長南政義

イベント情報

【4/2@横浜】長南政義さんの軍学講座

こんにちは。エンリケです。 「戦史に見るインテリジェンスの失敗と成功」 の著者・長南政義さんの最新情報です。 ■4/2の軍学講座に登壇! 軍事専門古書店として有名な「軍学堂」さんが、 定期的に開催されている「軍学講座」の講師として 長南さ...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

メルマガ「軍事情報」新連載スタート

こんにちは。エンリケです。 メルマガ新連載のお知らせです。 著者は、戦史研究家・長南政義さん。 これまで3作お届けしてきた 戦史に見るインテリジェンス活用の失敗と成功シリーズ の第4作となる 『マーケット・ガーデン作戦とインテリジェンス』 ...
おすすめの軍事本・書籍

別宮暖朗『第一次大戦陸戦史』を推薦する。(長南政義)

さて、もう一回初めから読もう。 これが、別宮暖朗『第一次大戦陸戦史』読了後の感想でした。 本書は、著者別宮氏の長年にわたる第一次世界大戦研究の 成果であり、所々に展開される作戦評論や将軍・政治家たち に対する人物評も的確なものが多く、一度読...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(28) 長南政義

最近ジェフリー・ロバーツ『スターリンの将軍 ジューコフ』(白水社、2013年)を読みました。 日本人はなぜかドイツ軍が大好きなので、ロンメルやらグデーリアンとかマンシュタインとかの関連本は豊富なのですが、ソ連軍の軍人に関する良書は少ない状...
インテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(25) 長南政義

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(24) 長南政義

前回までのあらすじ 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同実施...
CIA

トーチ作戦とインテリジェンス(21)

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(20)

こんにちは。長南です。 東京は猛暑日が連続して続きましたが、おかわりないでしょうか。 今週もよろしくお願い申し上げます。 ■前回までのあらすじ 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよび...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(19)

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(18)

■□ドノヴァン、各諜報機関の縄張り争いに悩まされる 情報調整局の各部門が北アフリカに関する情報計画作成に取り組み始めた時、ドノヴァンは、情報調整局の役割を定めた法律で保証されている「その他の政府機関」が保有するインフォメーションに対する、情...
CIA

トーチ作戦とインテリジェンス(17)

こんにちは。長南です。 本連載は、トーチ作戦(*)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同実施した連合国の戦略作戦情報の役割についての考察です。 (*)1940年から1942年11月8日に実施された、連合国軍によるモロッコおよびア...
CIA

トーチ作戦とインテリジェンス(16) 長南政義

こんにちは。長南です。 本連載は、トーチ作戦(*)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同実施した連合国の戦略作戦情報の役割についての考察です。 (*)1940年から1942年11月8日に実施された、連合国軍によるモロッコおよびア...
CIA

トーチ作戦とインテリジェンス(15) ~ウィリアム・ドノヴァンの略歴とその活動(2)~

From:長南政義 こんにちは。長南です。 本連載は、トーチ作戦(*)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同実施した連合国の戦略作戦情報の役割についての考察です。 (*)1940年から1942年11月8日に実施された、連合国軍に...
CIA

トーチ作戦とインテリジェンス(14)

はじめに 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同実施された連合...
CIA

トーチ作戦とインテリジェンス(13)  長南政義

前回までのあらすじ 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同実施...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(12)  長南政義

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(11) 長南政義

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(10) 長南政義

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(9) 長南政義

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
CIA

トーチ作戦とインテリジェンス(8) 長南政義

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(7) 長南政義

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
CIA

トーチ作戦とインテリジェンス(6) 長南政義

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(5) by長南政義

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(4) by長南政義

【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(3) by長南政義

From:長南政義 件名:トーチ作戦とインテリジェンス(3) 2013年(平成25年)3月7日(木) 【前回までのあらすじ】 本連載は、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(2)

【前回までのあらすじ】 前回から、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム。トーチとは「たいまつ」の意味)までのフランス領北アフリカにおける、米国務省と共同...
トーチ作戦とインテリジェンス

トーチ作戦とインテリジェンス(1) by長南政義

【はじめに】 前回の連載では朝鮮戦争を素材として「情報の失敗」がどのようにして起こるかについて考察した。今回からは、1940年から1942年11月8日に実施されたトーチ作戦(連合国軍によるモロッコおよびアルジェリアへの上陸作戦のコードネーム...
特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(35)

前回までのあらすじ 1950年11月の朝鮮戦争における「情報の失敗」の原因となった、(1)予測分析の問題、(2)制度的機能不全、(3)人的・政治的要因という3つの問題に関する考察が終了し、前回から結論としてその要点を概観している。 マッカー...
おすすめの軍事本・書籍

石川明人『戦争は人間的な営みである 戦争文化試論』を推薦します(長南政義)

石川明人『戦争は人間的な営みである 戦争文化試論』を推薦します 先日、石川明人『戦争は人間的な営みである 戦争文化試論』(並木書房、2012年)を読みました。 石川氏の書籍のメインテーマとなっている「戦争文化」に関する研究は、欧米の軍事史研...
特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~

