JFK暗殺６０年 – 機密文書と映像・映画で解く真相
■JFK暗殺から６０年、アメリカ史の闇に迫る！──映像が見せた真実とは？
アメリカが最も驚愕した瞬間──JFK大統領の暗殺か
ら６０年が経過しました。しかしながら、その歴史
のページは未だ謎に包まれ、真相は闇の中です。
なぜでしょうか？
映像は時に、言葉では伝えられない真実を冷静に伝
えます。JFK暗殺の瞬間、映像は冷徹な証言者として
存在感を示しました。しかしその映像がなぜ真実を
秘匿せざるを得なかったのか？アメリカ史そのもの
に疑問を呈する冒険が、ここに始まります。
歴史の裏側にはさまざまな陰謀や秘密、大統領を狙
った者たちの影が潜んでいます。これらの要素が絡
み合い、私たちが知る歴史とは異なる真実が広がっ
ています。アメリカ史の闇を照らし出す映像が、あ
なたに問いかけます。なぜ真相を秘匿せざるを得な
かったのか、、、
この書籍は、アメリカ史に刻まれた未解決の謎に迫
り、映像が語る真実の一端を明らかにします。JFK暗
殺から６０年、映像の中に秘められた真実を解き明
かし、アメリカ史の新たな一面に触れてみませんか。
映像が語る言葉の向こうに広がる歴史の深みを感じ、
真実に向き合う覚悟を持ちましょう。あなたの歴史
の舞台裏への招待状が、今、ここにあります。
著：瀬戸川宗太
定価：1,700 円＋税
発行日 2024-01-16
発行：ワニ・ブックス
https://amzn.to/3TIzzkP
おはようございます、エンリケです。
本著は「ケネディ暗殺」というテーマを通じて「陰
謀論」や「世論操作」というツールを用いながら
「アメリカおよびアメリカ的なるもの」を問い直す
内容です。着眼点が非常に面白いと感じます。
以前紹介した『総理暗殺─政治家とテロ事件』（＊）
と同じ系統ですが、暗殺と政治の関わりにとどまら
ず、「陰謀論」「メディア（TV、映画など）」とい
うサブカル的ツールを駆使して「暗殺と世論操作の
かかわり」へと読者の視野を広げている点で、新た
な分野を切り開く可能性を感じさせる一冊となって
います。
（＊）『総理暗殺─政治家とテロ事件』大橋治雄著
https://amzn.to/3SUtNsZ
著者はこういう方です。
著者略歴
瀬戸川宗太（せとがわ そうた）
１９５２年、東京都生まれ、上智大学法学部卒業後、
中学・高校の教員、立教大学法学部客員研究員（ケ
ネディ政権とキューバ危機の研究）を経て、映画評
論家となる。社会派・サスペンス映画に詳しい。現
在、「夕刊フジ」「正論」「Hanada」「Voice」等の
新聞、雑誌に映画評論を寄稿。著書に『世界を予言
した映画８０本』（産経NF文庫）『世界の戦争映画
１００年』（光人社NF文庫）『「JFK」悪夢の真実』
（社会思想社）『懐かしのテレビ黄金時代』『思い
出のアメリカテレビ映画』（ともに平凡社新書）な
どがある。
本文にはこういう一節があります。
＜ケネディ大統領が暗殺された時、私はまだ小学校
五年生だった。今から約六〇年前の出来事だが、母
親の「ケネディ大統領が殺されたわよ」という声で、
朝、眼がさめたのをよく覚えている。暗殺の第一報
は、偶然にも日米のテレビ衛星放送開始と重なって
いた。この大事件は、私の少年時代の思い出と深く
結びついているため、本書の出版は、私にとっても
極めて重要な意味をもつ。
少年期が、人間形成にかけがえのないものだけに、
ケネディ暗殺の真相を追求するのは、過去の真実を
知るだけでなく、人生にとって貴重な日々の意味を
考え直す作業を伴う。悲劇が起きた一九六三年前後
の雰囲気は、今でもありありと脳裏に焼き付いてい
る。（中略）本書は、一九六三年一一月二二日のダ
ラスでの悲劇が、今日における歴史的意義を映画や
