肩ひじ張らずに皇室を知ろう

2020年5月5日

こんにちは。エンリケです。
皇室を取り扱った本をふたつ紹介します。
皇室と日本について知りたい方へのプレゼント
に最適です。
まずご紹介するのはこちら↓

『まんがで読む古事記5』久松文雄著
 平成24年神道文化賞を受賞した名作シリーズの
第5回配本です。
年一回のペースで発刊されているこのシリーズは、
わが国で最も大切で面白い古典中の古典「古事記」
を原作に忠実にまんが化したものです。
今作では「倭建命(ヤマトタケルノミコト)」が
おかくれになり、半島遠征を行った神功皇后、
そして仁徳天皇へと移ってゆく時代を描き出して
います。この第5巻で、「古事記中つ巻」が終わり
ます。
わが国における「神(カミ)」は、このまんがで
登場するような、身近でどうということのない
「人々」といって差し支えない存在で、諸外国の
「ゴッド」「アッラー」とは全く異なる概念である
ことがよく伝わってきます。
日本の国柄を知るうえで古事記ほど役立つものは
ありません。それをもっともわかりやすい「まんが」と
いう形で表現したこのシリーズ。
自分の中にある日本を確認したい方にとって必読の一冊です。
933円(+税)
【もくじ】
第三十章 東宝十二カ国平定への道
第三十一章 大和の国はまほろば
第三十二章 神功皇后の新羅遠征
第三十三章 応神天皇と三人の皇子たち
第三十四章 大山守命の謀反
第三十五章 仁徳天皇
第三十六章 天の日矛
第三十七章 秋山之下氷壮夫と春山之霞壮夫
参考資料
『まんがで読む古事記5』
久松文雄著
単行本(ソフトカバー): 212ページ
出版社: 青林堂 (2014/1/22)
ISBN-10: 4792604842
ISBN-13: 978-4792604844
発売日: 2014/1/22
http://okigunnji.com/1tan/lc/kojiki5.html
続いてはこちら↓です

『皇室論』高森明勅(著)
皇室に関する言論活動で高名な高森さんの手になる、
間口の広い皇室入門書です。皇室を知る最初の一冊と
して、教条的な皇室論にうんざりしている人に
ピッタリです。特徴は次の3つです。
1.皇室に対する知識をまったく持たなくても、
コンパクトでわかりやすく皇室の全体像が
まとめられている
2.国民全体が取り組む必要のある重要な論点に
ついては、妥協することなく掘り下げた議論が
なされている
3.いまの皇室が直面する現在進行形の課題に
対する提言が行われている
昭和21年元旦の「元旦詔書」を「人間宣言」とみる
見当はずれさも指摘しています。この詔書は「五箇条の
ご誓文」を戦後再建の基本方針にする、との先帝陛下
による日本復興のための勅語だったからです。
これまでこの点を一般人向けに解説していた言論人は、
私が知る限り兵頭二十八さんだけでした。
流れるようにスラスラ読めます。
それなのに脳の中に好いものがたくさん残った
との読後感を味わえます。
皇室について知りたい、理解をより深めたい、
現在論戦中・・・さまざまな方におススメできる
万能選手といえましょう。
【もくじ】
伊勢神宮と皇室のつながりをご存知ですか?
式年遷宮を機に世界に誇る日本の皇室について学ぶための一冊!
第一章 天皇の謎と歴史
「五十の謎」でわかる天皇のすべて
アウトラインでたどる天皇の歴史
初の女帝、推古天皇の時代
「大化改新」――否定論から肯定論へ
皇位継承の軸を変えた持統天皇
京都が首都だった平安~江戸時代の天皇
「千年の都」を築いた桓武天皇
転換期に君臨した後白河天皇
天皇親政をめざした後醍醐天皇
楠木正成――「千年に一人」の英雄の見事な最期
最強の江戸幕府と対峙した後水尾天皇
第二章 皇室と式年遷宮
皇室に伝わる「三種の神器」とは何か
伊勢神宮の鎮座と出雲大社の創建
伊勢「式年遷宮」千三百年の歩み
『古事記』は「日本」以前の書
第三章 昭和天皇と戦後日本
昭和天皇――「終戦」聖断の真実
昭和天皇はマッカーサーに何を語られたか
天皇の「人間宣言」はあったか
GHQを驚かせた占領下の「皇居勤労奉仕」誕生秘話
皇太子殿下はオーラが違う
日本の「復興力」を証明した昭和の東京オリンピック
第四章 世界に冠たる日本の皇室
知られざる天皇「慰霊の旅」
「皇室の尊厳」の行方
不敬極まる「秋篠宮摂政論」
天皇と差別
古代からの祈りを受け継ぐ天皇
あとがき
皇室論-伊勢神宮式年遷宮に寄せて
高森明勅 (著)
単行本(ソフトカバー): 237ページ
出版社: 青林堂 (2013/9/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 479260477X
ISBN-13: 978-4792604776
発売日: 2013/9/20
http://okigunnji.com/1tan/lc/koshitsuron.html