【本の紹介】『工作・謀略の国際政治 – 世界の情報機関とインテリジェンス戦』　黒井文太郎

2024年2月23日

国際情勢や諜報活動に興味をお持ちのあなたへ、

ガザ紛争、宇露戦争、中国、北朝鮮の情勢など、情
報戦の鍵を手に入れましょう。国際政治の舞台裏を
詳しく解説し、情報戦と諜報活動の真実を明らかに
する待望の書籍が登場しました！

世界の陰謀を暴いてみませんか？この本では、「VI
VANT」で火がついた別班ブームからわが国の実情、
ガザ紛争、ウクライナ戦争、中国の監視システム、
北朝鮮の暗殺組織、インドvsパキスタンの過激な情
報機関、キューバ情報機関、ドイツ特殊部隊の闇、
そして日本赤軍とシリア秘密警察まで、世界の混迷
のカギを解き明かすインテリジェンスの情報が満載
です！

『工作・謀略の国際政治 – 世界の情報機関とインテリジェンス戦』
黒井文太郎（著）
定価：1,600円
発行日：2024-02-20　
発行：ワニブックス
https://amzn.to/3OMxcdH

こんにちは、エンリケです。

現代の軍事や情報戦に関する知識を深める絶好の機会が
ここにあります。

この新刊は、世界中の情報戦とインテリジェンス活動に
関する包括的な情報を提供しており、著者は経験豊富な
軍事ジャーナリストです。様々な国や地域での紛争やテ
ロリズムに関する深い洞察力を持ちます。

【著者略歴】
黒井文太郎（くろい・ぶんたろう）
1963年、福島県いわき市生まれ。福島県立磐城高校、
横浜市大文理学部国際関係課程卒。（株）講談社入
社。週刊誌編集者として勤務。同退社後、フリージ
ャーナリスト（ＮＹ、モスクワ、カイロを拠点に国
際紛争取材専門）。帰国後、月刊『軍事研究』記者、
『ワールド・インテリジェンス』編集長などを経て
軍事ジャーナリストに。
著書に『北朝鮮に備える軍事学』『世界のテロと組
織犯罪』『イスラムのテロリスト』『生物兵器テロ』
『日本の防衛７つの論点』『自衛隊戦略白書』『日
本の情報機関』『イスラム国の正体』『インテリジ
ェンス戦争～対テロ時代の最新動向』『インテリジ
ェンスの極意』『昭和秘史インテリジェンス』『実
録・陸軍中野学校』『満州特務機関』『謀略の昭和
裏面史』、他多数。

黒井さんといえば、なんといっても「軍事研究」誌
ですね。ずいぶん昔、別冊『ワールド・インテリジ
ェンス』で取り上げていただいたこともあります。
懐かしいです。

さいきんはテレビで拝見することが多くなり、嬉しい
限りです！

世界中で戦争やテロが起こり、その裏で情報戦や
インテリジェンス活動が行われています。この分野
に興味を持つ方にとって、この新刊には非常に役立つ
情報が詰まっています。

国際情勢や諜報活動に関心を持つ読者に、現代の軍
事や情報戦についての知識を深める機会を提供して
います。著者は経験豊富な軍事ジャーナリストであ
り、様々な国や地域での紛争やテロリズムに関する
深い洞察力を持っています。

あなたは、ハマスとイスラエルの情報機関の闘いから
始まり、ウクライナや中国、北朝鮮、ロシア、イラ
ンなどの情報戦について学べます。さらに本著には、
わが情報機関に関する章も含まれており、その現状
や課題についても解説されています。

インテリジェンスや国際情勢に関心を持つ方、安全保
障に興味を持つ方にとって、本書は非常に価値ある一
冊となっています。

各章では特定の国や組織の情報機関に焦点を当て、
その内部構造や作戦の詳細を掘り下げています。

——————————–

●目次

はじめに

第１章　ハマス軍事部門VS.イスラエル情報機関
～インテリジェンス戦争としてのガザ紛争～

ハマス「奇襲」の経緯
イスラエル国防軍（IDF）の苛烈な反撃
病院攻撃はインテリジェンスの不備か
ハマスの「動機」の分析
イスラエルはなぜ奇襲を予測できなかったか
「モサド」「シンベト」イスラエル情報機関の全貌
イスラエル国防軍の情報機関と特殊部隊
ハマス政治指導部のしくみ
特殊なハマス地下秘密組織
ハマスの資金源とイランとの連携
軍事部門「カッサム旅団」の武器ルート
イラン謀略工作機関の正体
拡大するイランのテロ・ネットワーク
コッズ部隊が手駒を使う手法
イラン機関パレスチナ支部長とハマスのイラン担当
イスラエルが追うハマス側の５人のキーマン

