自衛隊は国軍に ~憲法改正についての私見~ – 日本列島波高し(6)
前原氏の民主党党首への就任を受けて、憲法改正が現実味を帯びた話題に上りはじめました。今まで日本に健全野党の育たなかった大きな理由の一つは憲法問題にあったでしょう。その主張はイデオロギー的空想に囚われたもので現実の政策としては全く無力 ...
中国の”Show the Flag” – 日本列島波高し(5)
総選挙は自民党大勝のうちに終わりましたが、どの政党も郵政、年金や個人攻撃ばかりで、国益、安全保障、国の将来についての論議はスッポリと抜けていました。
さて、国内が選挙に目を奪われているスキに、東シナ海のガス井付近では中国海軍 ...
潜水艦とソナー
■アクティブソナーとパッシブソナーの違い
音を発信し、その音が対象物に跳ね返ってくることで対象を探知するソナーのことをアクティブ・ソナーと呼びます。
護衛艦などで「ピ~ン、ピ~ン」と音を出しながら航走しているのはこれで ...
「マンガ嫌韓流」現象について考えてみました – 日本列島波高し(4)
ダントツの首位
「マンガ嫌韓流」がAmazon.com のベストセラー本ランキングで5週間にわたってダントツの首位を続けているといいます。発売1ヶ月で第3版、20万部を超えたとの噂も聞こえて来ます。
また、朝日新聞は ...
指揮権とその継承 – 日本列島波高し(3)
前回書き残しましたが、映画「亡国のイージス」の終り近くに宮津副長が仙石先任伍長に指揮権を譲る場面がありました。一体、指揮権って何でしょう?
■指揮権とその継承
「軍隊」は人々の歴史の中で最も古く自然発生した社会 ...
「亡国のイージス」を鑑賞しました。 – 日本列島波高し(2)
今評判の映画「亡国のイージス」を鑑賞しました。海自OBとしてはストーリーもさることながら海上自衛隊がどのように描かれているか気になるのは否めません。見終えた直後の感想としては前評判どおりの力作で、海自も比較的正確に描かれていて、後味は ...
ロシア潜水艇事故
0.状況(おき軍事)
1.質問と回答(回答:ヨーソロ)
2.思うこと(ヨーソロ)
●酸素があと一日分しかない
●DSRVとスコーピオ
●AS28の詳細図を見て感じるのは
...
靖国神社参拝~Qさんへの反論を通じて伝えたいこと~ – 日本列島波高し(1)
昨今話題の靖国神社参拝問題に触れてみたいのですが……
最近、あるきっかけで邱永漢さんのホームページを見る機会がありました。興味深い内容の記事もいろいろとありましたが、下記WEBの記事はどうにも
いただけません。
蛍の光も
「仰げば尊し」の話が出ていましたが、「蛍の光」について感じたことです。
下記の歌詞ですね。三番、四番はあまり歌われませんが良い歌詞です。
一、
ほたるのひかり、まどのゆき。
ふみよむつ
オーストラリアの仮想敵国
オーストラリアは伝統的に仮想敵を「北から来る」としています。これは公式の言い方で、本音はインドネシアを制する者が潜在的脅威になるということでしょう。
東チモールの独立にもオーストラリアは積極的に関わったように、インドネシアが不 ...
夜間の海上の実際
北鮮の工作船が爆沈した際、乗員をナゼ助けられなかったか?ですが…
夜間の海上では、探照灯(サーチライト)で照らされている部分は昼間のように明るくても、その他の部分はむしろ見えなくなります。照らされている目標が近くて大きいほど、 ...
靖国神社のこと
From:ヨーソロ
これからの方々が靖国神社が嫌なら、千鳥が淵でも新しい施設でも本人や遺族の希望するところへお祭りすれば良いでしょう。
しかし、既に靖国神社に祀られている方々をお参りしないで放置することはあってはなりま ...
意外な新知識
From:ヨーソロ
専門家には常識で、誰でも知っている、と思っていることが、部外者には意外な新知識だったりすることは良くありますね。
例えば…:
火薬にアルミニューム粉末を加えると爆発力が増加することは、英化学 ...
非対称宗教戦争
From:ヨーソロ
米国は対イラク戦に勝ちましたが、世界の対米テロは一層激しくなるでしょうね。
彼等は「アルカイダという狂信団体とその支援国家を潰せば一件落着」と考えているのかも知れませんが、結果的に非対称宗教戦争にな ...
軍事情報 第127号
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軍 事 情 報 第127号
2003年10月13日
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自衛隊をとりまく不条理
From:ヨーソロ
自衛隊の活動に関して毎回法律を作ることの問題点には、根の深いものがありますね。
自衛隊は軍隊でない、という議論の論拠の一つに「法律で許可された範囲で活動している」というのがあります。
「法体 ...
BMD対処の実際
ミサイル防衛は時間との戦いです。コンピュータは瞬時に結果を出しますが、人間はそうはいきません。そこで、条件を定めて撃墜の権限を下級指揮官に委ねざるを得ません。BMD では特にその点が重要です。弾着点が我が国領域となれば撃墜しても良いの ...
ロシア潜水艦事故への海自の対応に正当な評価を
今回の潜水艦救難は外国で起こりましたが、海自として初めての実動でした。
側聞するところでは、海自としてもテンヤワンヤの部分があったようですが、潜水艦救難母艦は日頃の訓練どおり第一報から2時間後には出港したそうで安心しました。文 ...
マダガスカルとオーストラリアの甲標的
アフリカにマダガスカルという国があります。
インド洋に位置する島国です。
先の大戦で日本軍がこの島で戦ったことをご存知ですか?
長い間この島はフランスの植民地でしたが、フランスがドイツに降伏後、イギ
リ ...