メールマガジン「軍事情報」のホームページ

創刊2000年10月のメールマガジン「軍事情報」です。

軍事情報記事(080421) 自衛隊:領空侵犯対処行動は極めて特殊な例外

time 2008/04/26

自衛隊が「自衛隊法という国内法の枠内でのみ」行動が許された「おかしな
軍隊」であるよう強いられている事実は、すでに皆さんご承知おきのことです。
このことが自衛隊の行動から軍事合理性を奪い、時節に合わない出動を強いら
れ、自衛隊が最善を尽くしても「当てにならない」という悪印象を国民に与え
るハメになっていることも、十分にご理解頂いているはずです。(ですよね?)
この話を出すと常に引き合いに出されることは「領空侵犯への空自の対処」です。
以下に説明しますね。(ヨイショっと)
「領空侵犯対処行動」は例外的に、部隊最高位指揮官である航空総隊司令官、
および各航空方面隊司令官に権限が委任されているものです。
そのため軍事合理性に基く用兵が可能です。
おそらくBMD統合任務部隊に対しても同様の委任が行われるでしょう。
理由は、「対処に当たって時間的に余裕がない問題」だからです。
そのため、「例外的に」認められているというだけの話に過ぎません。
「特殊を見て全体を判断してはならない」(城野宏)という言葉にもあるとおり、
領空侵犯対処作戦への権限委任が「極めて特殊な例」であるにもかかわらず、
これが全自衛隊で普通に行なわれていると考える傾向はいささか困ったこと
といえます。
なぜ、北鮮工作船対処に海保が出ざるを得なかったのでしょうか?
(そういえばこの件では、海保の人から「何で俺達が出るんだ?殺す気か!」
という、竜ちゃんも真っ青の本音吐露メールをいただいたことがありましたね)
これは、「海上警備行動」(海上警備作戦)に関する委任が海自に出され
ていなかったためです。同様のことは陸自にも当てはまることでしょう。
思うのですが、
なんでもかんでも法律の枠内で解決できると信仰するのは結構です。
わが国には「信教の自由」(?)がありますから。
でも、その付けを結局、
自衛隊中枢・部隊(海保の現場や警察の現場もそうかな?)、ひいては国民に
回す悪い癖だけは、今すぐにでも直していただきたい。

このエントリーをはてなブックマークに追加
[`yahoo` not found]
[`yahoo_users` not found]
このエントリーを Google ブックマーク に追加
[`newsing` not found]
[`google_buzz` not found]
GREE にシェア
email this


【日本最大級】楽天トラベル


軍事情報へのお問い合わせはこちらまで


メルマガ「軍事情報」 登録(無料)はこちら↓でどうぞ

メルマガ購読・解除
 


米国軍隊、警察、特殊部隊、米国政府機関で正式に採用されている科学的護身術~コンバット・ファイティング


sponsored link

その他

英霊来世

メルマガ購読・解除

 



「日の丸父さん」(1)
「日の丸父さん」(2)

▼脚気の惨害に帝国陸海軍はいかに対処したか?▼

▼机上論ではない、安保政策の理想的な教科書▼

▼精緻な銃器豆知識▼

▼最高の孫子解説書▼

▼三十六計で読み解くシナの戦略▼

▼自衛隊によるオリンピック支援の実際

▼水面下の戦争に勝つ▼

▼キーワードは「換骨奪胎」と「地政学教本」

▼インテリジェンスの教科書

▼明治以降の通説を覆した日露戦争陸戦史▼

▼再終末期の帝国陸軍の苦悩がわかる名著▼

▼防衛産業のすべてがわかる傑作▼

▼近現代日本の軍事史がつかめる貴重な一冊▼

▼国史の新常識▼

▼大楠公のエキスを吸収できる本▼

メルマガ登録

アーカイブ

あわせて読みたい

あわせて読みたい

人気の検索キーワード

最近検索されたキーワード

sponsored link

メルマガ購読・解除
軍事情報
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ


「日の丸父さん」(1~12話)
高速バスの予約 icon
■黒の経典SCS■歴史上の支配者が使っている女をものにする卑劣な方法とは?・・