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創刊2000年10月のメールマガジン「軍事情報」です。

またもや田母神閣下に・・・

time 2009/07/01

田母神閣下が8月6日、広島において実施される予定の講演会
に対する広島市長の「別の日にしてくれ」要請については、
各紙の報道を通じてあなたもご存知のことと思います。
これは、
一民間人に対し、公的機関が恫喝するに等しい要請で、
いわゆる田母神問題における最も核心となった
「言論封殺」
の再現といって過言ではありません。


いまや一民間人にすぎない田母神閣下に対し、
地方自治体首長という公人が、また「ものを言うな」
との圧力を加えた。
この事実を重く受け止める必要がありますね。
「日にちをずらせとの要請は、言論封殺にはあたらない」
という●●●●的な態度を示す人は結構多いと思いますが、
果たしてそうでしょうか?
8/6に誰かが主催するよりあいの本質が、
核爆発犠牲者の方をダシにした
「核武器被害を受けたわが国が、非核4原則をこれからも
堅持するよう誓わされる日」
になっている以上、
それに反対する
「わが国が二度と核兵器の被害を受けないための選択肢として
核武装があるのではないか?」
という「言論」が出てきて自然なのが、
自由主義国家
でしょう。
民主主義国家
でしょう。
大事なのは、
一般国民が核武器に注目するのは、一年のなかで事実上8/6しか
ないということです。
普通の人は、忙しいですもんね。
毎日毎日核のことなんて考えられるもんじゃありません。
だからこそこの日に、核武器・核武装について大っぴらに、
さまざまな話をすることが必要なんです。
わが国は自由民主主義国家なので、
憲法記念日には改憲派と護憲派が同時に集会を開いてますよね。
核についても同じような言論が出ることは、
自由民主主義国家なら、ごくごく自然で健全な姿ではないですか? 笑
主催者さんや閣下のご意図も、
この「健全な言論の自由の確保」という点にあると思いますよ。笑
すなわち自由民主主義国家なら、同じ日にやらなければ意味がないと
いうことです。これが嫌だという公人は「独裁?全体主義?」と見られ
ても仕方ないですよね。
6月29日、村田元外務次官が新聞記者と会談し
「60年代から、米がわが国に核武器を持ち込める密約はある」と語ったとの
報道がきょう6月30日に出ました。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090629-OYT1T00576.htm
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090630AT3S2900W29062009.html
官房長官は否定の限りを尽くしていますが、
村田さんの発言は「持ち込ませず」を根っこからひっくり返す重大な発言です。
噂では同様の内容がずいぶん前から出ていましたが、これである意味
「固まった」という事になるでしょう。
非核4原則がなくなると、おまんま食い上げとなると思われる
広島市長が閣下に講演会の延期を要請したのも29日です。
不思議な一致です。
キモは「非核4原則」
「つくらず」「つかわず」「もちこませず」「かんがえず(?)」
のようです。
いずれにせよ、わが国防に核武器を役立てるうえで、非核4原則は
まずクリアしなければいけない壁となります。
ひとつ思うのは、
麻生首相にとってはいまが非核4原則破棄にとって絶好のチャンスでは
ないかということです。
何がどうなっても次の選挙は負けるようですから、次世代のために必要な
やるべきことを、いまのうちに少しでも残して置かれたほうが良いです。
8/6のなんとか式典というのを誰が主宰しているのか知りませんが、
核武器被害を受けたのにもかかわらず、
「もう二度と過ちは繰り返しません」
と、あたかもわが方が悪者であるかのごとく振舞う姿勢には
多くの広島市民や国民が疑問と憤りを持っています。
閣下の講演会がその受け皿になることはよろこぶべきことです。
半世紀以上たってようやくできたわけです。
広島市長の姿勢に疑問をもつのは、
非核平和の伝道師のような顔をしながら、イチバン身近で危険な北鮮の核実験や
核武装、また中共の核武器に対しては、必死かつ強硬な反対姿勢をすこしも
示していない点です。
閣下の言論封殺に動くだけでこれだけの新聞沙汰になるんです。
もし北鮮核や中共核に対し、抗議を受けるほどの強硬姿勢を示していたら、
かなり大きな報道がでるはずでしょう。
しかるにいままで、そういう話は一度も聞いたことがありません。
この人はいったい誰なんでしょうか?
主宰される日本会議広島さんには、陰に陽に圧力や各種妨害がかけられること
と存じます。誰がどういう不利益を与えるかについても、継続注視する必要
がありますね。
おき軍事は、主宰者さんと閣下のチャレンジに喝采を送ります。
チャレンジなき所に新しいものは生まれません。
姑息な姿勢からは何も産まれません。
ぜひあなた「も」、8/6の田母神閣下講演会 at広島にご参加ください。
それにしても、新聞沙汰になるのは、よいことですね。笑
(エンリケ航海王子)
■8/6広島講演に関する主な報道情報
田母神氏の「原爆の日」講演に広島市長が「待った」
2009.6.29 21:45  産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090629/trd0906292149014-n1.htm
田母神氏「広島8・6講演」、市が変更要請
(2009年6月30日00時20分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090630-OYT1T00043.htm?from=main3
田母神俊雄氏:「ヒロシマの平和を疑う」8月6日講演 秋葉・広島市長、
変更要請
◇「市民感情に配慮を」 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090630ddm041040062000c.html
追伸
けっきょく8/6に行なわれているイベントは、
「核被害を受けた日本人向けの「核武器は怖いよ」を忘れさせない会」
であり
「日本人に向けた「核をもってはいけないよ」講習会」
にすぎないんだと思います。
たぶん・・・ですが、
毎年行なわれる最大の理由は「去年もやったから」なんだと思います。
逆靖国参拝に踏みだせる気骨ある市長の登場を望みます。
世界はどこも、このイベントに注意を払っていません。
注意を払うのは、自国の国益を図るうえで利用できると踏んだときだけです。
なんともお間抜けな話です。


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