第２章　知られざる情報戦～ウクライナ戦争の深層～

ウクライナを支えたCIA
米軍と米情報機関の秘密工作の実態
ウクライナ情報機関の知られざる戦い
反プーチン派ロシア人部隊と外国人特殊部隊
ウクライナ国防省情報総局（GUR）局長の任務
ウクライナ情報機関と特殊部隊の全貌
情報戦とはなにか
失敗だったロシア軍のハイブリッド戦
ロシアの世論誘導工作
悪意の宣伝工作の中での情報の読み方
ロシア軍参謀本部情報総局と傭兵部隊「ワグネル」
ブリゴジンがプーチンの裏工作に加わった経緯
GURのダミーとしてのワグネル
ブリゴジンを過大評価した「報道」
情報機関が主導したブリゴジンの乱の後処理

第３章　習近平の恐怖の監視システムとスパイ・ネットワーク

香港民主派を追う公安部
中国の香港支配のやり口
公安部、軍、国家安全部、武装警察の役割
習近平の国民監視戦略
徹底したネット検閲システム
国民監視機関「公安部」の全貌
コワモテ準軍事部隊とIT監視網
流出した内部文書でわかったウイグル弾圧の手法
スマホが国民監視ツールに
顔認証と健康データも監視の手段
公安部の住民自動監視システム「IJOP」
収容所送りの口実集めの手法
ウイグル人以外も監視対象
中国サイバー・スパイの全貌
暗躍する中国ハッカー
習近平が進めてきた情報機関の大改造
新設された「戦略支援部隊」の強みとは
日本を狙うサイバー部隊の所在
党中央統一戦線工作部を警戒せよ

第４章　金正恩「独裁体制」の源泉～北朝鮮の暗殺組織～

驚愕の金正男暗殺の手法と北朝鮮工作機関の特徴
２大工作機関「偵察総局」「国家保衛省」
ダーティな秘密工作・テロ全記録
軍「偵察総局」の全貌
キーマンだった「偵察総局」初代局長
韓国哨戒艦撃沈や亡命高官暗殺未遂も
偵察総局第６局（技術サイバー局）と１２１局
秘密警察「国家保衛省」の全貌
次々に粛清された秘密警察の指揮官たち
恐怖の粛清・支配システム

第５章　問題だらけの「日本の情報機関」

『VIVANT』で注目。自衛隊秘密部隊「別班」は実在するのか？
「日米合同の非公然情報部隊」が行っていたこと
金大中事件と「別班」の関わり
ドラマの「別班」はあくまでフィクション
日本にも必要な情報機関
日本政府「情報コミュニティ」の全貌
情報機関があるとできること
戦後日本で情報機関が作られなかった理由
最も情報機関に近い「国際テロ情報収集ユニット」
日本の情報機構強化に私案
喫緊の課題は「サイバー戦」強化

第６章　暗躍する世界の情報・公安機関

I サウジアラビア、トルコ、米国の情報機関はどう動いたか
　～カショギ記者殺害の顛末からみえる情報戦の深層～

サウジ記者が在トルコ・サウジ大使館内で殺された！
サウジ皇太子が送り込んだ暗殺チーム
トルコと米国の諜報機関はどう動いたか

II ベネズエラ独裁政権を支える２大勢力
　～キューバ情報機関と軍内部の麻薬ネットワークの存在感～

破綻国家の影にキューバ情報機関「内務省情報局」（通称・G2）
軍内部で跋扈する麻薬ビジネス・コネクション

III　暴かれたロシア２大機関の暗殺特別班と「毒殺チーム」

プーチンを支えるロシア情報機関
ロシアの欺瞞を暴いた情報検証サイト
海外で暗殺工作を担うGRUの秘密部隊「２９１５５部隊」
FSBの暗殺部隊は特殊部隊「ヴィンペル」内の破壊工作班
特殊「毒殺チーム」が反プーチン派に毒物を仕込んだ顛末が露呈

