陸自の演習場整備(3)
先週、コラムの最後に整備期間中の1日の流れをざっくりとご紹介しましたが、1700の終礼後の過ごし方に夕食や入浴のほか、「零細時間を活用した訓練等」とありました。
この訓練は各中隊で計画し、格闘訓練やARM‘S訓練等が中心ですが ...
日本×統一朝鮮というシナリオ(7)
朝鮮半島を中立にしておきたい。かつ、アメリカ兵はひとりも傷つけたくない。そこで韓国軍は米軍の作戦指揮システムで縛り、北はベトナム化する。在韓米軍司令官は在日米軍司令官が兼任する形にして日本に下げる。そうやって朝鮮半島を緩衝材として中国 ...
今こそ知りたい陸自の後方支援(1)
2022年にロシアによるウクライナ侵攻が始まったとき、その戦力差からロシアは早々に首都キーウを攻略するかと思われました。しかし戦車などの車両が前進できずに何10キロにもわたり間延びした状態で停滞し、そこをウクライナ軍のドローンで攻撃さ ...
自衛官候補生による射撃場での死傷事件(4)
今回は自衛隊施設内で発生した事件のため、自衛隊の警務隊と岐阜県警による合同捜査となっています。
警務隊は自衛隊の警察にあたり、犯罪捜査や容認警護などを担当します。職務中に自衛隊員が起こした事件や自衛隊員に対する事件、自衛隊の敷 ...
自衛官候補生による射撃場での死傷事件(1)
2023年6月14日、陸上自衛隊日野基本射撃場(岐阜市)で18歳の自衛官候補生が隊員3名に向けて89式小銃を発砲、第35普通科連隊所属の菊松安親1曹と八代航佑3曹が死亡、原悠介3曹が左大腿部に3カ月の重傷を負いました(階級は事件当日時 ...
「ひゅうが」型護衛艦運用史(3)
2019年3月、「ひゅうが」は海上自衛隊舞鶴基地北吸岸壁で開催された「京都舞鶴防災フェスタ2019」に参加。
大規模地震が発生し集落が一部孤立したという想定で、「ひゅうが」は災害対応拠点として航空機による負傷者受け入れおよび医 ...
「ひゅうが」型護衛艦運用史(1)
今週から海上自衛隊「ひゅうが型」の「ひゅうが」と「いせ」が配備された護衛隊や、各種訓練、災害派遣での活動などについてご紹介します。
わが国初の全通甲板を有するヘリコプター搭載型護衛艦である「ひゅうが」は、2009年3月19 ...
MCV配備部隊&密着ルポ(8)
2022年2月、厳冬の上富良野演習場でのMCV射撃訓練2日目も天候に恵まれ、絶好の射撃日和となりました。
朝の気温もマイナス7度と、昨日よりぐっと暖かくなっています(この気温を暖かいと感じるようになる人間の順応性って本当にすご ...
MCV配備部隊&密着ルポ(5)
2021年9月、名寄駐屯地で行なわれたMCV入魂式の後にはMCV中隊準備隊長の齋藤進之佑3佐が計画した戦力化訓練展示が行なわれ、即応機動連隊が諸職種部隊と協同して戦闘する様相をわかりやすく示しました。名寄駐屯地の営庭、レンジャー塔そば ...
MCV配備部隊&密着ルポ(4)
即応機動連隊の部隊編成は、連隊本部、本部管理中隊(連隊本部班、補給、通信、衛生、情報、施設作業、対戦車、高射の各小隊)、1~3普通科中隊(中隊本部、1~3小隊と迫撃砲小隊、WAPCを装備)、火力支援中隊、そしてMCVを装備する機動戦闘 ...