韓国の新大統領

先日の大統領選挙で野党の李氏が大統領に選出されましたが、

背景にあるのはゴタクはもう結構。メシを食わせろ。仕事をよこせ」という
国民世論の圧力と見るのが自然でしょうね。
もしかしたら軍拡を行なうかもしれませんね。
わが国は新政権の見極めを早く行ない、必要な支援をしかるべく実施すること
が必要でしょう。
思えば金大中氏以来、十年以上にわたって隣邦韓国はイデオロギーに支配され
た状況にあり、その間に米軍の戦時指揮統制権返還決定という重大な出来事が
発生しました。半島で非常事態が発生した場合、関与するか否かは百パーセン
ト米の事情次第ということになったわけです。馬鹿なことをしたものです。
迷惑至極な話でもあります。
韓国陸軍の実力を米軍が認めたという面もありましょうが、米に取ってはある
意味「渡りに舟」だったのでしょう。嫌がらせばかり受ける韓国駐留が、陸軍
の士気を下げているという声も聞いています。自国の予算削減につながる在韓
米軍の駐留削減を対韓カードにもできます。
あの国は、前政権で決めたことも平気で反故にする「政治の継続性」を信じる
ことのできない国なので、もしかしたら「なかったことにして欲しい」と言う
かもしれませんが、軍事にかかわる話なので、おそらくそれはないでしょう。
しかし、
それ以上に、半島事態を想定した「武装難民対処」「臨検」など、準備してお
かなければいけないことが山ほどあるわが国が、そういったことに何の手もつ
けていない国内風潮のほうが恐ろしいです。