ドキュメンタリー作品を基に明らかにしたものだ。
執筆しながら、再認識したのは、映画、映像のもつ
絶大な力、そしてケネディ暗殺は、決して過去の出
来事などではなく、現代に生きる我々の将来と固く
結びついていることに他ならない。＞ （本文より）
著者とケネディ暗殺との人生を通じた関わりが伝わ
りますね。
ちなみにわたしの場合、
令和４年（２０２２年）７月８日、
安倍晋三総理が奈良で銃撃された、
との一報に接したとき反射的に頭に浮かんだのが、
ケネディ暗殺でした。
本著に強く興味を惹かれたのは、安倍晋三暗殺に
ついて１章を割いて書かれていたからかもしれま
せん。
それではこの本の内容を見ていきましょう。
◆もくじ
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はじめに
プロローグ
第１章 文書公開で浮上した驚愕の真実
ＪＦＫ暗殺陰謀論の歴史的意義
オリヴァー・ストーンの『ＪＦＫ』公開の意義
元CIA職員ロバート（ボブ）・ベアによる新証拠発見
オズワルドの背景にソ連・キューバの謀略
カストロと亡命キューバ人の暗躍
米ソの全面戦争に発展する可能性があった！？
ソ連はどのようのJFK暗殺に関与したのか
連綿と続いている共産国家の陰謀
キューバ大使館職員シルビア・デュランをめぐる謎
米国不正選挙ーJFK暗殺を思わせる陰謀の構図
FBI内部メモの存在とメディアの在り方
第２章 映像で読むケネディ暗殺論変遷史
JFK暗殺を予言・映像化した先駆的作品
「影なき狙撃者」と「五月の七日間」
映画で明かされたすさまじいスパイの洗脳方法
ケネディ暗殺を予言した恐るべき作品
「大統領の陰謀」と米ジャーナリズム
ニクソン失脚と静かなるクーデター論
オズワルドはケネディを撃っていない！？
事件の再現でオズワルドの単独狙撃説が浮上
政府による「魔法の銃弾」説
グラシノール（小高い丘）に狙撃者はいなかった
オズワルドの単独狙撃説の波紋
新しい「マフィア暗殺説」の登場
新マフィア説とキューバとの繋がり
日本の左翼マスコミが軍産複合体説を報じる理由
第３章 ケネディの個人史とその人物評価
ジョン・F・ケネディ誕生とその幼少期
ケネディ魚雷艇艦長時代とその映画化の意味
ケネディ兄弟は反共主義者だった
上院議員時代と知られざる病気との闘い
ケネディは大統領選をどのように戦ったか
テレビ時代がケネディを勝利へ導く
ベトナム戦争と「ケネディ神話」の崩壊
映画『JFK』と「ケネディ神話」の復活
第４章 陰謀論について
振り返る、松本清張の「米情報機関陰謀説」
国際的暗殺の起源＝共産党権力の確率
陰謀論のもう一つの重要な役割
陰謀論が果たす現代的な意味、国際共産主義の陰
謀を暴く
第５章 関連する政治・社会派映画
朝鮮戦争映画から「赤の恐怖」へ
時代を映し出したB級SF侵略映画
ファシズムと国際共産主義の恐怖
この世の地獄ウクライナの大飢饉を描いた映画
米ソ同盟時代のハリウッド映画
親ソ映画の頂点『モスクワへの密使』
反ソ映画の先駆的作品『鉄のカーテン』
第６章 安倍晋三元首相暗殺
安倍晋三元首相暗殺の第一印象
日本のマスコミは暗殺をどう報じたか
ケネディ暗殺と酷似したシナリオ
単独犯行への布石＝マスコミの統一教会フィーバ
ー報道
あまりにも多い暗殺現場での謎
仕組まれた暗殺現場での映像ーケネディ暗殺と酷
似しているのは偶然ではない
エピローグ
いったい、ケネディ暗殺論とは何であるか
アメリカ大統領戦の大混乱とは！？
議事堂乱入事件の真相
なぜ日本のマスコミはアメリカの不都合な話を報
じないのか
あとがき
参考文献
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いかがでしょうか？
「JFK暗殺」はただの歴史の一ページではありません。
