神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生(44)
人事1班では年に2回、夏冬の昇任・補職時期には「詰めきり作業」といい、部内電話のかからない環境にこもり、雑音を遮断し作業に専念した。予算があるときは安ホテルや旅館の部屋に詰めていたが、火箱がいた最後の頃は「そんな予算はない」と言われた ...
神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生(42)
入校中の1993(平成5)年1月、火箱は1等陸佐になった。このとき、九州に暮らす母親は体調が悪化し入院しており、意識も半ば朦朧としていた。もっと近くで面倒を見てやりたいという思いはあってもそれができなかったから、いい病院を必死に探しも ...
