『情報戦、心理戦、そして認知戦──サイバーセキュリティを強化する』佐藤雅俊(自衛隊初代サイバー防衛隊長)・上田篤盛(元防衛省情報分析官)[共著]
▼いままさに読むべき心理戦・認知戦入門書
情報伝達媒体が、メディアからICT環境に移り、
マスから個人へと心理戦の対象も移行しています。
各個人が、端末経由で情報戦の標的になっており、
認知や心理を操作・誘導される危険にさらされる時
代に入っています。
現代の心理戦と言って差し支えない「認知戦」の現
在過去未来にフォーカスした異色の入門書である本
著は、情報史を中心に据え、専門用語・概念を分か
りやすく解説する作品です。
認知戦のリアルな姿だけでなく、その脅威にどのよ
うに立ち向かうべきかについても、貴重な示唆が詰
まった一冊です。
「解題」で廣瀬慶大教授も指摘されているとおり、
本著が伝えるのはインテリジェンス分野の専門知識
にとどまるものではありません。そこを歩いている
一般国民の安保意識に一石を投じるところまで響く、
ヒリヒリするほど深刻で重要で刺激的な内容が詰ま
っている。それがこの本なのです。
『情報戦、心理戦、そして認知戦──サイバーセキ
ュリティを強化する』佐藤雅俊(自衛隊初代サイバ
ー防衛隊長)・上田篤盛(元防衛省情報分析官)
[共著]
四六判400ページ
発行日:2023年12月12日
定価:2200円+税
発行:並木書房
https://amzn.to/3RdRpcH
こんにちは、エンリケです。
インターネットの波に揺れる中、「認知戦」と呼ば
れる闘いが、今や私たちの周りに深刻な影響を与え
ています。
ソーシャルメディアの隆盛により、個々の思考や信
念を掌握し、まるでオーダーメイドのように仕立てた
「カスタマイズされた情報」を特定の対象に届け、
その認知や心理に微妙な影響を与えることが可能に
なりました。
これまでの戦いとは異なる、新たな心理戦とも言え
るものです。この本は、歴史の中で展開された主要
な戦争を、情報戦、心理戦、そして認知戦の視点か
ら読み解くものです。そして、現代技術の進歩と共
に情報がどのように紡がれ、戦いがどのように進化
しているかを探求する、見逃せない視点を持つ本で
す。
「心の奥底でさえ分からないことはある」といっ
た人もいましたが、情報の裏側には誰もが気づかな
い出来事があり、それが世界を揺り動かしています。
歴史のページを綴る中で、私たちは過去から学び、
現在を見つめ、未来への道を切り拓きます。技術の
進歩は素晴らしいですが、その先に進むに当たって
は慎重な足跡が必要です。
本著は、「認知戦」を解き明かし、「認知戦」にど
う立ち向かうべきかを見つけ出します。
音楽のように心に響く旋律で、歴史の奥深さと未来
への課題に向き合います。
著者はこの方々です。
佐藤雅俊(さとう・まさとし)
株式会社ラック・ナショナルセキュリティ研究所長。
CISA(公認情報システム監査人)。1984年防衛大学
校卒。航空自衛隊第3高射隊長、第23警戒管制群司
令、システム管理群司令、2014年に新編された自衛
隊指揮通信システム隊サイバー防衛隊長(初代)を
経て2017年に退官。同年株式会社ラック入社、ナシ
ョナルセキュリティに関する調査・研究に従事し、
国家が主体となるサイバー攻撃等について研究成果
をもとに解説。ナショナルセキュリティに関する意
識啓発の講演多数。
上田篤盛(うえだ・あつもり)
株式会社ラック・ナショナルセキュリティ研究所シ
ニアコンサルタント。1960年広島県生まれ。84年防
衛大学校卒。87年陸上自衛隊調査学校の語学課程に
入校以降、情報関係職種に従事。防衛省情報分析官
および陸上自衛隊情報教官などとして勤務。2015年
定年退官。著書に『戦略的インテリジェンス入門』
『中国が仕掛けるインテリジェンス戦争』『武器に
なる情報分析力』『武器になる状況判断力』『情報
分析官が見た陸軍中野学校』(並木書房)、『未来
予測入門』(講談社)、『超一流諜報員の頭の回転
が早くなるダークスキル』(ワニブックス)他。
上田さんについては、弊メルマガ読者のあなたなら
もうおなじみですね。これまで何度も連載を提供く
ださっているインテリジェンスのプロ中のプロです。
なお、高名な研究者の廣瀬・慶大教授が、解題「認知
戦─日本にも迫り来る脅威」を本著に寄せられています。
この解題も読みどころです。教授の言葉は、本著の
帯にも取り上げられています。
