明治5年11月28日 太政官告諭
「苟モ国アレハ則チ兵備アリ 兵備アレハ則チ人々其役ニ就カサルヲ得ス」
「民兵ノ法タル 固ヨリ天然ノ理ニシテ偶然作為ノ法ニ非ス」
「古昔ノ軍政ヲ補ヒ 海陸二軍ヲ備ヘ 全国四民 男子ニ十歳ニ至ル者ハ尽ク兵籍ニ編入シ以テ緩急 ...
明治4年12月の山縣・川村・西郷の「軍備充実構想」
兵ハ国ヲ守リ民ヲ護スルノ要ナリ
①内地の守備の要目は「常備兵」と「予備兵」
②沿海の防御の要目は「戦艦」と「海岸砲台」
③陸海軍の資本を造る要目は「学校」「造兵(造兵官)」「兵站(武庫)」
戦時編制とは?(⇔平時編制(常設))
戦時における単位部隊の編成。部隊が戦時諸法規と相まってその任務を達成する戦力を
規定する編制。常設部隊は動員に当たり別命がない限り戦時編制に移行する。
戦時編制は、戦術戦法はもちろん平時の教育訓練、動員準備(要員、兵器 ...
明治13年の山縣上奏文(隣邦兵備略)
常備兵力は人口の100〜70分の1
戦時定員は20〜15分の1
国防を担う精強な軍を保持する (杉田一次陸将 陸軍大佐)
1.平時に整えておかねばならぬもの
①軍政を司る中央部の機構及び制度
②教育訓練のための学校及び制度
③戦死、戦病死者に対する国家としてなすべき措置及び制度
④論功行賞
⑤動員
⑥兵 ...