【本の紹介】『社会的嘘の終わりと新しい自由 ー2030年代の日本をどう生きるかー』 渡瀬裕哉(著)

自由を取り戻す鍵を手にできる渡瀬氏の著作に注目せよ!
本著は、今から先の時代を生きるための道しるべです。

『社会的嘘の終わりと新しい自由 ー2030年代の日
本をどう生きるかー』
著者:渡瀬裕哉
判型・ページ数:四六版、320ページ
定価:1,760円(本体価格+税)
発行日:
発行:すばる舎
https://amzn.to/3pmEcnq

渡瀬祐哉氏の最新作『社会的嘘の終わりと新しい自
由』は、読者の心をとらえて放さない価値ある作品
です。

時代の本質とその背景、未来の展望について明快な
解説を行っており、驚くほど具体的かつ納得できる
内容となっています。特に、権威主義の進化や現代
の苦悩に対する洞察力は素晴らしく、権威主義1.0、
権威主義2.0、権威主義3.0で分類される時代の解説、
ポリティカルコレクトネスやキャンセルカルチャー
といった象徴的な言葉を的確に捉えています。

本書の特徴の一つに、現実的な解決策や具体的な行
動案を提示していることが挙げられます。

単なる理論や思考実験にとどまらず、現実の問題に
対して実践的なアプローチを提供しています。
これにより、読者は自らの意思で行動に移すことが
でき、より具体的な成果を得ることができるでしょう。

筆者の渡瀬氏に近さを感じるきっかけは、中野学校
関連の本に取り上げられていたことでした。
それ以来著作や動画、活動に触れるようになりました。

【略歴】
渡瀬裕哉(わたせ・ゆうや)
パシフィック・アライアンス総研所長・国際政治ア
ナリスト、早稲田大学招聘研究員。1981年生まれ。
早稲田大学大学院公共経営研究科修了。 機関投資
家・ヘッジファンドなどのプロフェッショナルな投
資家向けの米国政治の講師として活躍。創業メンバ
ーとして立ち上げたIT企業が一部上場企業にM&Aさ
れてグループ会社取締役として従事。同取締役退職
後、日米間のビジネスサポートに取り組み、米国共
和党保守派と深い関係を有することからTokyo Tea
Partyを創設。全米の保守派指導者が集うFREEPACに
おいて日本人初の来賓となった。また、国内では東
国原英夫氏など自治体の首長・議会選挙の政策立案・
政治活動のプランニングにも関わる。
主な著作に『日本人の知らないトランプ再選のシナ
リオ』(産学社)、『トランプの黒幕 日本人が知
らない共和党保守派の正体』(祥伝社)、『なぜ、
成熟した民主主義は分断されるのか』『2020年大統
領選挙後の世界と日本』(すばる舎)、『税金下げ
ろ、規制をなくせ 日本経済復活の処方箋』(光文
社新書)、『無駄(規制)をやめたらいいことだら
け 令和の大減税と規制緩和』(ワニブックス)な
どがある。

渡瀬氏の洞察力や分析力は素晴らしく、特にアメリ
カ政治や税金に関する見識は高く評価されます。
彼の実践的なアプローチや減税への取り組みは、知
的かつ魅力的であり、国民運動にもつながる可能性
を感じます。

著者の国内外での経験や洞察力を基にした状況解説
は、私たちが直面する複雑な問題に対して明確な答
えを導き出すことに役立つでしょう。

本の中身はこんな感じです。

◆目次

第1章 権威主義が人間を不幸にする
第2章 国民から「人生」を奪う政府の取り組み
第3章 自由な社会のあり方
第4章 「自由な社会」の人生の生き方

権威主義1.0権威主義2.0権威主義3.0で分類される
時代の解説は、本当に納得できるもので、今の時代
の息苦しさ、ポリティカル、コレクトネス、キャン
セルカルチャーといった言葉に代表されるものを時
代、運命と言う意味で極めて的確に捉えていると感
じます。その意味で、この本の1番の読み所は第一章
になるかと思います。