———————————————
廣瀬 陽子(慶應義塾大学総合政策学部教授)……認
知戦の影響力は極めて大きく、気づかないうちに洗
脳されていることも少なくない。実は誰でも書き込
みができる日本のインターネットのコメント欄には
AI翻訳などを用いて、ロシア人などが書き込んで
いる例も散見されるという。そして、幸か不幸か、
AI技術の発展は、翻訳機能も顕著に向上させ、か
なり自然な日本語訳を可能にしているようだ。何気
なく読んでいる他人のコメントに、実は深刻なプロ
パガンダが含まれている可能性も否めない。我々は、
常に認知戦の攻撃にさらされていると考えるべきで
あるし、それは国民一人ひとりがしっかりと認識し、
備える必要があることを意味する。本書は、認知戦
の実態、恐ろしさだけでなく、どのように対応して
いけばよいかについても重要な示唆を与えてくれる。
(「解題」より)
———————————————-
いかがでしょうか?
たとえば「偽情報により相手の認知(認識)を誤っ
た方向に導き、判断を誤らせる戦い」「ソーシャル
メディアによる情報操作や偽情報など」のことを一
般的に「認知戦」と呼びます。
いま現在も、この手法を使って国際世論を味方につ
けようとしたり、敵の社会分断を図ったりする動き
が世界各地で見られます。
ただ「認知戦」については現時点で世界の共通定義
が存在せず、研究は今始まったばかりということで
す。
いっぽうで、「認知戦」の本質は、「相手の心に影
響を与えて支配する」ことにあるのだから、古来か
ら存在する「心理戦」と何が違うのか?という素朴
な疑問がつきまといます。
この点がこれまで正直よくわかりませんでしたが、
本著を読むことでようやく解決しました。
「はじめに」で共著者の上田さんは、注目すべき一
文を記されています。
————————-
はじめに(一部)
今日、「心理戦」ではなく「認知戦」と呼称する
のはなぜだろうか? それは目覚ましいICT技術
の革新によって、人間の心理や認知へ働きかける手
法が多様化し、影響度の質が変化し、量が増大して
いるからである。
たとえば、ICT環境が未熟な時代の心理戦では、
主にメディアを使ったプロパガンダを通じて広範な
人々の心を誘導しようとした。しかし、現代ではS
NSなどソーシャルメディアの発展により、個人の
思考や信念などを把握し、「カスタマイズされた情
報」を特定の対象に意図的に配信し、その認知や心
理を誘導することが可能になった。ここで心理戦と
認知戦の一つの境界が存在することになったのであ
る。
今後、高度な科学技術、とくにAIがイノベーシ
ョンを牽引し、将来の戦争の特性も変容していくこ
とは間違いない。中国軍の専門家はすでに「智能化
戦争」、「制脳戦(人間の脳をコントロールする戦
い)」という言葉を提唱している。遠くない未来で
は、局部・局所において人間の心理・認知の領域を
超えたAI戦争が出現することになるだろう。この
ため、歴史と現代の状況に加えて技術革新をもとに
した創造的な視点が不可欠である。(中略)
折しも、本書を書き終えた時にイスラム組織ハマ
スがイスラエルに大規模な奇襲攻撃を行なった。世
界最高と評価されるイスラエル情報機関はハマスの
侵攻を予測できなかった。これは、一九七三年の第
四次中東戦争以来のインテリジェンスの失敗である
とされている。
失敗の要因はいくつか列挙されるが、心理戦およ
び認知戦の観点から言えば、ハマスが「我々はテロ
組織ではなく、民意で選ばれた正当な勢力である」
との巧みなプロパガンダを行ない、大規模な作戦を
準備する一方、「イスラエルとの対立を望まない」
という印象操作を行なったとされる。このことがイ
スラエルを慢心させ、奇襲を成立させた要因である
とも指摘できよう。
また、中東諸国のみならず、わが国でもテロ攻撃
を行なった側のハマスに対する批判が高まらず、自
衛権を持つイスラエルに対し抑制的な反応を促す世
論の風潮もみられる。これは、ウクライナ戦争とは
様相を異にする現象であるが、その根底にはメディ
アや中東専門家の影響を受けた「パレスチナ善、イ
スラエル悪」あるいは「パレスチナ弱者、イスラエ
ル強者」という単純化された世論が背景にあるので
はないだろうか。
————————–
と書かれています。
これを読めば、いまなぜ聞き馴染みのない「認知戦」
ということばがここまで大きく取り上げられている
のか?の背景が掴めませんか?
