対馬の3自衛隊(12)

対馬の陸海空自衛隊は連携がよく、2024年6月には陸・海・空自衛隊下士官交流が2日間に渡って行なわれました。海自の対馬防備隊司令は「海自は小規模部隊が分散配置されており自分たちだけではできないことがたくさんありますが、必要時に車両を貸 ...
対馬の3自衛隊(11)

対馬の陸海空自衛隊が所在しますが、対馬駐屯地には22名、対馬防備隊は本部に1名、海栗島分屯基地には9名の女性自衛官が勤務しています(2024年6月当時)。
対馬駐屯地司令は「ワークライフバランスに関する各種制度が充実してきたこ ...
対馬の3自衛隊(7)

先週の記事で、海上自衛隊対馬防備隊ならびに上対馬、下対馬警備所のセキュリティがいかに強固なものか、おわかりいただけたかと思います。
取材側としても、はるばる対馬まで訪れているのですから(さらに言えば陸海空同じ時期の取材の調整は ...
対馬の3自衛隊(6)

今週からは対馬の海上自衛隊の部隊をご紹介します。
連載の最初にお伝えしたとおり、対馬はその地理的位置から、古来より大陸および半島との交流の結節点であると同時に、その脅威にさらされる戦略的な用地でした。現在の対馬海峡も変わら ...
対馬の3自衛隊(2)

先週、対馬はガソリン代が高いと書きました。そして対馬で働く自衛官にガソリン代の補助があるわけではないともお伝えしました。
北海道の部隊の一軒家に住む隊員から、冬の光熱費は月に約6万かかると聞いたことがあります。寒冷地の住まいは ...
対馬の3自衛隊(1)

今週から、昨年取材に行った対馬の陸海空自衛隊についてご紹介します。
しょっぱなから少々本題とずれてしまい恐縮ですが、まずは個人的な話をさせてください。
自衛隊の取材をしている人なら、たいてい誰もが「いつかここはかならず ...
日本に足りないシステム&法整備(2)

冷戦中、防衛予算は、国会では「日本に対する目に見える脅威とはなんなのか?」と質問され、これに回答してもなかなか国民の支持を得ることが難しい問題でした。「日本人は水と安全はタダと思っている」と言われていましたから。
ところが19 ...
日本周辺国の軍事力状況(3)

韓国の軍事力についての続きです。
ただし韓国海軍の兵士の士気は高いです。といっても私がもっとも親しく付き合いがあったのは将官や佐官以上のクラスなので多少主観的になるかもしれませんが、彼らは非常に優秀でしっかりしていました。それ ...
日本周辺国の軍事力状況(2)

GDPが日本の約3分の1、150兆円程度しかないロシアにあれほどの発言力があるのは、腕力(武力)と武器を作る能力を交渉力として、今でも他国に圧力をかけられるからです。しかも自分たち独自のルールを平気で押し付けてきます。国連も関係ないと ...
GSOMIAの裏側と韓国人の米軍依存(4)

2018年12月20日、韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射。この行為は「絶対にやってはいけない」とされ、韓国海軍参謀総長も激怒。国防省は調査を拒否し、嘘の報告を行った。さらに、画像を加工してデータ改ざんまで行 ...