明治32年7月 軍機保護法、要塞地帯法
軍機保護法:軍事上の機密の漏洩を防ぐため、具体的事項を列挙して形を定めたもの
要塞地帯法:要塞地帯を指定し、その秘密保護の要領、罰則等を規定したもの。
明治28年4月15日 山縣上奏文
凡そ一国の兵備を設くる、先ず其の国土の位置と形状を考え、対外の政策と隣邦の兵備とを
案じて以て之が標準を定め、而して財政に顧みて之を斟酌せざるべからざるなり。
明治19年1月 戦時概則
警備隊をまず対馬に、次いで小笠原、佐渡、隠岐、大島、沖縄に逐次配備することとした
明治13年の山縣上奏文(隣邦兵備略)
常備兵力は人口の100〜70分の1
戦時定員は20〜15分の1
明治22年の徴兵令大改正
・兵役を常備兵役、後備兵役、補充兵役、国民兵役に区分
常備兵役:現役(陸軍では3年)と予備役(陸軍では4年4ヶ月)
後備兵役(陸軍・5年):常備兵役を終わったものが続いてこれに服するものとした。
補充兵役: ...
戦争に現れた兵器の進歩発達
1.直前の戦争で主要な役割を演じた兵器は、次の戦争でも相当な活躍を示し、また一部改善されて、更に有効となったものもある
2.直前の戦争末期に姿を現し、当時はまだ十分な威力を発揮するまでには至らなかった兵器が、次の戦争で注目すべ ...
国防と国力の結びつき:軍備充実と民間産業の発展へ (加藤友三郎海軍大将)
国防は軍人の専有物にあらず。戦争も亦軍人のみにして為し得べきものに非ず。国家総動員して之に当たるに非ざれば目的を達し難し。故に一方にては軍備を整えると同時に民間工業力を発達せしめ、貿易を奨励し、真に国力を充実するに非ずんば如何に軍備の ...
四局二部長会議
陸海外の懇談的会合で、戦争指導面における最高スタッフの機能を果たしていた。参加者は陸海軍の両軍務局長、両情報部長、外務省の欧亜及びアメリカ両局長。
支那事変における戦略と補給の苦悩 (佐藤賢了陸軍中将)
支那事変で日本側は海岸に近い大都市を占領して敵の政権を奥地に追い込んだ。その結果、消費地帯を背負い込んでその補給に苦しんできた。これは、支那征服の常道ではない。むしろ奥地から海岸の方へ追い出すことが良策と説くものもあった。
アメリカ、デンマーク侵入に対応しアイスランドの統治権を支持(昭和15年)
デンマーク領アイスランドは、独軍のデンマーク侵入に伴い、いち早くデンマーク国王のアイスランドに対する統治権を剥奪する旨を発表したが、昭和15年4月16日、アメリカはアイスランドの要請を受け、同島にアメリカ領事館を解説するであろうと回答 ...
準戦時の外交 (小磯國昭陸軍大将)
「準戦時の外交には平和時とは自ら違ったやり方をせねばならぬ。使節はよろしくこれを軍艦で送り、交渉中軍艦はバタビア港外に待機せしめ、必要の場合何時でも上陸するぐらいの気勢を示さなければ駄目だ。」
国防を担う精強な軍を保持する (杉田一次陸将 陸軍大佐)
1.平時に整えておかねばならぬもの
①軍政を司る中央部の機構及び制度
②教育訓練のための学校及び制度
③戦死、戦病死者に対する国家としてなすべき措置及び制度
④論功行賞
⑤動員
⑥兵 ...
【国家防衛分析プロジェクト】第3回「防衛力の抜本的な強化」実現を阻害するものとは? 江崎道朗 小野田治 小川清史【救国シンクタンク】
★国家防衛分析プロジェクトご寄付募集★
多くの皆様より、当プロジェクトへのご支援、ご寄付を頂くことができましたら、参加をする専門家、研究員の増員が可能となります。これから、一層、研究を深め、我が国の防衛力強化に繋がる提言をして ...
【本の紹介】『ヒトは軍用AIを使いこなせるか』 著:ジェームズ・ジョンソン(英アバディーン大学 助教) 翻訳:川村幸城(一等陸佐)
<本書は、AIを搭載した兵器システムが大国間の戦
略的安定性にどのような影響を及ぼすのかを考察し
ている。AIで強化された軍事システムは戦いのペー
スを速め、人間の意思決定の時間枠を超越する。他
方、A ...
【6分でわかる】AIと機械学習とディープラーニングの違いとは!?
「コスパよくデータサイエンスを学べるスクール」スタビジアカデミー:
この動画ではAI・機械学習・ディープラーニングについてお話していきます!
Voicyで語った音声を元に動画にしています。
Voicyで聴き ...
【国家防衛分析プロジェクト】第2回「自衛隊予算不足のしわ寄せ先」江崎道朗 小野田治 小川清史【救国シンクタンク】
★国家防衛分析プロジェクトご寄付募集★
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科学と倫理の調和を求めて
軍事と人間拡張技術の関係や科学と倫理の調和について議論されています。人間拡張技術は能力向上と共に倫理的な問題を引き起こすため、倫理ガイドラインと審査の強化が必要です。国際的な協力や規制、教育と公開討論も重要で、倫理的な視点と社会的な課 ...
軍事と人間拡張技術の新たな時代
軍事技術の進歩による人間拡張は、戦場での効果的な任務遂行を可能にするが、倫理的な問題や安全保障の均衡をもたらす可能性もある。未来の兵士は強化されるが、社会は倫理的視点からの議論と政策の策定を重視すべき。
人間拡張技術の将来展望
人間拡張技術の軍事利用は倫理的な問題や安全保障上の懸念を引き起こす。自律的な兵器やガイドラインの必要性が議論され、技術進歩は格差や倫理的問題をもたらす可能性がある。安全保障とサイバーセキュリティの強化、個人の権利と法的保護が重要とされ ...