こんな重要な「認知戦」のなんたるか、を把握する
ためにも、
主要な戦争の歴史を情報戦、心理戦、認知戦の観点
から分析し、認知戦が現代技術の発展とどのように
相互に作用してきたか?今後どのように対処すべき
か?といったことを明らかにしている本著を読むこ
とが不可欠。そう痛感しました。
あなたにお伝えしたいと思った最大の理由です。
それでは、いままさに読むべき
「心理戦、認知戦入門書」
の内容を見ていきましょう。
—————————–
はじめに(上田篤盛)1
第1章 心理戦とその運用 23
1、心理戦の概要 23
心理戦の定義/心理戦は認知戦である/心理戦の五
つの特徴
2、わが国の秘密戦 29
3、心理戦の運用 31
心理戦の基本はプロパガンダである/プロパガンダ
の種類と運用/心理戦に不可欠な暴力的手段
第2章 心理戦の歴史的教訓 41
1、古代の心理戦 41
ギデオンのラッパと松明──示威による心理戦/テ
ミストクレスのブラックプロパガンダ/クセルクセ
ス王の失敗/アレクサンダー大王による宣撫/韓信
による「四面楚歌」/「三国志」の戦争プロパガンダ
2、中世から近世の心理戦 52
チンギスハンの心理戦/米国独立戦争と近代心理戦
の始まり
3、第一次世界大戦の心理戦 56
英国によるブラックプロパガンダ/米国の戦意高揚
策(善悪二元論)
4、第二次世界大戦の心理戦 60
ドイツの心理戦(国内プロパガンダと外交心理戦)/
ソ連の心理戦(共産主義の輸出)/英国の心理戦
(組織整備と欺瞞工作)/米国の心理戦(プロパガ
ンダ組織の整備)
まとめ 72
第3章 日本軍の心理戦 77
1、諸外国の対日心理戦 78
国民党の巧みなプロパガンダ/中国共産党の謀略心
理戦/英国の対米プロパガンダ/米国による対日心
理戦
2、日本の対敵宣伝と対占領地宣伝 88
宣伝組織の整備/陸軍、宣伝謀略課を設立/対米謀
略宣伝の実施
3、わが国の心理戦、宣伝の評価 95
大本営発表と現実の乖離/わが国の宣伝の問題点
まとめ 102
第4章 冷戦初期の米ソの心理戦 108
1、冷戦初期における米ソの心理戦 109
ソ連に翻弄されたヤルタ会談/スターリンの思惑と
謀略/ソ連心理戦の戦略・戦術/北朝鮮軍による
「心の侵蝕」/米国における〝赤狩り〟旋風/米国
の心理戦組織とプロパガンダ
2、キューバ危機での外交心理戦 121
キューバ危機の勃発/外交心理戦を支えた意思決定
機構/テレビ報道下のメディア戦
まとめ 127
第5章 米国のメディア戦と報道の統制 134
1、ベトナム戦争に敗北した米国 134
ベトナム戦争の経緯/解放民族戦線の口コミ説得術/
米国はなぜ敗北したのか?/報道の統制の失敗
2、戦争の大義と報道統制の問題 144
湾岸戦争の勃発とその特徴/メディア戦による戦争
大義の獲得/湾岸戦争における報道の統制/コソボ
戦争以降の報道統制
まとめ 154
第6章 米国の情報戦/情報作戦 157
1、米国のRMAと情報戦/情報作戦 157
RMAとは何か/情報戦/情報作戦という概念
2、米国国家戦略の転換と大国間競争の復活 162
米国の国家戦略の転換/自由・民主主義対権威主義/
DXをめぐる米中対立
3、米国の進化する情報戦 168
ソーシャルメディアを活用した民主化工作/ソーシ
ャルメディアを使った選挙工作/米国もデジタル影
響工作を採用か
4、米軍のマルチチドメイン作戦とサイバー戦略 174
米軍の軍事戦略/サイバー戦能力の強化/サイバー
セキュリティの強化/宇宙戦への取り組み
まとめ 182
第7章 中国の情報戦と新領域での戦い 189
1、中国の情報戦への取り組み 189
情報化局地戦への取り組み/ 「超限戦」思想の登場/
三戦の総合的運用/サイバー戦への取り組み
2、中国の国家戦略と習近平の軍改革 201
中国の長期目標/対米挑戦を意識した「一帯一路」
構想/軍の組織大改革/ 「軍民融合」戦略
