警戒航空隊(4)

渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





渡邉陽子さんへのお問い合わせは、こちらからどうぞ

↓↓↓↓

警戒航空隊(4)

AWACSのパイロットは常に安全に飛ばすことを第一に
考えているのはもちろんですが、上空ではミッションクルー
に快適な環境を与えることも心がけています。

 

本来パイロットというのは最もスポットライトを浴びるクルー
の花形のはずですが、AWACSの主役はあくまでも警戒
管制。パイロットはその任務がスムーズに遂行されるよう
に尽力するサポーターです。フライトの際にきついのは
コックピットに容赦なく照り付ける強い日差しだそう。
窓のない閉塞的な空間にいるミッションクルーには無縁
の悩みです。

 

 

ミッションクルーの話では、フライト中に眠くなったりする
といけないので、フライト前は風邪薬を飲めないそうです。
そのため不規則な勤務体制でも体調を崩さないよう、
日頃から気をつけないといけません。とはいえ、これは
AWACSに限らず、すべての航空機に共通していることですね。

 

また、地上DCと違ってAWACSの管制は場所を選びません。
毎回違う状況で任務を遂行しなければならないから、管制
能力だけでなく順応性や柔軟性も求められます。

 

 

このAWACSが常に能力を発揮できるよう整備しているのが、
第2整備群です。

 

修理隊がエンジン、油圧、計器、電気系統などの整備を担当、
装備隊がレーダー、コンピュータ、通信の整備を担当しています。

 

第2整備群の特徴は、バックグラウンドの違う隊員がここに
集まり、AWACSというひとつの航空機に関わっていることです。
通常は航空機の整備は各航空基地で、レーダーの整備はレーダ
ーサイトで行われます。ところがAWACSはレーダーを積んだ
航空機。そのため、レーダーサイトで勤務する人と地上で航空機
を整備する人が一緒になって整備しているのです。

 

この部隊にやってくる隊員は、全員がAWACSを初めて整備する隊員
たち。ほかにAWACSを扱う部隊がないのだから当然です。そういった
隊員を部隊創設時からAWACSに関わっているベテラン整備員と同じ
レベルに近づけるのは大変なことですが、技術の伝承はしっかり行わ
れなければなりません。

 

また、そのレーダー整備を担当している若い隊員たちが育ち異動する
ことになった場合、ほぼレーダーサイトへの異動となります。しかし
AWACS一辺倒でレーダーサイトの装備品には関わったことがない
という状態ですから、この部隊にいながらレーダーサイトの勉強もする
必要がある、そういった大変さがこの部隊にはあります。

 

さらに、AWACSの飛行時間が長いほど整備の隊員も長時間拘束
されます。上空で航空機を交代することによって警戒管制を行う
連続哨戒になると土日も関係なくなるので、クルーだけでなく地上
整備の隊員も疲労が溜まりやすくなります。

 

第2整備群の隊員たちに大型機のメリットを尋ねると、大勢の整備員
が同時に作業できることを挙げました。小さな航空機だとスペース上、
場所を譲り合いつつ作業しなければならないこともあります。整備、
清掃、給油など、どれを取っても大型機は大変なことばかりと思い
込んでいましたが、そういう利点もあるのですね。

 

 

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

(平成26年(西暦2014年 皇紀2674年)10月9日配信)

 





「丸」6月号に「自衛隊の営業部隊 地方協力本部」が掲載されました
自衛隊の真の敵はあの国でもかの国でもなく、少子高齢化というのは過言ではありません。募集を担う地本は、国防の未来を託されているのです。また、50代のまだまだ働き盛りの年齢で定年退職を迎える自衛官の、第2の人生をサポートするのも地本の役目。すごいです地本。
「PANZER」6月号に「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生」第26回が掲載されました。
2011年3月11日、東北地方でM9.0の巨大地震が発生。19日までに救助された被災者総数約2万7000名のうち約2万名を自衛隊が救助(約1万5000名は陸自による)。発災後72時間以内に自衛隊が救出した人は1万2351名でした。阪神淡路大震災での救助実績が警察3495名、消防1387名、自衛隊165名だったことを考えれば、初動が「命」に直結していることを改めて思い知らされます。その背景には火箱氏の処分覚悟の決断がありました。
「正論」6月号に「われらの女性自衛官」第3回が掲載されました。
今回は即応予備自衛官1期生。現役の自衛官時代よりはるかに長い時間、即応予備自として「いざ」に備えてきました。そして東日本大震災では自宅が半壊状態でありながら、招集に迷うことなく応じました。


渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。




 

↓メルマガ「軍事情報」へのご登録はこちらからどうぞ↓
メルマガ購読・解除
 



渡邉陽子さんへのお問い合わせは、こちらからどうぞ

↓↓↓↓

関連ページ

警戒航空隊(1)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 警戒航空隊 (1) (平成26年(西暦2014年 皇紀2674年) 9月18日配信)です。
警戒航空隊(2)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 警戒航空隊(2) (平成26年(西暦2014年 皇紀2674年) 9月25日配信)です。
警戒航空隊(3)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 警戒航空隊(3) (平成26年(西暦2014年 皇紀2674年) 10月2日配信)です。
警戒航空隊(5)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 警戒航空隊(5) (平成26年(西暦2014年 皇紀2674年)10月16日配信)です。
警戒航空隊(6)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 警戒航空隊(6) (平成26年(西暦2014年 皇紀2674年)10月23日配信)です。
警戒航空隊(7)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 警戒航空隊(7) (平成26年(西暦2014年 皇紀2674年)10月30日配信)です。
警戒航空隊(8)
ライター・渡邉陽子さんが毎週お届けするメルマガコラムのバックナンバー 警戒航空隊(8) (平成26年(西暦2014年 皇紀2674年)11月6日配信)です。