ゆうべつ最後の観艦式(1)

渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





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ゆうべつ最後の観艦式(1)

今週からは、退役する護衛艦が最後に参加した自衛隊観艦式の様子をご紹介します。
古い記事をベースにしているのですが、「自衛艦隊」「イージス艦」「DDH」とイメージされがちな護衛艦にも「地方隊に所属しその地域の海を守る小さな護衛艦」が何隻もあり、日々頑張っているのだということを、観艦式という一大イベントを通してご紹介したく、今回取り上げたいと思います。

 

本題の前に……
自衛隊は陸自の中央観閲式(会場は朝霞)、海自の観艦式(横須賀〜相模湾周辺)、空自の航空観閲式(百里)を持ち回りで開催しており、各自衛隊が3年に一度開催しています。
長年そのルーティーンで順調に行なわれてきたのですが、数年前から不測の事態が発生しています。
まず2015年は海自の観艦式、2016年は陸自の中央観閲式で、これらはいずれも滞りなく行なわれました。
ところが2017年の航空観閲式は台風により中止。
2018年は順番でいえば観艦式ですが、2020年に東京オリンピックが開催される関係で、陸自と順番を入れ替えることに。そのため、2018年は観閲式が行なわれました。
そして本来観閲式が行なわれるはずだった2019年は観艦式となりましたが、一昨年に続きこちらも台風により中止。観艦式の中止は初めてのことでした。
今年は秋に航空観閲式が予定されています。空自としては6年ぶりの開催となり、開催されれば初めて空自のF-35Aも観閲飛行するはずで大いに注目を集めるでしょうが、日本の天気はどうも激しく荒ぶることが増えたようで、個人的には不安でいっぱいです。

 

さて、時代をさかのぼり、2009年10月。
横須賀市の船越岸壁に、小さな護衛艦が2隻並んで停泊しています。
青森県の大湊港から2009年観艦式に参加するためにやってきた第15護衛隊に属する護衛艦「ゆうばり」、そして筆者が乗り込み取材させてもらった「ゆうべつ」です。

 

「ゆうべつ」は夏の間、より強くなるための厳しい訓練に明け暮れその練度に磨きをかけ、休む間もなく今度は観艦式のための訓練を行なってから横須賀にやってきました。
艦のペンキを塗り直す時間も隊員が散髪に行く暇もなかったそうですから、そのハードスケジュールがしのばれます。
艦にとってもきつい行程だったはずですが、粛然とした様子で停泊している「ゆうべつ」から“くたびれ感”は一切感じられません。遠目から見ても大切に扱われていることが一目でわかるこの艦も、就役からすでに30年以上が経過しています。

 

護衛艦「ゆうべつ」は「ゆうばり」型護衛艦の第2番艦として1983年1月に進水、翌年2月に就役しました。
はじめは大湊地方隊第35護衛隊に配属され、2008年3月に護衛艦隊直轄の護衛隊として第15護衛隊に編入。
母港は青森県むつ市の大湊港。第1番艦の名称「ゆうばり」にちなみ、地元や護衛艦マニアからは「メロン艦隊」というなんともかわいらしい愛称でも知られていました。

 

基準排水量1470t、全長91m、最大幅10.8m、深さ6.2mというサイズは護衛艦の中でも最小クラス。
兵装は62口径76mm速射砲、3連装短魚雷発射管、SSM(ハープーン)4連装、そしてボフォースロケットランチャーなどを備えており、通常は地方隊が担当する海域において海上防衛、災害派遣などをおもな任務としています。

 

 

 

(以下次号)

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

 

 

 

(令和二年(西暦2020年)6月25日配信)

 





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