3、中国の新たな領域での戦い 206
情報化戦争の趨勢/サイバー・情報戦の趨勢/中国
が認識する「認知領域」/中国軍が目指す智能化戦争
まとめ 214
第8章 ロシアによる情報戦とハイブリッド戦争 221
1、「カラー革命」を仕掛けたのは米国か? 221
カラー革命の勃発/カラー革命の震源地は地政学上
の要衝/ジョージ・ソロスの関与/米情報機関の関与
2、プーチン大統領による巻き返し 227
国内権力の掌握と対中関係の強化/近隣国への民主
化ドミノを阻止/親露政権への転覆を画策?
3、ロシアの伝統的な情報戦 234
ロシア情報機関の再編/偽情報による影響工作/暗
殺はロシアの常套手段/情報の統制・管理の強化
4、進化するロシアのハイブリッド戦争 243
ハイブリッド戦争とは何か?/エストニア、グルジ
アに対するサイバー戦/ウクライナ危機(クリミア
併合)/二〇一六年の米大統領選挙への介入
まとめ 254
第9章 ウクライナ戦争とサイバー・情報戦 261
1、ウクライナ戦争の概要 261
2、サイバー・情報戦の全般的特性 264
3、サイバー・情報戦の様相 267
(1)ロシアによるサイバー・情報戦 267
国内の情報統制・管理/海外に向けた情報操作と世
論分断工作/軍事作戦と一体化したサイバー攻撃
(2)ウクライナによるサイバー・情報戦 273
国家安全保障戦略で対ロシア路線を明確に規定/サ
イバーセキュリティの強化/国際世論を味方につけ
たゼレンスキー演説
(3)米国によるサイバー・情報戦 279
ウクライナに対する情報支援/積極的な衛星画像な
どの情報開示/米国が主導したメディア戦とその狙
い
4、サイバー・情報戦の教訓 283
曖昧化するサイバー攻撃の主体/攻撃目標は物から
人へシフト(5リングモデル分析)/重要性を増し
たサイバー・レジリエンス/侮れないロシアの偽情
報流布/綻びがみられる「善悪二元論」
5、増大する地政学リスク 296
中露連携で高まる安全保障リスク/重要性を増す経
済安全保障/懸念される台湾有事
第10章 新時代の認知戦と未来予測 304
1、欧米の「認知戦」研究 305
欧米による認知戦の研究/認知戦の特性/認知戦の
二つの目標/認知戦は自由・民主主義国家にとって
脅威
2、AI化とAI戦争の到来 314
AI化への取り組み/AI覇権をめぐる米中の確執/
AI戦争の到来
3、二〇三〇年の認知戦シミュレーション 318
(1)社会の不安定化と影響力工作が拡大 318
AI技術がもたらすデジタル社会の混迷/偽情報を
拡散する生成AI/インテリジェンス・リテラシー
を失う国民/信頼を喪失するマスメディア/日本社
会の分断化が進展/優位に立つ権威主義国家
(2)サイバー・認知戦の勃発の可能性大 331
軍事におけるAI技術の趨勢/「智能化戦争」に余
念がない中国
(3)台湾有事が勃発する 335
二〇三〇年の東アジア情勢は依然として不安定/習
近平が台湾軍事侵攻を決意/認知戦・AI戦争に脆
弱な日本/リベラル思想が強まる南西方面/サイバ
ー・認知戦が勃発
終章 わが国および企業のとるべき対策 348
1、「安保三文書」と今後の課題 349
領域横断作戦能力の強化を明記/経済安全保障を新
たに明記/サイバー安全保障の強化を明記/認知領
域を含む情報戦への対応能力強化を明記
2、わが国および企業への提言 356
(1)認知戦の研究および対応策 356
中国の認知戦への対応を強化する/国家レベルの発
信力を強化する/インテリジェンス・リテラシーを
強化する
(2)サイバーセキュリティの強化 368
能動的サイバー防御の実践力を高める/官民間の情
報共有を促進する/AI技術をめぐる課題を克服す
る
解題 認知戦─日本にも迫り来る脅威 381
廣瀬 陽子(慶應義塾大学総合政策学部教授)
おわりに(佐藤雅俊)390
参考文献 396
———————————-
いかがでしょうか?
