海上自衛隊幹部候補生学校(18)

渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





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海上自衛隊幹部候補生学校(18)

海上自衛隊幹部候補生学校(18)

 

海上自衛隊幹部候補生学校の連載最終回、「米海軍士官学校アナポリスから見た江田島の教育」の後編です。

 

平成13年から始まったLSAPという海外語学研修プログラムにより、アナポリスで日本語を専攻している学生の一部が、毎年約1か月、日本に滞在します。
このプログラムでは、最初の2週間は江田島に体験入校、後半の2週間は支援団体の家庭にホームステイします。

「江田島での2週間については声をそろえて『きつかった!』と言います。『自分の時間がない、常に時間に追い立てられている、掃除やらなにやらいろんなことをやらされる、体力的にも厳しい、考えごとをする時間も体を休める時間もない』と、それはもう大変です(笑)。淡々とタイトな日課をこなす日本の候補生たちに驚愕していました」

 

その後のホームステイ期間中は、ホストファミリーが色々な観光名所に連れて行ってくれたりおいしい日本食を食べさせてくれたりと、とてもよくしてもらうそうです。

「人情厚く温かく歓迎されて、相当じーんとするようです。日本のような歓待は、アメリカではありえないですから。結果として日本に対しては好印象を抱くと(笑)」

 

「海上自衛隊は米海軍を見習ってきたので、過剰に素晴らしいと思いがちな面があります。けれど、一概にそうでもない生の姿を見ることができたのは私にとっても貴重な経験でした。防大の学生もアナポリスに研修に来るのですが、最初は学校のスケールに圧倒されるんです。そこで彼らに『ちゃんとよく見てみなさい』と言います。ベッドの取り方から部屋の掃除、生活の面の厳しさ、そして人をよく見てみろと。そうすると『自分たちのほうができていることもあるじゃないか』と、防大生も気づきます。それに、米軍は世界中に展開しているのに学生たちはかなりドメスティックで、外のことをあまりにも知りません。日本のように遠洋航海で世界を回ることもなく、卒業したらすぐに部隊に配属されますし、各国に展開している基地も、基地内は米国での生活と何ら変わりませんから。日本のほうがよっぽど柔軟性がありインターナショナルだと感じます」

 

アナポリスの学生にとって、日本は非常に人気のある勤務地だそうです。米海軍ではアナポリス卒業時、成績順に最初に乗る艦を選べるのですが、横須賀や佐世保を母港としている艦はあっという間に埋まってしまうとか。

「海外への憧れもあるのでしょうが、江田島にやってきた学生がいい宣伝をしたというのもあると思いますよ」

 

18回にわたった長い連載も今回で終了です。次回からは新しいテーマでお届けします!

 

 

(海上自衛隊幹部候補生学校 おわり)

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

 

 

 

(令和三年(西暦2021年)4月22日配信)

 





「丸」7月号に「日本の無人機最新レポート」が掲載されました。
竹内修氏の巻頭グラビアページと合わせてお楽しみいただければ幸いです。ドローンは戦闘を変え、災害で命を救い、宅配便にもタクシーにもなり……ものすごい可能性を秘めていて、知るほどに面白く、空恐ろしくもあります。まずは国産ドローン頑張って欲しいです!
「PANZER」7月号に「神は賽子を振らない 第32代陸上幕僚長火箱芳文の半生」第27回が掲載されました。
福島第一原発の状況を政府などから一切知らされないまま迎えた14日朝。3号機で起きた水素爆発で、初めて火箱氏は原発が危機的状況にあることを知ります。翌日、ヘリ放水の打診がありました。
「正論」7月号に「われらの女性自衛官」第4回が掲載されました。
今回は航空自衛官の整備幹部。防大1期生であり、防大生の長女、高校3年生の息子たち(双子!)のお母さんでもあります。取材時は空幕勤務でしたが、現在は那覇の第9航空団整備補給群司令として約700名の隊員を率いています。


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