スペインの「ヒーリング音楽」の紹介

Buenos dias. 米田です!
今回は、夏バテもありましょう・・・また、ストレスも多いことと思います・・・
から、スペインの”ヒーリング”音楽を紹介いたしましょう。

(あなたにとってストレスといえば・・・大きなところでは日本の政策から起因する
ものがありましょうが・・・現代日本は、第二共和制のスペインの時代=スペイン
内戦の前あたりに少し似ていなくもない・・・と思います。これからの日本の分析に
ついては「スペイン内戦」の前後を研究してみると興味深いでありましょう。結構、
この分野は、ドイツ、ロシア、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、戦前戦中
の日本の軍事史や政治史から調べた方が”イデオロギー・フリー”で行えることで
ありましょう。)
昨今、先ずは自らにおける魂、精神、心、肉体、生活の時間・空間(ハウス、オフィ
ス、バトル・フィールド・・・)、移動の時間・空間(電車、バス、自動車)、
そして、自らが対する人(他人や取引先の場全体)を含めた”癒し(ヒーリング)”
を求めていろいろなメソッドが編み出されて来ています。
思考と行動は、戦略、情報、兵法という言葉を口にする以上、それは、あなたの外に
あるものではなく、あなたの内にあるものです!
そろそろ、あなたも気がついて来た・・・と思いますが、孫子やクラウゼヴィッツの
文言に戦略、情報、兵法の秘密があるのではなく、21世紀という時代に日本において
三次元という制約の中に思考し行動するあなたこそ戦略であり、情報であり、兵法で
ある・・・ということです。
よって、書店で月に何冊もの参考書籍を買うことが戦略、情報、兵法ではなく、
むしろ、主体的に自主的に自律的にあなたの思考と行動をあなたが積み重ねてゆく
「修行」こそが大切なのである・・・実践!・・・ということが分かってくれば、
心も落ち着き、行動にもメリハリが出てきて、冷静に反省が可能となり、より次元の
高いステージに進めることになります。
このような「習慣づくり」(いたって単純で明解でいつでもどこでも思い立ったら
直ぐに今できることです!)をして行く中で、大切なことは、一瞬一瞬の出来事に
あなたの心が巻き込まれないようにすることです。
特に、フト思ったことが頭の中だけで勝手に展開して行ってみたり、フト触れた事柄
に過去の良い記憶、悪い記憶が再生されて気分が動かされたりすることがあります。
これが”ストレス”ですね。結局、ダメージに行き着く渦巻のグルグル、クルクルか
らは抜け出なければなりません!
ストレスは、「病は、気から」となって来ます。
ストレスは、脳を萎縮させることは知られています。が、萎縮した脳とは、正常値か
ら機能劣化している訳ですから、記憶障害やら集中力低下・・・免疫力低下など戦略、
情報、兵法に関してはあってはならない致命的な事柄となって来ます。
こうしたことを無くして・・・常に発展的、生産的、増殖的、拡大的、明朗、快活、
そして楽しく面白い状態を創りだして行く・・・随所に主となり、遊の精神で人生を
進むのなら・・・
また、”邪”(よこしま)な相手から仕掛けられても・・・もし、あなた自身で「そ
れを受けること無く、巻き込まれることなく、逆に”正”に転じたら」どうでしょう
か?
まさに・・・「邪はそれ正に勝ちがたく、曲は直にぞ勝栗の」・・・これぞ・・・
「無敵」になりますね。
癒す(ヒーリング)とは、無敵になる、または、無敵の条件づくりです。ヒーリング
とは、リラックスと同義語ではありません。
ヒーリング・・・それは、正常値へのチューニングと思ってください!
日本風に表現し直すと・・・払い清めになります。
では・・・そのための条件づくりとしての音楽を紹介いたしましょう。
それは、スペイン・ガリシア地方に起源を有するレコンキスタ時代の宗教曲である
『聖母マリアのカンティーガ』です。
ガリシアの地は、ケルト系の要素が強く残るところで、かのフランコ総統の出身地で
あるフェロルは、ガリシア地方の海岸部にある都市です。フェロルは、日本で言えば
舞鶴、呉、横須賀、大湊というような・・・スペインの重要な海軍基地のあるところ
です。
またサンティアーゴ・デ・コンポステーラという「聖ヤコブ」(Santiago スペイン
の守護聖人です!英語では、ジャック、ジェイコブになります)の墓のある聖地でも
あります。
現在のポルトガルは、レコンキスタにおいてスペイン・ガリシア地方の人々がイスラ
ム系の人々を駆逐しつつ南下して建国したものです。よって、ガリシア語とポルトガ
ル語は、ほぼ同じ言語なのです。
では・・・数ある『聖母マリアのカンティーガ』の中からヒーリングに向いたものを
紹介いたしますので、お聞きになってみてください!
『聖母マリアのカンティーガ 166』(独奏)
http://www.youtube.com/watch?v=-7H73Jlej2w 
『聖母マリアのカンティーガ 166』(合奏)
http://www.youtube.com/watch?v=Pk5X4JnfT8o&feature=related 
特に独奏の方がヒーリングのための音楽としては相応しいでしょう。
聴きながら、心は止水明鏡・・・元の気に帰ることをイメージしてみましょう。
自己治癒(要するに自分でやる自分のためのヒーリング)も「戦士」の条件であり、
かくありてこそ戦略、情報、兵法を自分のものにできるのだ・・・と思ってください。
日本武術の殺法の裏にある活法の現代的応用を現代日本語で表現すると外来語の
“ヒーリング”になります。あなたもここでその一面を学んでください。