惟神道 – 学問の融合が紡ぐ豊かな世界
儒を学ぶものは必ず老荘を学び、老荘を学ぶものは必ず儒を学んで初めて全きを得る。それらの学問を渾然として悠々と抱き込んで消化したのが、日本の神道・惟神道の立派なところ。(安岡正篤)
没法子の意義と行動力
没法子は”仕方がない、よ〜し、やり直しだ”という意味。つねに積極的、能動的である。(安岡正篤)
歳月を超えて – 永遠の新たな始まり
われわれは幾歳になっても「これから始めるのだ」という気持ちを失ってはならない。(安岡正篤)
義と利の探求 – 支那の歴史と思想に見る教訓
いかにすることが義かということを積んで行って初めて本当の利を得る。利を主としてゆけば必ず矛盾衝突が起こる。そういう信念・見識が中国の歴史・思想・学問にはっきり現れている。(安岡正篤)
老獪な支那に立ち向かう – 安岡正篤の視点から
こういう老獪な国(支那)を相手にして両国間の関係を打開しようというのには、よほどこちらも練達、老練でかつ見識、手腕、度胸を兼ね備えた人間でないと勝負にならない。(安岡正篤)
毛沢東と朱元璋 – 権力と粛清、そして外交の舞台裏
毛沢東は実によく明の太祖・朱元璋に似ている。彼も太祖のように貧乏小僧上がり。革命の同志でこれはと思うものを次々と抹殺した。しかし、ああいう無理な粛清を重ねると、人材が払拭し内政が混乱、不安に陥ることは当たり前で、そのために中共政府はい ...
道義の力 – 中国の先覚と詐術・権謀術数
いかなる詐術・詐略・権謀術数も、やはり人間である以上最後は道義に勝てない。こういう結論に中国の先覚は到達した。
(安岡正篤)
仮面の裏 – 政治戦と謀略戦の舞台裏
口では平和だの友好だのというけれど、その実は深刻な政治戦・謀略戦であります。
(安岡正篤)
教養と経験のバランス – 優れた日本人を産むには?
専門的、職業的経験や知識はあっても、人間としての、あるいは政治家としての教養、見識がない。優れた人物を政局や論壇に出すよりほかに途はない。
(安岡正篤)
中共への対策強化の必要性
わが国は中共対策に大いに手腕を振るうべき。(安岡正篤)
中共の巧妙な資金工作
ドル、円を日中貿易を行っている中共代表機関に払い込む。するとそれが本国に送金される。中共当局はその額に応じて米の切符、砂糖の切符などの人民券で
指名人に支給する。よって、日本にある代表機関には現金がたまる一方。これをすべて対日 ...
在日華僑の送金実態 – 安岡正篤の視点から探る
在日華僑の中国本土に住む親兄弟親戚等への送金が目立つ。これは、本国政府が責任をもって渡すと言明しているから。
(安岡正篤)
中共の影 – 日本への工作と安岡正篤の警告
何とかして日本を手に入れようというのが中共のねらい。国内の混乱に乗じて、彼等の自由になる傀儡政権を日本に樹立すべく全力を挙げて工作することは必定。
(安岡正篤)
真実を嫌う民衆の心理 – 安岡正篤の洞察から学ぶ
民衆は真実を言われることを好まず排撃する(安岡正篤)
思索し、把握しておくべき根本問題
「人間とはなんぞや」
人間の大切な要素をはっきり把握する。人間には本質的要素(本性)と付属的要素(属性)がある。それともうひとつ、習性がある。
人間の本性とは徳性である。知能や技能、知識、技術、才能は属性である。
野党連合と自民左派の連携という反日戦術
まず野党を連合させてこれを手先とし、同時に自民党の中に左派をつくって、この両者に国民連合の形で政権を握らせようと、ちょうど1948年のチェコ共産革命の時と同じ戦術を日本に用いようと、彼等は着々と手を打ってきておるのを知らねばなりません ...