【防人の道NEXT】国民の理解が自衛隊を支える-荒木肇氏に聞く[桜H29/6/28]
日本初の自衛隊情報番組「防人の道 今日の自衛隊」の後継番組として、自衛隊や安全保障に関するテーマや取材レポートなどを、随時お送りしていきます!
キャスター:葛城奈海・色希
ゲスト: 荒木肇(公益財団法人 自衛隊家族 ...
独立混成旅団とは?
独立といえば、独混(どっこん)と独歩(どっぽ)大隊が有名です。独立混成旅団は1939(昭和14)年から編成されるようになりました。師団に属さず、方面軍や軍に直属します。そこで「独立」という冠称が付きました。
その隷下には混成と ...
熱心な軍事・ミリタリー・国防ファンへのプレゼントに・・・
弊メルマガでは現在、連載著者の最新本2冊を紹介しています。
熱心な軍事・ミリタリー・国防ファンへのプレゼントにピッタリで、
先ほど確認した限り、どちらも在庫があります。
『レックス 戦場をかける犬』(
海軍予備学生と学校制度―当時の常識は記録に残らない(5) (荒木肇)
はじめに
先週は思わぬ忙しさで休載の運びとなりました。お詫びします。研究会の自分の提案文書や、陸自富士学校での講話の準備などなどが重なり、とうとう書ききれませんでした。
また、選挙の結果もまずまず予想通りとなりまし ...
陸士出身の陸軍大将、初心者はこれだけは読んどけ!
2009年9月16日配信の荒木肇先生のメルマガから抜粋しました。
陸士出身の陸軍大将
明治8(1875)年、士官学校は正式に発足し、士官生徒の1期生たちが入校。のちに大将になった人たちは2期生から多く出た。 ...
ここであえての明治時代の陸軍大将
2009年9月16日配信の荒木肇先生のメルマガから抜粋しました。
明治時代の陸軍大将
西郷隆盛、有栖川宮熾仁(ありすがわのみや・たるひと)親王、山縣有朋、小松宮彰仁親王、大山巌。
野津道貫(のづ・ ...
短期現役と2年現役―当時の常識は記録に残らない(4) (荒木肇)
はじめに
皆さん、ご教示、応援ありがとうございました。五反田猫様、予備役空軍大尉殿、情報提供ありがとうございました。東京法学院が中央大学の前身であること、よく分かりました。今後ともご愛読、ご指導重ねてお願い申し上げます。
海軍と陸軍の制度比較―当時の常識は記録に残らない(3) (荒木肇)
はじめに
いよいよ選挙も近づいてまいりました。自民党は「国防軍」への改称をいい、諸制度の見直しもされるつもりでしょう。これに対して、民主党は「自衛隊」でいいという。公明党も、「馴染んだものを・・・」という論調。興味深く注目し ...
帝国陸軍における野戦師団の編制
動員と復員
常設師団1個が動員されると、野戦師団、野戦電信隊、兵站諸部隊の動員が同時に行われた。動員とは、軍隊が戦時体制に入り、戦時編制になることをいう。逆に、平和に移行して平時体制にもどることを復員といった。
こ ...
特別志願将校と特別甲種幹部候補生―当時の常識は記録に残らない(2) (荒木肇)
はじめに
先週はお休みをいただきました。陸上自衛隊の学校での講話などがたまたま連続し、また、自分自身の資料集めの都合もあり、たいへん失礼をし、お詫び申し上げます。
目黒の陸自幹部学校では陸軍大学校の系譜を引くCGS ...
徴集と徴兵―当時の常識は記録に残らない(1) (荒木肇)
時代の常識
ある時代(直線で区切られるようなものではありませんが)の常識、当たり前はなかなか記録に残りません。むしろ、今も読みつがれたり、映像が残っていたりするようなもの・ことは、その時代でも記録に価するような、珍しかったり ...
救援隊が到着、そして後日談―主計大尉N氏の記録(3) (荒木肇)
はじめに
日米両軍の協力で離島奪回作戦の演習が中止になりました。報道によると、防衛省の政務三役の方々のご意向だとのこと。政治主導ですね(笑)。でも、うがった報道では、『中国を刺激してはいけない』という岡田ナニガシという政権与 ...
くやしかった世間の誤解―主計大尉N氏の記録(2) (荒木肇)
はじめに
派手な話はありません。Nさんからいただいた手記には多くが戦地の日常生活の中の「暮らし」が書かれています。今回はその中でも珍しい小さな実戦の話です。それから始めるのも、経理部将校達への誤解が多い、そう思われるからです ...
主計大尉N氏の記録(1) (荒木肇)
未熟な人の危険な発言
また始まったか、いつもこうなる。何か外患があると、必ず勢いのいい人が出現する。こう思わされたのは他でもありません。陸上自衛隊のある学校での祝賀会食の席でした。
来賓の代表として登壇されたのは若 ...
特別版 沖縄県と軍事史 (荒木肇)
ご挨拶とご紹介
創立60周年観艦式も終わり、いよいよ来年は陸上自衛隊の番ですね。今回の観艦式ではヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」の艦上から、同型艦「いせ」から発艦する対潜水艦ヘリの展示訓練を見られました。艦内は大きく、広く、さすが ...
陸海軍の軍医界を二分した脚気対策--脚気と日本陸軍 (荒木肇)
From:荒木肇
件名:陸海軍の軍医界を二分した脚気対策--脚気と日本陸軍
2012年(平成24年)10月10日(水)
残暑のお見舞いを申し上げます
暑さはまだまだ続きますが、それでも朝夕はいくぶんか ...
「エリートだった輜重兵―兵站の仕組みという難問(2)」(荒木肇)
今回の兵站に関する話は、私自身の研究メモでしかありません。勝手ながら、編年的にしていくつもりもありませんので、そのあたりもご容赦ください。制度的な話は、読者の中にも退屈で、面倒くさいと思われる方もおられるでしょうが、それもまたご勘弁を ...
「メッケルの指導―兵站の仕組みという難問(1)」(荒木肇)
はじめに――森林太郎は脚気の原因をどう考えていたか?
蘇州在住のN様、お便りありがとうございます。森軍医総監が死ぬまで伝染病説をとっていたという批判?があることは聞いたことがあります。逆に、それはどのような確証、つまり、森が ...