IV　中国、ロシア、イランが米国批判の情報戦で連携プレー
　～敵の敵は味方、ネット上で米国批判を互いに拡散～

米国デモを香港弾圧の正当化に利用する中国
米国のデモ騒乱を大々的にSNSで拡散
全方位への避難で米国社会の分断を煽るロシア
互いを利用し合う中国、ロシア、イラン

V　インドVS.パキスタンの過激な情報機関

犯罪組織を雇って暗殺作戦を進めるインド「調査分析局」（RAW）
中央アジアのイスラム過激派の黒幕
　～パキスタン軍「統合情報局」（ISI)

VI　ドイツ特殊部隊の闇「クーデター」未遂の深層
　～謀略論とロシア工作と極右思想の親和性

ドイツ帝国復活を目指す２万人の勢力
裁判官や軍の特殊部隊出身者も参画
ロシアの情報工作に共鳴

VII　日本赤軍とシリア秘密警察

日本赤軍はパレスチナ人を殺戮したアサド政権工作機関の系列だった
非道なアサド独裁を延命させたシリア秘密警察

第７章　世界最強のインテリジェンス大国＝米国情報機関の全貌

———————————–

いかがでしょうか？

新しい情報や洞察を求めて、書店を訪れるあなた。

この新刊を手にするあなたは、現代の国際情勢や諜
報活動に深い関心をお持ちでしょう。世界中で起き
ている複雑な出来事についての情報を求める一方で、
その情報がもたらすであろう怒りや悲しみ、不安に
も直面しています。この本は、ハマスのイスラエル
への攻撃や中国の監視政策による人権侵害など、あ
なたの関心を高めるテーマに触れています。

目次を見て興奮が高まり、ページをめくる手は止ま
ることを知りません。情報を深く理解しようとする
欲求があなたを駆り立てます。

あなたの怒りは、第１章の「ハマス軍事部門VS.イス
ラエル情報機関」でハマスがイスラエルに対する奇
襲を行い、それによって発生した病院攻撃や無差別
攻撃の報告を読んだときに高まることでしょう。あ
なたは無辜の市民が巻き込まれる紛争の悲劇に憤り
を感じます。

あなたの悩みや不安は、第３章の「習近平の恐怖の
監視システムとスパイ・ネットワーク」で中国の国
民監視戦略やウイグル人に対する弾圧の詳細を読ん
だときに深まります。あなたは個人のプライバシー
や自由が脅かされることへの恐れをここで感じます。

第６章の「暗躍する世界の情報・公安機関」でロシ
アや中国などの国々が米国やその他の国々に対して
行っている情報戦や工作活動の裏で何が起きている
か？についてあなたは知りたいと思います。

真実を知り、世界やわが国の安全を守るために必要
な情報をあなたは求めているのです。

あなたの目には無辜の人々が犠牲になる姿が浮かび、
耳には軍事衝突の音や政治家の声明が響き、皮膚に
は緊張感や恐怖が広がり、口には怒りや悲しみの言
葉がこぼれます。あなたの心は憤りに満ち、真実を
求める情熱に燃えていることでしょう。

ハマスのテロ行為やイスラエルへの攻撃に関する章
を読んでいるとき、あなたは無辜の人々が被る被害
や国際的な対立に対して激しい怒りを覚えるかもし
れません。その時、あなたの手には本が握りしめら
れ、机の上を叩き、不条理に対し声を荒げるかもし
れません。

習近平の中国の監視政策や人権侵害に関する章を読
むあなたは中国政府の恐るべき行動によって引き起
こされる悲劇に心を痛めるかもしれません。その夜、
布団の中で何度も寝返りを打ち、中国の状況に対す
る深い不安と絶望に苛まれることでしょう。

この新刊は、現代の情報戦に焦点を当てています。
特徴は、幅広いトピックを網羅し、ハマスとイス
ラエルの情報戦からウクライナ戦争、そして中国
や北朝鮮、米国情報機関まで包括している点です。

さらに、各章ごとに特定の国や組織の情報機関に焦
点を当て、その内部構造や作戦の詳細を掘り下げて
いるところも見逃せません。

１．各章で異なる国や地域の情報機関に焦点を当
て、ハマスとイスラエルの戦いから始まり、ウクラ
イナ、中国、北朝鮮、日本、ロシアなど、広範なテ
ーマを網羅しています。

