第25戦闘団冬季訓練検閲(5)

渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





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第25戦闘団冬季訓練検閲(5)

仮CPから移動中、遠軽自衛隊協力会からの慰問品を
仕分けしている場面に出くわしました。氷点下でも凍ら
ないチョコレートなどが約800名分、段ボールにぎっしり
と詰まっています。

 

仕分けしていた隊員の話では、演習があるといつもこうして
差し入れをしてくれるとのことで、厳しい寒さにさらされて
いる隊員がどんなものを喜ぶかもよくわかっているそうです。

 

北海道にはこのように、地元から多大な応援や協力を受け
ている部隊が少なくありません。演習での慰問のみならず
戦技競技会での応援も熱烈で、他の部隊の協力会との
応援合戦が競技会の隠れた見どころであったりもします。
とりわけ遠軽駐屯地は遠軽町民による積極的な誘致により
設置されたという経緯もあり、地元との結びつきの強さは際
立っています。今回の検閲でも、最終日には遠軽町長自らこ
ちらへ足を運ぶ予定とのことでした。

 

 

先に進むと、圧接した雪に水を混ぜて強度を増したスノーフリート
で陣地を構築中の99式自走155mmりゅう弾砲が、仮の場所
に置かれバラクーダで覆われていました。

 

りゅう弾砲は上空からの同時被弾を防ぐため、各車両が50m
以上ずつ離れて配置されています。広域に展開する特科はほ
かの部隊の支援を受けずに自分たちだけで動けるよう、炊事
なども含む自己完結型であることが特徴です。

 

さらに進むと、雪をまとった木々の合間には96式多目的誘導
弾システム、通称MPMSが配備されていました。

 

MPMSは目標を直視できない地点から射撃が可能な遠戦火力
の特性を持つため、達着前の敵上陸用舟艇を撃破するとともに、
地上戦闘で敵戦車などを遠距離から撃破することができます。

 

FO(前進観測班)から情報を受け取ると、その標的に向かって
このような山陰から撃ちます。弾頭の先端にはカメラがついてい
て、戦車のぜい弱な部分である上部から叩きつけるのです。1度
発射すればあとはミサイルが標的の熱源を捉えてそれに向かっ
て進むので、ロックオンされると回避が難しい、戦車にとっては
何ともいやな存在です。

 

 

ほかの部隊よりも一足早く陣地構築を終えたのは、協同・訓練
部隊として参加している第2化学防護隊です。化学兵器が使用
された際に迅速に防護、除染の処置を行う除染所が設けられ
ていました。目に見えないものを相手にするため、支援する隊
員達自身も防護服に小さな穴が空いていないか等、常に気をつ
けています。

 

この防護服はサウナスーツさながらの発汗をもたらすので、
夏場は着用する隊員達の体の負担が非常に大きいです。しかも
防護マスクを付けると表情もわかりにくいので、小隊長や班長は
隊員の目が充血していないかを確認することで体調をチェックします。

 

 

次回は化学攻撃が行われた際の除染方法からご紹介します。

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

(平成26年(2014年)12月11日配信)

 





「丸」6月号に「自衛隊の営業部隊 地方協力本部」が掲載されました
自衛隊の真の敵はあの国でもかの国でもなく、少子高齢化というのは過言ではありません。募集を担う地本は、国防の未来を託されているのです。また、50代のまだまだ働き盛りの年齢で定年退職を迎える自衛官の、第2の人生をサポートするのも地本の役目。すごいです地本。
「PANZER」6月号に「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生」第26回が掲載されました。
2011年3月11日、東北地方でM9.0の巨大地震が発生。19日までに救助された被災者総数約2万7000名のうち約2万名を自衛隊が救助(約1万5000名は陸自による)。発災後72時間以内に自衛隊が救出した人は1万2351名でした。阪神淡路大震災での救助実績が警察3495名、消防1387名、自衛隊165名だったことを考えれば、初動が「命」に直結していることを改めて思い知らされます。その背景には火箱氏の処分覚悟の決断がありました。
「正論」6月号に「われらの女性自衛官」第3回が掲載されました。
今回は即応予備自衛官1期生。現役の自衛官時代よりはるかに長い時間、即応予備自として「いざ」に備えてきました。そして東日本大震災では自宅が半壊状態でありながら、招集に迷うことなく応じました。


渡邉陽子さんのデビュー作

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