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防衛省設置法第12条

time 2008/05/03

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ついて執筆活動を展開しております。     ライター・平藤清刀
E-mail hirafuji@mbr.nifty.com 
WEB http://homepage2.nifty.com/hirayan/
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⇒平藤さんはわが国唯一の即自ライターです。ライター歴十六年を数えます。
文章作りでお困りのあなた、迫力と簡潔さとわかりやすさであなたの思いを
形にしてくれる「即自ライター」平藤さんに、伝えたいこと・どうしても
書き残しておきたいことを委ねてみてはいかがでしょう?(エンリケ)
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軍事情報 (防衛省設置法第12条)           11,458部
平成20年(2008年) 5月3日
──────────────────────────────────☆
ちなみに、ヨーソロ様のご高見にあった防衛省設置法第12条とはこう
いうものです。
「(官房長及び局長と幕僚長との関係)
第12条 官房長及び局長は、その所掌事務に関し、次の事項について防衛大臣
を補佐するものとする。
1.陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊又は統合幕僚監部に関する各般の方
針及び基本的な実施計画の作成について防衛大臣の行う統合幕僚長、陸上幕僚
長、海上幕僚長又は航空幕僚長(以下「幕僚長」という。)に対する指示
2.陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊又は統合幕僚監部に関する事項に関
して幕僚長の作成した方針及び基本的な実施計画について防衛大臣の行う承認
3.陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊又は統合幕僚監部に関し防衛大臣の
行う一般的監督」
わが自衛隊に対する大臣の指示、承認、監督に複数の素人さんが口を挟む機会
を提供しますよ~ということです。軍令軍政すべてですね。最悪です。
と思ってしまいがちですが、
実態は「口を挟む余地」などという生やさしいものではありません。
■補佐の意味と政治将校制度の類似
「局長が補佐する」と言う意味は、役所の実務としては、当該部局の多くの関係
下級官僚が事前に回覧された合議書(民間でいう稟議書)にハンコを押す、と言
うことです。(ハンコの数20個は少ない方です)
「ハンコを押す」と言うことは押さない者がいれば合議書は上司に上がらない。
つまり「幕僚長が決済して幕から大臣にあげた合議書に対して、更にその上に内
局用合議書を被せて各局を回覧するので、若造の官僚にすら拒否権がある」と言
うことです。それでいて彼等は責任を一切取りません。
早い話がソ連軍時代の政治将校の役割の大規模なものです。
同時にこれは桜田門(警察)が市ヶ谷(自衛隊)を押さえ込むための仕組みでも
あります。警察にとって国内でライバルになる可能性のある組織は自衛隊だけで
すから、そして旧陸軍から相当な煮え湯を何度も飲まされていますからね。
■警察の自衛隊支配志向
警察庁は外務省と並び、明治以降まったく変わることなく存続している国家機
関です。また、わが国で自衛隊をもっとも憎んでいる組織といえます。
警察官僚は、警察権力に対抗できる勢力の誕生、すなわち「自衛隊の国軍化」
を警戒しています。
その代表格が先だって亡くなった後藤田正晴氏(元警察庁長官・内務省キャリア
上がり)です。
彼は内務省の官僚時代に受けた2度の屈辱(226事件および終戦時の近衛師団
乱事件で警視庁が軍に占拠された)を晴らすため、自衛隊が法的権限や権威を
増やすようなことすべてに、ことごとく反対したといわれています。
氏を神の如く奉じている現元の警察キャリアの多くは、その教えを忠実に受け
継いでいます。そして、自分達の既得権益を脅かすであろう自衛隊の行動すべ
てに監視をつけたいと願い、上記の形で自衛隊を牛耳る仕組みを密かに作って
いました。
阪神淡路大震災の際に自衛隊出動が遅れたのは、自治体の反自衛隊感情が最大
の原因ですが、自衛隊出動に対する警察上層部の妨害もそれに匹敵するぐらい
の主因だったと聞いています。
防衛庁正面の警備では、ちょっと何かあればすぐに機動隊が出ていました。
おそらく今でも同じでしょう。
これだけでも世界の恥さらしですが、自衛隊が警察の要注意対象にされている
のが実像なんですね。こんなことをしている国は世界でもわが国だけです。
自衛隊車輌が移動する際には必ずパトカーの先導が必要とされる、という事実
もその典型です。
■自衛隊国軍化を懸念する人々
実力ではかなわないから、法律で自衛隊を押さえつけておこう。
これが警察官僚が持つ共通の感情のようです。
警察上層部がもつ、夜郎自大な軍事への姿勢・思考が幅を利かせ、伝統文化と
して受け継がれている現状は、実に深刻な問題です。
自衛隊の国軍化をもっとも懸念しているのは、米でも北鮮でも中共でもなく
警察庁(そして外務省)といえましょう。自衛隊国軍化への期待が国民の間で
広まりつつある流れを阻止しようとする警察上層部の意図を、読み誤らないよ
うにしたいものです。
あわせて、
このように、憲法改正だけでは解決しない、外には見えない影の仕組みで
わが自衛隊の動きが縛られている事実を、忘れないようにしたいものです。
(エンリケ航海王子)
参考
http://okigunnji.com/cat18/200/post_157.html
http://tinyurl.com/62e7e5
以下余談です
そういえば、自衛官も出席した式典なのに、報道映像で流れるのは、
なぜか警察、消防、海保関係者の姿のみということが日常茶飯事です。
自衛官の存在そのものを視聴者の前から消し去っており、後姿すら映りません。
見事な世論操作といえます。笑
テレビ欄は、今日も刑事ドラマのオンパレードです。
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コメント


  • 防衛省設置法第12条

    「局長が補佐する」と言う意味は、役所の実務としては、当該部局の多くの関係下級官僚が事前に回覧された合議書(民間でいう稟議書)にハンコを押す、と言うことです。

    by 軍事情報 €2008年5月3日 8:03 PM

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