２．著者の豊富な経験と深い見識に基づいて、各
国の情報機関の内部構造や秘密工作活動、諜報戦略
などについて詳細に解説しています。読者は、現代
の国際政治や安全保障に関する深い理解を得ること
ができます。

３．膨大な経験と知識と智慧が著者の背後にあるため、
とにかく内容が具体的。

この本は網羅的で深い内容が魅力です。目次を見れば
分かるように、様々な国や地域の情勢や情報戦が詳
細に取り上げられています。過去の著書からも分か
るように、著者の専門的な洞察力に期待が寄せられ
ます。これは、メルマガ読者のあなたにとっても興
味深いものでしょう。

版元のワニブックスは昔からある有名な出版社です
が、最近は国防安保防衛分野の書籍を積極的に刊行
しています。そして今回はインテリジェンス分野
にも進出しました！ここも注目点ですね。時代の
流れに敏感な編集者が、国が求めるインテリジェ
ンスを正確に反映した本作りを行っていることが
よく伝わってきます。

「はじめに」から一部をご紹介します。

———————————
世界各地で緊張が高まるこのような状態は今後も長
く続くが、そんな時代を生き抜くには、軍事的な防
衛力と同じくらいに必要なものがある。情報戦を勝
ち抜く力だ。実際、ウクライナでの攻防でもガザ紛
争でも、探り合いの攻防で敵対する相手を出し抜く
とともに、相手陣営の内部を心理的に揺さぶり、さ
らに国際的な世論までも味方につける高度な“情報
戦”が行われている。そして、その情報戦を担って
いるのが、米国のCIA（中央情報局）やNSA（国家安
全保障局）、ロシアのFSB（連邦保安庁）やGRU（参
謀本部情報総局）、あるいはウクライナのGUR（国防
省情報総局）やイランの「イスラム革命防衛隊コッ
ズ部隊」、イスラエルの「モサド」や「シンベト」、
中国の「公安部」や「連合参謀部情報局」、北朝鮮
の「国家保衛省」や「偵察総局」といった各国のイ
ンテリジェンス組織だ。
ここで言うインテリジェンス組織とは、国の安全保
障のために情報を収集・分析する情報機関のことで、
あなたは諜報機関でありながら、同時に相手陣営を
惑わしたり誘導したりする秘密工作機関でもある。
自国民を監視・弾圧する独裁国家では、しばしば恐
怖の「秘密警察」の顔も持つ。
　こうした組織の活動は非公開が原則なので、あま
り日々のニュースでは報じられないが、現代の国際
政治では非常に重要な役割を担っている。こうした
インテリジェンス組織の仕組みとウラの活動に目を
向け、国際報道で漏れ伝わる関連情報を繋ぎ合わせ
ることで、現代国際政治の深層の一端に迫ってみた
いというのが、本書をとりまとめた目的だ。
　情報戦という言葉自体はよく聞くが、現実の国際
紛争で実際のところ、それはどうなっているのか。
具体的な紛争の局面での動きを追ってみようと思う。
(はじめにより)
—————————-

黒井さんの本著に寄せる思いとともに、
あなたもこの本を手に入れて、
世界の裏側に迫ってみませんか？

オススメです。

このような本はすぐ絶版になるケースがありますの
で、気になる方は早めに手に入れることをおすすめ
します。

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エンリケ

追伸
著者の専門知識と信頼できる情報を求めるあなたにとっ
て、この新刊は必読の一冊です。あなたは国際情勢や諜
報活動に関する知識の穴を埋めるだけでなく、その知識
をさらに広げ、深めることができます。そして、著者の
見解を通じて、現代の政治、経済、軍事、インテリジェ
ンスに関する重要な問題についての理解を深め、自身の
意見や立場を形成し、行動に移すことができるでしょう。

この種の本が出回る期間は短く、すぐ絶版になる
可能性が高いので、ピンときたらすぐ手に入れて
おくほうが良いです。

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追伸２
この新刊は、国際情勢や諜報活動に関する包括的な知識
を求めるあなたにとって、非常に貴重な資源となること
でしょう。すぐに絶版になる可能性が高いので、気にな
る方は早めに手に入れることをおすすめします。

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【本の紹介】『工作・謀略の国際政治 – 世界の情報機関とインテリジェンス戦』 黒井文太郎

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