海上自衛隊幹部候補生学校(3)

渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





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海上自衛隊幹部候補生学校(3)

先週の最後でカリキュラムについて触れました。
金曜夜から日曜夜までは原則として休日で外泊も許可されていますが、試験や各種競技会の前など、休日を勉強や訓練に充てる場合も少なくありません。心待ちにしているであろう週末のフリータイムも、100%確約されているわけではないということです。

 

幹候での全課程を修了して卒業を迎えた後は、約半年間の遠洋航海を経てから、いよいよ部隊に配属されます。
机上で得る知識はもちろん大事ですが、実際の現場を何も知らない幹部では使いものになりません。そこで護衛艦や掃海艇、潜水艦、航空機など、さまざまな部隊で研修や実習を重ね、現場を肌で覚えるわけです。

 

さて、ここからは幹候の施設についてご紹介します。OBや現役海上自衛官はもちろん、江田島ツアーなどで校内を訪れたことのある方には覚えのあるものもあると思います。

 

表桟橋

幹部候補生学校の表玄関にあたる浮き桟橋。入校時は「裏門」に当たる道路に面した玄関からやってくる候補生たち、卒業時にはこの表桟橋から遠洋航海に旅立って行きます。

 

水交館

水交館は明治21(1883)年に集会所として建築された、江田島地区に現存する最古の建築物。進駐軍接収時には牧師等の宿泊所として、現在は国内外の来賓の接遇などに使用されています。

 

教育参考館

昭和11(1936)年に建築されたギリシャ神殿風の鉄筋コンクリート造の2階建て。館内には幕末から第二次世界大戦までの海軍関係者の書や遺品、約1270点が展示されています。おもな展示資料に、東郷平八郎元帥、ネルソン提督(大英帝国)、山本五十六元帥の遺髪、海軍将校の書、特攻隊員の遺書、横山大観の富士を描いた「正気放光」などがあり、年間約8万人の見学者が訪れます。

 

主砲砲弾と特殊潜航艇

日清戦争で活躍した三景艦(松島、橋立、厳島)の主砲砲弾や戦艦大和の主砲砲弾、そして特殊潜航艇が、教育参考館そばに展示されています。特殊潜航艇は真珠湾攻撃で使用された5隻のうちの1隻。

 

戦艦陸奥主砲砲塔

この2連装砲はかつての戦艦「陸奥」の4番主砲として搭載されていた40センチ砲。昭和10(1935)年に海軍兵学校生徒の教材としてこの地に移設されました。

 

大講堂

鉄骨レンガ石造の大講堂は大正6(1917)年に建築された。石は国会議事堂にも使用されている花崗岩を使い、内部はほぼ吹抜けとなっており、約2000名の収容能力があります。現在は幹部候補生の入校式や卒業式などで利用されています。

 

赤レンガ

通称「赤レンガ」と呼ばれる幹部候補生学校庁舎は、明治26(1893)年に海軍兵学校生徒館として建築されました。設計は、東京築地にあった兵学校生徒館も手がけたイギリス人建築家によるもの。背後にそびえる山は、旧海軍兵学校生徒が訓練のために登っていた古鷹山。

 

高松宮記念館

高松宮記念館(旧高松宮邸)は、高松宮宣仁親王の兵学校予備教育中の特別官舎として、大正9(1920)年に総檜造で建築されました。

 

武道場

昭和13年に建てられた。剣道や柔道などの訓練で使用されます。

 

 

 

 

(つづく)

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

 

 

 

(令和二年(西暦2020年)12月24日配信)

 





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