第25戦闘団冬季訓練検閲(7)

渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





渡邉陽子さんへのお問い合わせは、こちらからどうぞ

↓↓↓↓

第25戦闘団冬季訓練検閲(7)

見晴らしのいい高台では81式短距離地対空誘導弾(C)、通称短SAM
のFCS(射撃統制装置)のレーダーが小さな音を立てて回転しています。

 

25戦闘団の特科部隊として参加している旭川駐屯地の第2高射特科大
隊は、学校をのぞき、全国で唯一高射特科が運用する装備、短SAMと
93式近距離地対空誘導弾(近SAM)、87式自走高射機関砲(AW)す
べてを備えています。

 

 

また2師団ならではのデジタル化も進んでおり、指揮統制装置・対空作
戦調整所装置・通信装置からなるADCCS(対空戦闘指揮統制システム)
も装備しています。一見したところただの幌付き3.5tトラックですが、これ
によって他部隊と対空情報を共有し、一元的な式統計のもとで対空戦
闘を実施することが可能となっています。

 

短SAMには先端が尖っている電波弾と丸い形状の光波弾の2種類の
弾があり、電波妨害があるなどレーダーを使用できない場合は光波弾を
用い、FCSが統制した射撃では電波弾が優先されます。レーダーは常に
最新の情報を弾に送り続けることができるので、飛翔コースの補正も可
能なほか、ADCCSとも連接しています。

 

 

この日の最後に訪れた統裁部には、戦闘団CPよりさらに多くのパソコンがず
らりと並んでいました。

 

壁には紙の地図やプロジェクタではなく大型モニタが並び、そこにWEBカ
メラ、作戦図、状況図などが表示されています。ほかの師団でもプロジェク
タは使いますが、それはあくまでも資料を映し出すためのもの。

 

ここでは隊員も車両等も交戦装置、いわゆるバトラーを装着しているので、
誰が今現在どこにいるのか、固有名詞までがモニタに映し出され、情報は
3秒ごとに更新されます。

 

砲弾についてもその諸元はもちろん、いつどこに何発撃ってどこに落ちて
という座標が把握できるだけでなく、そこから半径○mの範囲の隊員の負
傷の度合いや怪我の部位まで決まります。しかも上富良野演習場の地図
データが入力済みなので、低地にいたため重傷を負う、林の中にいたので
軽傷で済んだなど、地形まで反映されるのです。

 

敵の位置情報もリアルタイムで把握できるだけでなく、全員が同じ情報を
時間のロスなく共有できるのが2師団ならではの強みでしょう。

 

新年も引き続きデジタル化された2師団の特性についてご紹介します。

 

 

(以下次号)

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

(平成26年(西暦2014年)12月25日配信)

 





「丸」6月号に「自衛隊の営業部隊 地方協力本部」が掲載されました
自衛隊の真の敵はあの国でもかの国でもなく、少子高齢化というのは過言ではありません。募集を担う地本は、国防の未来を託されているのです。また、50代のまだまだ働き盛りの年齢で定年退職を迎える自衛官の、第2の人生をサポートするのも地本の役目。すごいです地本。
「PANZER」6月号に「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生」第26回が掲載されました。
2011年3月11日、東北地方でM9.0の巨大地震が発生。19日までに救助された被災者総数約2万7000名のうち約2万名を自衛隊が救助(約1万5000名は陸自による)。発災後72時間以内に自衛隊が救出した人は1万2351名でした。阪神淡路大震災での救助実績が警察3495名、消防1387名、自衛隊165名だったことを考えれば、初動が「命」に直結していることを改めて思い知らされます。その背景には火箱氏の処分覚悟の決断がありました。
「正論」6月号に「われらの女性自衛官」第3回が掲載されました。
今回は即応予備自衛官1期生。現役の自衛官時代よりはるかに長い時間、即応予備自として「いざ」に備えてきました。そして東日本大震災では自宅が半壊状態でありながら、招集に迷うことなく応じました。


渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。




 

↓メルマガ「軍事情報」へのご登録はこちらからどうぞ↓
メルマガ購読・解除
 



渡邉陽子さんへのお問い合わせは、こちらからどうぞ

↓↓↓↓

関連ページ

第25戦闘団冬季訓練検閲(1)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(2014/11/23配信)です。
第25戦闘団冬季訓練検閲(2)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(2) (2014/11/20配信)です。
第25戦闘団冬季訓練検閲(3)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(3) (2014/11/27配信)です。
第25戦闘団冬季訓練検閲(4)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(4) (平成26年(西暦2014年) 12月3日配信)です。
第25戦闘団冬季訓練検閲(5)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(5) (平成26年(2014年)12月11日配信)です。
第25戦闘団冬季訓練検閲(6)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(6) (平成26年(2014年)12月18日配信)です。
第25戦闘団冬季訓練検閲(8)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(8) (平成27年(2015年)1月8日配信)です。
第25戦闘団冬季訓練検閲(9)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(9) (平成27年(2015年)1月15日配信)です。
第25戦闘団冬季訓練検閲(11)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(11) (平成27年(2015年)1月29日配信)です。
第25戦闘団冬季訓練検閲(10)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(10) (平成27年(2015年)1月22日配信)です。
第25戦闘団冬季訓練検閲(12)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(12) (平成27年(2015年)2月5日配信)です。
第25戦闘団冬季訓練検閲(13)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 第25戦闘団冬季訓練検閲(13) (平成27年(2015年)2月12日配信)です。