「ウィロビーによる歴史の捏造」(長南政義)

前回までのあらすじ 1950年11月の朝鮮戦争における「情報の失敗」の原因となった、(1)予測分析の問題、(2)制度的機能不全、(3)人的・政治的要因という3つの問題に関する考察が終了し、前回から結論としてその要点を概観している。
特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~

「マッカーサーの朝鮮戦争拡大計画」 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(33)

前回までのあらすじ 1950年11月の朝鮮戦争における「情報の失敗」の原因となった、(1)予測分析の問題、(2)制度的機能不全、(3)人的・政治的要因という3つの問題に関する考察が終了し、前回から結論としてその要点を概観している。
特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~

「ウィロビー3つの失敗」 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(32)

From:長南政義 件名:ウィロビー3つの失敗 2012年(平成24年)10月11日(木) 前回までのあらすじ 本連載の冒頭で、1950年11月の朝鮮戦争における「情報の失敗」には三つの要因があると指摘した。すなわち、
CIA

「使いまわされた情報(Circular reporting)」 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(31)

前回までのあらすじ  前回、ウィロビーの著作やマッカーサーの議会証言は主観的で信憑性に欠ける部分が多く、史料的に問題がある旨を指摘し、具体的にどういった点が信頼できないのであろうかという点を考察した。 「外国の意図をあつかう軍事的政治的調査...
特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~

信頼感に欠ける著作・議会証言 (長南政義) 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(30)

前回までのあらすじ 前回、ウィロビーが抱いていた「中国人が劣悪な戦闘能力しか有しない」という偏見がどのようにして形成されたのかについて分析した。 ウィロビーは米陸軍指揮幕僚学校の教官時代の間に研究した日中戦争研究を基礎として戦間期に『戦争に...
特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~

「ウィロビーの対中観」 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(29)

From:長南政義 件名:ウィロビーの対中観 2012年(平成24年)9月20日(木) -------------------------- 軍事情報特別連載 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功  朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~19...
特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~

ウィロビーの反共主義的政治観 (長南政義)

From:長南政義 件名:ウィロビーの反共主義的政治観 2012年(平成24年)9月13日(木) -------------------------- 軍事情報特別連載 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功  朝鮮戦争における「情報の失敗...
台湾

名外交官ジョン・ムチオの警告–朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(27)

From:長南政義 件名:名外交官ジョン・ムチオの警告 2012年(平成24年)9月6日(木) -------------------------- 軍事情報特別連載 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功  朝鮮戦争における「情報の失敗」...
特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~

「ウィロビーの経歴」—朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(26)

From:長南政義 件名:ウィロビーの経歴 -------------------------- 軍事情報特別連載 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功  朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(26) 195...
特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~

第二次世界大戦におけるウィロビーの活躍 

From:長南政義 件名:第二次世界大戦におけるウィロビーの活躍 -------------------------- 軍事情報特別連載 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功  朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の...
未分類

「謎に包まれたウィロビーの出自」–朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(24)

From:長南政義 件名:謎に包まれたウィロビーの出自 □はじめに 7月28日、株式会社並木書房会長 奈須田敬先生がご逝去なされました。 奈須田先生は、1976年の創刊から2011年3月号をもって 休刊となるまで長年にわたり月刊誌「ざっくば...
特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~

「マッカーサー執務室を見学」–朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(23)

From:長南政義 件名:マッカーサー執務室を見学 □はじめに こんにちは。長南です。 梅雨もあけましていよいよ夏本番となりました。 先週、約10年ぶりに限定公開された東京日比谷の第一生命保険株式会社 日比谷本社ビル(DNタワー21)6Fに...
特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(22)

From:長南政義 2012年(平成24年)7月19日(木) □はじめに  前回、朝鮮戦争当時のマッカーサーの対中戦略に関し、 ソ連からの援助に頼る中国に対しても、第二次世界大戦でマッカーサーが 日本に対し実施した封鎖戦略が有効だと認識して...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北(21)~

□はじめに  本連載の第三回で、1950年のマッカーサー率いる極東軍司令部において発生した情報の失敗の原因が三つあることを指摘した。 そのうちの(1)予測分析の問題、(2)制度的機能不全の問題の二つまでを前回までの連載で考察した。 今回から...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(19)

□前回までのあらすじ 1950年10月15日、ウェーク島でダグラス・マッカーサーとハリー・トルーマン大統領とが会談した。世に名高いウェーク島会談である。 このウェーク島会談で、マッカーサー、統合参謀本部およびトルーマン大統領は、朝鮮戦争が最...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(18)

▼ウェーク島会談 ~朝鮮戦争は「最終段階」にある~ 1950年10月15日、太平洋に浮かぶウェーク島でダグラス・マッカーサーとハリー・トルーマン大統領とが会談した(ウェーク島会談)。ウェーク島会談は、マッカーサー、統合参謀本部およびトルーマ...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(16)

