警戒航空隊(6)

渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





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警戒航空隊(6)

先週までは浜松基地の第602飛行隊が運用する
早期警戒管制機E-767、通称AWACSについて
ご紹介してきました。

 

今週は第601・603飛行隊が運用する早期警戒機、
E-2Cについてご案内します。

 

 

那覇に第603飛行隊がまだ新編されていなかった頃、
三沢にいる部隊が大変なのは、任務が付与されたら
すぐさま機動展開をしなければならなかった点です。

 

AWACSは機動展開せず浜松から前方に移動するの
が基本ですが、E-2Cは滞空時間が長くないので、
必要な場所に一番近いところに展開させ、そこから
使います。ここ数年は、三沢が拠点でありながら那覇
に展開しっぱなしという、クルーにとっても整備員に
とっても苦しい運用が続いていました。

 

けれど実質的には三沢の部隊をふたつに分ける形
で部隊が新編されたおかげで、E-2Cの運用は、少し
はましになったことでしょう。とはいえ任務付与即機動
展開というE-2Cならではの特性は変わりません。

 

ここで航空自衛隊HPに掲載されているE-2Cの紹介文を引用します。

 

 

===ここから===
E-2C
航空作戦を効果的に遂行する使命を担った早期警戒機です
E-2C早期警戒機の役割は多岐にわたります。低空侵入機の
早期発見、そしてその対処の迅速化、陸・海部隊との作戦連携、
捜索・救難・指揮の円滑化、陸上レーダーサイト機能の代替、
通信の中継など、航空作戦を効果的に遂行する使命を担って
います。昭和62年から実戦配備され、現在13機が運用されて
います。また米海軍が配備しているE-2Cグループ2の性能向上
型であるホークアイ2000と同等機能にアップグレートされた
改修型機は、平成17年から部隊配備されています。
===ここまで===

 

 

補足すると、実戦配備されたのは昭和62(1987)年となってい
ますが、調達を開始したのは1979年(ミグ25事件の3年後です
ね)。米海軍が開発し部隊配備したのは1964年と、なんと半世
紀も前に誕生した機種なのです。もちろんエンジンやレーダー
などの電子機器は順次改良され、2005年からアップグレード機
が部隊配備されているものの、まだすべてではありません(連載
第1回でも書きましたが、2018年度までに後継機を4機導入予定
となっています)。必然的に機体の維持管理も非常に大変で、
整備を担当する第1整備群にかかるプレッシャーは相当なものです。

 

同じ警戒航空隊に所蔵しながら、AWACSは世界唯一の他国が
うらやむ早期警戒管制機。一方、E-2Cは老朽化と戦いながら運
用を続ける早期警戒機。

 

隊員たちの士気に影響が出ないか気になったのですが、三沢基
地の飛行警戒監視隊(現在の第601飛行隊)を訪れたとき、その
士気の高さに驚かされました。自分たちは迅速に機動展開して
任務をこなせる実力があるという自信をもって任務に当たっていました。

 

次回はE-2Cのクルーについてご紹介します。

 

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

 

(平成26年(西暦2014年 皇紀2674年)10月23日配信)

 





「丸」6月号に「自衛隊の営業部隊 地方協力本部」が掲載されました
自衛隊の真の敵はあの国でもかの国でもなく、少子高齢化というのは過言ではありません。募集を担う地本は、国防の未来を託されているのです。また、50代のまだまだ働き盛りの年齢で定年退職を迎える自衛官の、第2の人生をサポートするのも地本の役目。すごいです地本。
「PANZER」6月号に「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生」第26回が掲載されました。
2011年3月11日、東北地方でM9.0の巨大地震が発生。19日までに救助された被災者総数約2万7000名のうち約2万名を自衛隊が救助(約1万5000名は陸自による)。発災後72時間以内に自衛隊が救出した人は1万2351名でした。阪神淡路大震災での救助実績が警察3495名、消防1387名、自衛隊165名だったことを考えれば、初動が「命」に直結していることを改めて思い知らされます。その背景には火箱氏の処分覚悟の決断がありました。
「正論」6月号に「われらの女性自衛官」第3回が掲載されました。
今回は即応予備自衛官1期生。現役の自衛官時代よりはるかに長い時間、即応予備自として「いざ」に備えてきました。そして東日本大震災では自宅が半壊状態でありながら、招集に迷うことなく応じました。


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