統合幕僚監部(1)

渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





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統合幕僚監部(1)

時代に沿う形で生まれた統合幕僚監部

 

ここ数年、自衛隊関連のニュースなどで「統合幕僚監部」
「統合運用」「統合任務部隊」など、「統合」の冠が付いた
言葉を聞くことが増えました。ここでの「統合」とは、
「陸海空自衛隊をひとつにまとめる」という意味です。

 

かつての自衛隊は陸海空各自衛隊がそれぞれの
作戦構想に基づき単一で行動するのが基本で、
防衛庁長官(当時)への補佐も各幕僚長が個別に
行っていました。横のつながりは最優先事項で
はなかったため、統合調整や統合部隊の運用等に
ついて長官補佐の役目を担っているはずの統合幕僚
会議の影は薄く、私のような素人からすればなにを
やっているのかさっぱりわからない飾り物の集団に
見えました。各自衛隊も自分達のフィールドだけを
まっすぐ見ていて、左右の異なる制服を着た自衛隊
など眼中にないといった感じでした。

 

しかし時代は変わりました。冷戦時代のような
わかりやすい対立ではなく、現代の新たな脅威は
より複雑なものになりました。自衛隊の役割もおのずと
多様化し、それらの脅威に迅速かつ効果的に対応する
ことが求められました。そうなると、今までのような単一
の部隊運用のみでは限界があります。陸海空自衛隊
を効果的かつ一体的に運用するには、統合運用体制
が不可欠なのです。

 

統合運用とは、複数の自衛隊が共通の目的目標を達成
するために、陸海空自衛隊ごとに個別に活動を行うので
はなく、はじめから一体となって活動を行うことをいいます。

 

統合運用では各自衛隊の持ち味特色を最大限に引き出し、
相互に連携することによって効果的に任務を遂行できる
という利点があります(例えばヘリでの飛行ひとつ取っても、
樹木すれすれや隙間をぬって飛ぶような『ほふく飛行』に
慣れているのは陸自、何の目印もない洋上を飛ぶなら
海自といった具合です)。

 

そこで平成18年3月に統合幕僚会議が廃止され、新たに
統合幕僚監部、通称統幕が設置されました。統幕は
陸海空すべての部隊運用の権限を持っているので、
軍事専門的観点からの長官への補佐も、統幕長が一元的
に行うことになりました。

 

新設以来8年が過ぎた現在、自衛隊の統合運用は共同
訓練や災害派遣などにおいてその力を確実に発揮しています。

 

次回は、従来の運用体制と統合幕僚監部新設による
新たな運用体制の相違点などをご紹介します。

 

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

 

 

(平成26年(2014年)8月21日配信)

 





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