著者、杉田水脈さんの名前「水脈」の由来です。
杉田さんを知らない人のために、
略歴を紹介します。
杉田水脈(すぎた・みを)
昭和42年4月22日兵庫県生まれ。
鳥取大学農学部卒。兵庫県西宮市役所勤務などを経て平成24年に
日本維新の会公認で衆院選に出馬し初当選。
その後次世代の党に参加、平成26年の落選後は、国際社会で日本
の汚名をそそぐための活動を展開中。
著書に『なでしこ復活』『みんなで学ぼう日本の軍閥』『「歴史
戦」はオンナの戦い』『慰安婦像を世界中に建てる日本人たち』
がある。
杉田さんを一躍有名にしたのは、平成26年2月3日の国会質疑です。
海外における従軍慰安婦記念碑設立により、海外の同胞が被害を受
けていることに関する国の責任を厳しく追及したもので、実に要点
がまとまっており、「河野洋平と朝日新聞の証人喚問」「NHKや民放
による偏向報道の是非」にも言及した、戦後日本の核心に迫る質疑
でした。
多くの国民に「これこそ本来の国会質疑」と感じさせるものだった
といえましょう。
議席を失っても公人がやるべき仕事を実践されているのが偉いとこ
ろで、ある意味、議席を失ってからの方が意味ある政治活動を実践
できている感すら受ける政治家です。
とくに注目すべきは、国連における反日活動にくさびを打ち込む活
動を行ってらっしゃる点です。外務省が先頭切ってやらねばならぬ
仕事を、国連人権委員会での発言などを通じ、これまでにない形で
効果的に実践していらっしゃいます。、
21世紀の日本を生み出す「新しい日本人」の一人といって差し支
えない人です。
議席があるから政治家なのではありません。
公人としての意識と覚悟を持ち、祖国のために尽くすことが政治家
の仕事。そう思わせてくれる方です。
せっかく議席を持っているのに、議席を守るためだけに政治活動を
している政治家(?)が多い中、杉田さんのような真の政治家がい
ることは、わが国にとって安心できる材料ですね。
この本は、そんな杉田さんの「戦後日本で蔓延する左翼思想」に対
する意見をまとめたものです。
今の左翼思想ウイルスは、LGBTとか人権、差別、平等、ブラッ
ク企業、いじめ・・・などなど多種多様な言葉に名を変えて、変わ
らず戦後日本で猛威を振るっています。
いわゆる慰安婦(実際は追軍売春婦)の件でも、論理や正論が退け
られ、ウイルスに汚染された空気に左右されている風潮が確認でき
ますね。
この本で杉田さんは、女性の立場から、細やかな視線でかつ断固と
した正論を主張されています。なぜ彼女が日本再生のキモとして
「父権の復権」を訴えるのか?が非常にわかりやすくつかめる本です。
この本には、
戦後日本の今の空気の中、口にするだけでも非常に勇気を要する
まっとうな言葉が詰まっています。だから新鮮で爽快感があります。
なかでも、市職員時代に体験された組合の実像を描いた内容には、
ショックを受ける方が相当いらっしゃるのではないでしょうか?
いかにして彼らが狡猾に活動資金を生み出しているかがわかります。
まっとうな公務員の方々にも、ぜひ読んでいただきたいですね。
杉田さんには今後も、手かせ足かせが多すぎる国会議員より、
自由に好きなように機動的に動ける立場で、より意義ある大きな仕事
をしていただきたいです。
野にいて今の活動をより広く展開するNGO的な組織を率いていた
だきたい、との思いをつよく持ちます。
杉田さんは、戦後日本を覆っている左翼思想という名の日本破壊ウ
イルスと戦っています。
沖縄の我那覇真子さん、チバレイさん、そして杉田さん・・・声を
あげ始めた愛国女子たちの裾野は幅広く、そのパワーはホンモノで
す。わが国の地殻変動はすでに始まっています。
今という時代を把握したい人なら必読でしょう。
おススメです。
杉田水脈
なぜ私は左翼と戦うのか
http://amzn.to/2p338yL
エンリケ