第25戦闘団冬季訓練検閲(2)

渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





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第25戦闘団冬季訓練検閲(2)

今回は、平成25年度第25戦闘団冬季訓練検閲に関わる部隊
が所属する、第2師団の特性についてご紹介します。

 

冷戦中はソ連の脅威に最前線で立ち向かう師団という位置付け
でしたが、冷戦終結後は状況が一変。北方から南方へ重点が
移ったことで、2師団は身軽な立場になりました。

 

そこで与えられた新たな任務が、海外派遣の先陣や研究本部と
連携した部隊実験です。

 

陸自は情報通信技術の革新に対応した将来の戦い方を目指し
てC4ISR部隊実験を行っており、白羽の矢が立った第2師団が
デジタル化部隊の先駆けとなりました。

 

C4ISRとは指揮(Command)、統制(Control)、通信(Comm
unication)、コンピューター(Computer)、情報(Intelligence)、
監視(Surveillance)、偵察(Reconnaissance)機能の総称で、
情報RMAの中核となる機能です。

 

予期される将来戦の特徴としては、システム化による戦力発揮、
精密誘導兵器による精密攻撃、戦場の拡大と作戦速度の加速、
電子的空間の利用等が考えられます。

 

C4ISR装備で先進化された2師団の部隊実験によって陸上自衛隊
の将来の戦い方を具現化することで、そういった将来戦に適した
戦術・戦法が創造できるのです。

 

 

C4ISR装備にはFiCS(師団等指揮システム)、ReCS(基幹連隊
指揮統制システム)、ADCCS(対空戦闘指揮統制システム)、
FCCS(火力戦闘指揮統制システム)があります。

 

FiCSは師団と各部隊の本部を連接するシステムで重要な情報
共有手段、ReCSは各普通科連隊及び戦車連隊が保有してお
り、作戦図等の情報共有のほか各部隊の自己位置を発信しま
す。ADCCSは対空警報を迅速に各部隊に伝達する能力、FCCS
は収集情報と火力発揮に関するデータ管理が可能で迅速な火力
発揮に有効です。

 

 

部隊実験の取り組み状況としては、2007年度から11回にわたる
実験を研究本部と実施。プレ実験を経て、2007年〜2009年が
部隊実験に専念する第1次部隊実験、2010年〜2012年は隊務
との整合を目的とした第2次部隊実験、そして2013年〜2015年
が練成訓練との融合を図る第3次部隊実験となっています。

 

これまでの実験を通じて、最新のC4ISR装備により、従来よりも
正確な情報の入手、迅速かつ柔軟な敵の無力化が可能となりま
した。

 

今回の訓練検閲でも、他の師団とは様相が異なる統裁室や
指揮所、受閲部隊と対抗部隊共に全員がバトラーとGPSを装着
している光景など、随所でデジタル化した訓練検閲を目の当たり
にすることとなりました。

 

 

次回からは訓練検閲の中身を時系列で見ていきます。

 

 

 

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

(平成26年(2014年)11月20日配信)

 





「丸」6月号に「自衛隊の営業部隊 地方協力本部」が掲載されました
自衛隊の真の敵はあの国でもかの国でもなく、少子高齢化というのは過言ではありません。募集を担う地本は、国防の未来を託されているのです。また、50代のまだまだ働き盛りの年齢で定年退職を迎える自衛官の、第2の人生をサポートするのも地本の役目。すごいです地本。
「PANZER」6月号に「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生」第26回が掲載されました。
2011年3月11日、東北地方でM9.0の巨大地震が発生。19日までに救助された被災者総数約2万7000名のうち約2万名を自衛隊が救助(約1万5000名は陸自による)。発災後72時間以内に自衛隊が救出した人は1万2351名でした。阪神淡路大震災での救助実績が警察3495名、消防1387名、自衛隊165名だったことを考えれば、初動が「命」に直結していることを改めて思い知らされます。その背景には火箱氏の処分覚悟の決断がありました。
「正論」6月号に「われらの女性自衛官」第3回が掲載されました。
今回は即応予備自衛官1期生。現役の自衛官時代よりはるかに長い時間、即応予備自として「いざ」に備えてきました。そして東日本大震災では自宅が半壊状態でありながら、招集に迷うことなく応じました。


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