□はじめに こんにちは。長南です。 今週月曜日6月4日、森本敏・拓殖大学大学院教授が民間人初の防衛大臣に任命されました。筆者の修士論文を審査していただき、拓殖大学大学院卒業後も外務省委託研究をご一緒にやらせていただいた経験がありますので、感...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(15)

□はじめに 前回の連載で、国務省とマッカーサー率いる極東軍司令部との緊張関係を考察した。マッカーサーとその側近は「じかに接している仲間以外のあらゆる外部者を敵もしくは潜在的な敵と見なしていた」ため、ジェイムズ・バーンズ国務長官がマッカーサー...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(14)

□前回までのあらすじ 前回、マッカーサーが司令官を務める極東軍司令部内の閉鎖的な組織文化が、極東軍と麾下部隊との関係や極東軍とワシントンの重要な政府機関(統合参謀本部・国務省・CIAなど)との間の関係に大きな影響を与えていたことを指摘した。...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(13)

□前回までのあらすじ 共産中国が北朝鮮領内に大規模部隊を投入したとする多くの情報が存在したにもかかわらず共産中国が朝鮮戦争に介入しないとの情報分析が生み出された「制度的要因」について考察を進めている。 前回、下記の点を指摘することで、国防総...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(12)

▼ウィロビーの情報分析に依存する国防総省 ウィロビー率いる極東軍司令部参謀第2部は、毎日開催されるテレカンファレンスにおいて、陸軍省にアップデートされた最新の情報を提供していた。その際、ウィロビーや彼の部下たちは、陸軍参謀総長ロートン・コリ...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(11)

□1950年11月の情報の失敗の「制度的原因」 前回で、本連載の最初に指摘した、1950年11月に「情報の失敗」が発生した3つの原因(予測分析の問題、制度的機能不全、人的・政治的要因)のうち、予測分析の問題が終了した。今回から、1950年1...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(10)

▼ウィロビーの転向が引き起こした情報分析の「偏向」 1950年10月15日のウエーク島会談の後、ウィロビーによる情報分析は、マッカーサーが推進する朝鮮戦争早期終結のための鴨緑江への進撃計画を支持する性格をますます強めていった。客観性が要求さ...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(9)

□前回までのあらすじ 朝鮮戦争勃発初期のウィロビーの情報分析は、中国が満州で軍事的即応性を向上させつつあることを認識している内容であった。 1950年7月3日までに、ウィロビー率いる極東軍司令部参謀第2部(G2:情報部)は、「中国が2個騎兵...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(8)

□前回までのあらすじ ~米第8軍方面の戦況~ 1950年10月25日から11月1日にかけて、国連軍は清川江や雲山周辺で多数の中国人兵士を捕虜にした。尋問により得られた供述を基に作成された報告書は、第40軍所属の50万~60万人の中国人部隊が...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(7)

□はじめに ~前回までのあらすじ~ 10月25日から11月1日にかけて、韓国軍は清川江周辺で多数の中国人兵士を捕虜にした。尋問により得られた供述を基に作成された報告書は、第40軍所属の50万~60万人の中国人部隊が朝鮮半島に所在していると指...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(6)

□はじめに ~前回までのあらすじ~ CIAによる中国の意図と能力の分析について、CIAが出した報告書を中心に考察してきた。CIAの報告書は11月8日にNIEが出されるまで、中国の意図と能力に関して、ウィロビー率いる極東軍司令部参謀第二部(G...
CIA

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(5)

■はじめに ~前回までのあらすじ~ こんにちは。長南です。 東京は、二十四節季の蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)を迎え、急に春めいてきました。昼夜の寒暖の差が激しい季節ですのでお風邪など召されませんようにご自愛くださいませ。 さて、前回の...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(4)

■はじめに 前回から、中国政府高官が戦略レベルで発した警告が多数あったにもかかわらず、なぜ中国が朝鮮戦争に介入するであろうということを「予測することに失敗」したのであろうか、という「予測分析」の問題点を考察してきた。そして、駐華インド大使パ...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(3)

■はじめに 前2回の連載で、マッカーサーと米極東軍参謀部第二部(G2:情報部)部長としてその首席情報幕僚を務めるチャールズ・ウィロビー陸軍少将が、1950年11月に実施された人民義勇軍の反攻作戦の意図を見抜けなかった経緯を、6月の朝鮮戦争勃...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~(2)

■彭徳懐率いる人民義勇軍の大反攻と砕かれたマッカーサーの野心  マッカーサーの11月攻勢は、反攻の準備を完了し手ぐすね引いて米軍を待ち構えていた彭徳懐率いる人民義勇軍が仕掛けた罠の中に飛び込む形となった。人民義勇軍の最初の攻撃は、朝鮮半島西...
戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功

朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北 (1)~

□はじめに  前回は、マーケット・ガーデン作戦を素材として「情報の失敗」がどのようにして起こるかについて考察した。マーケット・ガーデン作戦における「情報の失敗」の事例は、情報コミュニティーが正しい情報を高級指揮官・作戦立案者に提供したにもか...
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