「アメリカなるもの」そのものを問う根源的な問い
へのはじまりなのです。
この書籍は、映画のような興奮と感動、そして知的
好奇心を刺激する真実の探求への招待状です。あな
たも、歴史の舞台裏に迫る冒険に飛び込んでみませ
んか？
60年前、世界を震撼させたケネディ大統領の暗殺。
その一瞬が、小学五年生だった主人公の心に深く刻
まれました。母が告げた「ケネディ大統領が殺され
たわよ」という言葉が、まるで映画のように生々し
く鮮明に著者の脳裏に蘇ります。
悲劇が巻き起こった一九六三年当時の雰囲気は、著
者の心に今なお強く残っています。本書は、一九六
三年一一月二二日のダラスで展開された悲劇を、映
画やドキュメンタリー作品を通じて今日の歴史的意
義として明らかにしています。
文書公開で浮上した衝撃の真実から本書は始まりま
す。JFK暗殺陰謀論の歴史的意義を掘り下げ、オリヴ
ァー・ストーンの『JFK』が公開された背後に潜む深
いメッセージを明らかにします。そして、元CIA職員
ロバート（ボブ）・ベアが見つけた新たな証拠が、
歴史のページをめくる手がかりとなります。
本書は、カストロと亡命キューバ人の影が絡む陰謀、
オズワルドの背後に潜むソ連・キューバの謀略に迫
ります。更に、米ソの全面戦争に発展しかねない危
機的瞬間が迫りつつあったこと、マフィア暗殺説と
いう新たな説の登場とキューバとの繋がり、ヴェノ
ナ文書が明らかにする国際共産主義の陰謀、、、歴
史の奥深さが一気に明らかにされます。
日本の左翼マスコミが軍産複合体説を報じる理由、
そして魚雷艇艦長時代のケネディとその映画化の意
味も解き明かされるでしょう。
マスコミがアメリカの不都合な話を報じない理由、
そして安倍元首相暗殺が驚くほど酷似しているのは
偶然ではないという新たな発見も、この書籍があな
たに届ける真実の一部です。
執筆中に再認識されたのは、映画や映像がもたらす
圧倒的な力。そして、ケネディ暗殺は決して過去の
出来事ではなく、現代に生きる我々の未来と固く結
びついているという事実です。
映画やドキュメンタリーが描く一九六三年のダラス。
悲劇が今も鮮烈に残るその瞬間を、あなたはまだ見
ていません。
謎めいた映像が語る歴史の奥深さ。
この書籍は、その真実に触れる手引きなのです。
執筆者が再認識した映画と映像の力。それはケネデ
ィ暗殺が過去の出来事ではなく、未来と深く結びつ
いていること。読者は映画のような興奮と感動に包
まれ、過去と現在が交錯する歴史の扉が開かれます。
ここに描かれるのは、あなたが知りたい、感じたい、
そして考え直したい歴史の一ページ。JFK暗殺の謎と
真実に迫り、歴史の舞台裏を映画のような臨場感で
味わえるのです。激動の時代の真実に迫る旅へ、あ
なたもぜひ参加してください。
切れ味の鋭さを非常に感じる本です。
シャープな読み物に触れたい方に格好の一冊です。
歴史の不可解な出来事に興味を持つ、
知的好奇心旺盛なあなたにもオススメです。
きょう紹介したのは
定価：1,700 円＋税
発行日 2024-01-16
発行：ワニ・ブックス
https://amzn.to/3TIzzkP
でした。
今すぐクリックして、歴史の真実への扉を開けよう！
次回もお楽しみに！
エンリケ
追伸
ケネディ暗殺の謎、歴史の奥深さに迫るなか、少年
が見たあの出来事が、なぜ今も私たちに何かを訴え
かけ続けるのか？
本著は、その真相を解き明かす冒険の扉を開くきっ
かけになります。
ケネディ暗殺の謎と真実に迫り、
過去と現在が交錯する瞬間、歴史の扉を一緒に開い
てみませんか？
著：瀬戸川宗太
定価：1,700 円＋税
発行日 2024-01-16
発行：ワニ・ブックス
https://amzn.to/3TIzzkP