対馬の3自衛隊(12)

対馬の陸海空自衛隊は連携がよく、2024年6月には陸・海・空自衛隊下士官交流が2日間に渡って行なわれました。海自の対馬防備隊司令は「海自は小規模部隊が分散配置されており自分たちだけではできないことがたくさんありますが、必要時に車両を貸 ...
対馬の3自衛隊(11)

対馬の陸海空自衛隊が所在しますが、対馬駐屯地には22名、対馬防備隊は本部に1名、海栗島分屯基地には9名の女性自衛官が勤務しています(2024年6月当時)。
対馬駐屯地司令は「ワークライフバランスに関する各種制度が充実してきたこ ...
対馬の3自衛隊(9)

対馬には陸海空3自衛隊がそろっているという表現は、正確には正しくありません。レーダーサイトである航空自衛隊第19警戒隊の所在する海栗島(うにしま)分屯基地は全周約3キロ、対馬から船で約5分という離島の離島、いわゆる二重離島です。
対馬の3自衛隊(6)

今週からは対馬の海上自衛隊の部隊をご紹介します。
連載の最初にお伝えしたとおり、対馬はその地理的位置から、古来より大陸および半島との交流の結節点であると同時に、その脅威にさらされる戦略的な用地でした。現在の対馬海峡も変わら ...
対馬の3自衛隊(3)

対馬の歴史の続きからです。
幕末の1861年になると、対馬の中央に広がる浅茅湾をロシアの軍艦ポサドニック号が占拠する事件が勃発、イギリス軍艦の圧力により撤退するまで半年間を要しました。さらにその後もロシアは南下政策を続けたため ...
対馬の3自衛隊(2)

先週、対馬はガソリン代が高いと書きました。そして対馬で働く自衛官にガソリン代の補助があるわけではないともお伝えしました。
北海道の部隊の一軒家に住む隊員から、冬の光熱費は月に約6万かかると聞いたことがあります。寒冷地の住まいは ...
対馬の3自衛隊(1)

今週から、昨年取材に行った対馬の陸海空自衛隊についてご紹介します。
しょっぱなから少々本題とずれてしまい恐縮ですが、まずは個人的な話をさせてください。
自衛隊の取材をしている人なら、たいてい誰もが「いつかここはかならず ...