一読後に受けた印象は「「心理戦」の全てを描き出
した本」でした。
特に印象に残っているのは、306ページから始ま
る「認知戦の特性」の解説と「認知戦とサイバー戦
の違い」です。
2030年の台湾有事に伴う認知戦の未来シナリオも実
に興味深い内容です。
本著はテーマが情報戦なので、情報戦、サイバー戦
に絞って記されています。台湾有事全般に関する予
測シナリオについては、元中部方面総監・山下元陸
将の本(*)がオススメです。
(*)『完全シミュレーション 台湾侵攻戦争』
https://amzn.to/3Tk89Sm
情報史には破壊的な魅力があり、情報戦は平時でも
行われています。したがって、情報史の研究は戦時
だけでなく平時にも行われるべきだと上田さんは指
摘されています。この本はその問いに応えてくれま
す。
「いま」の情報戦を把握する唯一確かな手段は、
手元にある情報戦の歴史を整理し、見直し、理解す
ることに時間を割くことです。
なんでもそうですが、
「いま」に活かすための知恵や手法は、過去の歴史
から得るしか道はないのです。
本著の指摘でもう一つ重大だと思うのは、心理戦→
認知・サイバー戦の先にAI戦が見据えられている現
実です。情報戦を考える際は、AI戦争まで視野に入
れた思考をしないと、ろくでもない未来が待ち受
ける気がします。各界で、いま今真剣に考えて手を
打っておかないといけないことではないでしょうか?
そのためにも本著をぜひ読んでいただきたいです。
こころからオススメします。
『情報戦、心理戦、そして認知戦──サイバーセキ
ュリティを強化する』
佐藤雅俊(自衛隊初代サイバー防衛隊長)・上田篤
盛(元防衛省情報分析官)[共著]
四六判400ページ
発行日:2023年12月12日
定価:2200円+税
発行:並木書房
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エンリケ
追伸
個人的にわたしは「情報史」が大好物で、この種の
書を見つけるたびに発見→即購入を繰り返していま
す。
ただホンネを言いますと、これまでは、買って後悔
した本がじつにおおく、「上田篤盛さん」は例外的
存在なんです。上田さんの手になるインテリジェン
ス本や情報史関連書は全て面白く、いまも本棚の一
角を占め続けています。あなたにも読んでほしいで
す!
『情報戦、心理戦、そして認知戦──サイバーセキ
ュリティを強化する』
佐藤雅俊(自衛隊初代サイバー防衛隊長)・上田篤
盛(元防衛省情報分析官)[共著]
四六判400ページ
発行日:2023年12月12日
定価:2200円+税
発行:並木書房
https://amzn.to/3RdRpcH
追伸2
余談ですが、本記事を書きながら、数え切れないほ
ど、このレファ本を使いました。
あなたにとってもめちゃくちゃ役立つ本と確信しま
すので、まだ持ってない人はぜひ!
『インテリジェンス用語事典』
https://amzn.to/4ahzEBR
※定期的な改訂版発行を期待してます!
『情報戦、心理戦、そして認知戦──サイバーセキ
ュリティを強化する』
佐藤雅俊(自衛隊初代サイバー防衛隊長)・上田篤
盛(元防衛省情報分析官)[共著]
四六判400ページ
発行日:2023年12月12日
定価:2200円+税
発行:並木書房
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