明野駐屯地航空学校(6)

渡邉陽子さんのデビュー作

オリンピックと自衛隊

1964東京五輪は、自衛隊の支援なしに成功しなかった!
2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





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明野駐屯地航空学校(6)

幹部航空操縦課程に入校中の学生たちに話を聞きました。今回は第2教育部の学生4名のコメントを紹介します。

 

A3尉は入隊前、自衛隊は肉体的にきつくて泥臭いイメージがあったそうです。

「実際に入隊すると、その通りどころか想像以上でした(笑)。その反面、隊員のことを考えた熱意のある指導は『ここまで考えてくれるのか』と驚くことも多く、とてもありがたいです。操縦士の道を意識したのは防大3年のときに起きた東日本大震災の影響が大きかったです。被災地へいち早く向かったヘリを見て、真っ先に任務ができる航空科に興味を持ちました。初めて操縦桿を握り操縦したときは、自分が操縦しているということにあまり実感がわかなかったものの、うれしさがこみ上げ幸せを感じました。晴れて操縦士になったら、いつか双発エンジンでより多彩な任務が遂行できるUH-60JAを操縦したいですね」

 

B3尉は一般大学(いわゆるMARCHクラスの大学でした)を中退して幹候に入校したという、ちょっと異色の経歴の持ち主です。

「就活もふるわず進路に悩んでいたとき、陸上自衛官の父に『幹候という選択肢もある』と教えられました。航空科は、階級に関わらず賢い人が集まっているという印象を受けました。とにかくみんな頭がよく冴えてるんですよ。中途半端なことをしたら陸曹陸士からも鋭い指摘が入るのでまったく油断できない、そこがいいですね。現在の操縦課程は操縦技術を学ぶだけでなく、人間教育も重視されています。これまでの人生を否定されるような指導を受けた日は落ち込みますが、大好きなB’zの音楽を聞いたり苦楽を共にしている同期の仲間と話をしたりすることで、気持ちを切り替えています」

 

同期10名の紅一点であるC3尉は、入校と同時に那覇基地に勤務している空自の要撃管制官と入籍。新婚ながら会えるのは月に一度程度、挙式もこれからということでした。

「高校生の頃、航空機の開発に興味を持ち、最先端の技術に関わるなら軍事からのアプローチがいいのではと思い、心配する両親を説得して防大へ進みました。入校して5日で帰りたくなり(笑)家に電話したら、父から『自分で決めたことなのだから帰って来てはいけない』と言われ、ふっきれました。もしも帰っておいでと言われていたら、防大を退学し一般大学に入り直してしたんじゃないかと思います。これまで男女の差を感じることなくやってきましたし、与えられる任務を遂行するという面においても男女の差はないと思います。ただ、女性自衛官は乗れない戦闘ヘリを、いつか操縦できるようになりたいという思いはありますね」

 

北海道出身のD3尉は、小さな頃から人の役に立つ仕事に就きなさいと祖父に言われていたそうです。

「中学の時点では自衛官になろうと決めていました。入隊前は『自衛隊は鬼軍曹がいる恐ろしいところ』という印象でしたが、実際は家族の状況や冠婚葬祭まで気にして適切な助言をしてくれる、家族的な組織、人情味あふれる組織だと感じました。訓練の際に気をつけているのは、第一に安全に飛んで戻ってくること。また、飛ぶ前には地上で今日はなにを学ぶかを決めてから飛ぶので、それをひとつでもいいので身につけることを心がけています。当面の目標は、まずは同期10名の学生全員脱落することなく卒業し、操縦士の資格を取得することです」

 

 

 

(つづく)

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

 

 

 

(令和元年(西暦2019年)11月28日配信)

 





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