第二章は政府が国民の内部にまで干渉を関与してく
ることに関する指摘です。福祉国家という言葉はい
いように聞こえますが、実際のところはどうなんで
しょうか?
先日明らかになった通り、わが国で国民は税金に
5割持っていかれています。その税金で一体何が行
われているんでしょうか?これだけ税金をとられ
て、我々国民はどれだけ幸福になっているでしょう
か?幸福感は向上したでしょうか幸福感が満たされ
ているでしょうか?昔よりも幸福感が落ちている気
がしませんか?
なぜそんなふうになってしまったのか?その辺の話
が書かれています。

第三章では「自由」に関する著者の考えが書かれて
います。注目すべきは、分散型自立組織(DAO)と安
全保障に関する提言です。

第四章では、自己啓発的な、ライフスタイルに関す
るアドバイスがまとめられています。著者はここで
「強靭性」「選択性」「決断力」と言う3つの柱を
提示しています。興味深いのは「読書」の大切さを
取り上げている点です。どちらかと言えば理を中心
とする内容なんですが、読書と言うアナログを重視
している姿勢に良さのバランスの良さ知性の高さを
感じました。

全体を通して、本書は現代の時代背景や将来に向か
うベクトルを探求したい人々にとって欠かせない情
報を網羅しています。私自身、非常に満足のいく内
容であり、著作を読むのはこれが初めてではありま
すが、渡瀬氏の洞察力と分析力に感銘を受けました。

本書は、
未来への道標として真に価値のある存在であり、
明快な解説は、時代の本質や背景、未来の展望につ
いて驚くほど具体的で納得できるものです。

私たちがいま知りたいことを、的確に描き出してい
る感を持ちます。

現代の難問に真摯に向き合い、筆者独自の視点で解
決策を提案しているところも素晴らしいですね。

自由から逃れることは誘惑的で簡単ですが、その逃
避行は私たちの可能性や人生の意味を奪い、最終的
には自由自体を忘れる結果につながります。本書は
私たちに自由の存在を思い起こさせ、新たな展望を
開くきっかけとなるでしょう。

筆者は、自由とは何か、どのように自由を実現し、
閉塞感を乗り越えるのかについて深く考察します。
個人の意志と決断の重要性を強調し、自己啓発や知
識の獲得を通じて自由を追求する道を示します。

具体的な行動案も提案されています。
例えば、自分自身の信念を持ち、他者の意見や社会
の常識に縛られずに自由に考えることが重要です。
また、情報の選択や情報の取捨選択においても、
独自の判断基準を持つことが求められます。

結論として、本書は自由の重要性や自由を追求する
道筋を明確に示した優れた一冊です。
現代社会の課題に真摯に向き合い、現実的な解決策
を提案しています。

筆者の知識と洞察力、そして希望に満ちた展望は、
読者にとって大きな示唆となることでしょう。
この本を通じて、私たちは自由の本質を再考し、よ
り充実した人生と社会の実現に向けて歩みを進める
ことができるでしょう。

今の時代を知りたいあなたに、
心からオススメします。

『社会的嘘の終わりと新しい自由 ー2030年代の日
本をどう生きるかー』
著者:渡瀬裕哉
判型・ページ数:四六版、320ページ
定価:1,760円(本体価格+税)
発行日:
発行:すばる舎
https://amzn.to/3pmEcnq

エンリケ

追伸
情報の信頼性やバイアスを見極める方法、批判的思
考を養うための手法も提案されています。これらの
アプローチを通じてあなたは、自らの判断力を高め、
より自由な意思決定を行うことができるようになる
でしょう。

さらに著者は、社会の枠組みや制度に対しても批判
的な視点を持ち、必要な改革や革新を提案していま
す。政治や経済のあり方に関する提案や、個人の自
由を守るための法的な手段についても触れています。

希望や未来への展望を示す点でも価値があります。
筆者の見解や提案は、危機感や現状の問題点を指摘
しながらも、希望を持って未来を考えることを促し
ています。自由を追求し、より良い社会を築く可能
性を示唆しているのです。

ぜひお読みください。

『社会的嘘の終わりと新しい自由 ー2030年代の日
本をどう生きるかー』
著者:渡瀬裕哉
判型・ページ数:四六版、320ページ
定価:1,760円(本体価格+税)
発行日:
発行:すばる舎
https://amzn.to/3pmEcnq