警戒航空隊 (1)

渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





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警戒航空隊(1)

北海道から沖縄まで全国28ヵ所にある航空自衛隊のレーダーサイトは、
24時間体制で日本の防空圏を監視しています。そのレーダーサイト
で掌握しきれない部分の監視や警戒管制を空中で行うのが、
警戒航空隊です。
この警戒航空隊、1つの部隊が2つの機種を3つの基地で運用
するという、稀有な部隊でもあります。

 

警戒航空隊は早期警戒管制機E-767、通称AWACS(空中
警戒管制システムの略称、Airborne Warning And Control
System)を浜松基地に、早期警戒機E-2Cを三沢基地及び
那覇基地にそれぞれ配備し、早期警戒を任務としている部隊です。

 

私が浜松基地を取材した頃は、まだ那覇基地にE-2Cは配備
されていませんでした。ここ数年、尖閣諸島周辺の早期警戒監視
のため、三沢基地から那覇基地への展開が常態化。無理のある
運用が続いていました。そこで今年の4月に警戒航空隊は改編、
飛行警戒監視群と第601飛行隊(三沢)、第603飛行隊(那覇)を
新編し、那覇基地で4機ほどのE-2Cを運用することになりました。

 

また、浜松基地でAWACSを運用する飛行警戒管制隊について
は第602飛行隊と改称しました。なお、このE-2Cは老朽化が
進んでいるため、2018年度までに後継機を4機導入する予定
となっています。

 

 

最初にご紹介するのは、浜松基地の第602航空隊のみが
運用しているAWACSです。

 

余談ながら、静岡県浜松市は古くから城下町・宿場町として
栄えた街。近傍には浜名湖や徳川家康ゆかりの浜松城など、
多数の観光名所もあります。その浜松市に位置する浜松基地は、
航空自衛隊発足に伴い、全国に先駆けてパイロット教育や
整備・通信員などの教育が行われた「航空自衛隊発祥の地」
です。現在でも第1航空団、第1・第2術科学校、高射教導隊
などの部隊が所在し、航空自衛隊における教育の中心地と
しての役割を担っています。

 

1999年には全国唯一の航空自衛隊テーマパークである
浜松広報館エア・パークを設置、航空自衛隊の情報発信の
拠点としての役目も果たしています。

 

このエア・パーク、入場無料で大型バスも止められる駐車場
もあることから、観光スポットとしても今やすっかり人気が
定着しています。私も陸海空の広報施設の中ではこの
エア・パークがいちばん好きです。豊富な展示物、迫力満点
の360度パノラマ映像、フライトシミュレーション、大きな窓の外
に見える滑走路からは、学生たちが乗ったT-4がひっきりなし
に離着陸を繰り返していて、1日いても飽きません。

 

 

話を戻して、第602飛行隊の任務には航空警戒と要撃管制、
そして航空情報の収集・伝達があります。この要撃管制は、
地上ではDC(三沢、入間、春日、那覇にある防空指令所)が
担っている任務。E-2Cは「早期警戒機」なので管制は行えない、
いわば空飛ぶレーダーサイト。一方、AWACSはその情報
を集約して管制を行えたり、地上レーダーや海自の護衛艦
とも情報を共有できたりする、空飛ぶDCなのです。

 

第602飛行隊では操縦者、兵器管制官、整備員などの教育
も行っています。本来ならば教育は術科学校で行われますが、
少数機ゆえに部隊にしかない機材も多いためです。

 

また、兵器管制官たちは航空士の資格を取得する必要があり
ますが、これも実際に部隊へ来ないと学べません。さらに
E-767の操縦は民間航空会社でシミュレーション訓練を行う
ものの、民間のB-767とは若干仕様が違うし、ミッションクルー
との連携もここでしか経験できません。おのずと教育は
大切な任務になるわけです。

 

 

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

(平成26年(西暦2014年 皇紀2674年) 9月18日配信)

 





「丸」6月号に「自衛隊の営業部隊 地方協力本部」が掲載されました
自衛隊の真の敵はあの国でもかの国でもなく、少子高齢化というのは過言ではありません。募集を担う地本は、国防の未来を託されているのです。また、50代のまだまだ働き盛りの年齢で定年退職を迎える自衛官の、第2の人生をサポートするのも地本の役目。すごいです地本。
「PANZER」6月号に「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生」第26回が掲載されました。
2011年3月11日、東北地方でM9.0の巨大地震が発生。19日までに救助された被災者総数約2万7000名のうち約2万名を自衛隊が救助(約1万5000名は陸自による)。発災後72時間以内に自衛隊が救出した人は1万2351名でした。阪神淡路大震災での救助実績が警察3495名、消防1387名、自衛隊165名だったことを考えれば、初動が「命」に直結していることを改めて思い知らされます。その背景には火箱氏の処分覚悟の決断がありました。
「正論」6月号に「われらの女性自衛官」第3回が掲載されました。
今回は即応予備自衛官1期生。現役の自衛官時代よりはるかに長い時間、即応予備自として「いざ」に備えてきました。そして東日本大震災では自宅が半壊状態でありながら、招集に迷うことなく応じました。


渡邉陽子さんのデビュー作

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