明野駐屯地航空学校(1)

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知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

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明野駐屯地航空学校(1)

今週から、陸上自衛隊明野駐屯地に所在する航空学校をご紹介します。

 

三重県で唯一、飛行場がある明野駐屯地。
飛行場は大正9年に開設し12年に明野陸軍飛行学校に昇格、数多くのパイロットを輩出しました。
戦後は保安隊航空学校が浜松に開設。昭和30年に明野に移駐すると同時に明野駐屯地も開設され、その他の部隊も移駐または新編を重ねて現在にいたります。
現在の明野飛行場は、大規模災害時の拠点としても重要な位置を占めています。
なお、大正11年に建設された将校会議所は現在も航空記念館として現存、陸軍関係の資料が展示されています。

 

明野駐屯地には航空学校のほか、次の部隊も所在しています。
まず、ヘリ火力戦闘を任務とする第5対戦車ヘリコプター隊と、多用途ヘリによる航空偵察・空中機動等の各種航空活動を行なう第10飛行隊。
陸上自衛隊唯一の飛行実験部隊として航空機搭載機材等の実験・試験等を行なう飛行実験隊。
このほか中部方面管制気象隊第1派遣隊、第306基地通信中隊明野派遣隊、第107全般支援大隊整備中隊明野派遣隊からなります。
駐屯地全体で約1000名が在籍、保有ヘリは練習機のTH-480Bをはじめ多用途ヘリUH-1J、UH-60JA、戦闘ヘリAH-1S、AH-64D、観測ヘリOH-1、輸送ヘリCH-47J/CH-47JAの計約70機となっています。

 

陸上自衛隊航空科には、防衛任務として偵察、ヘリ火力、航空輸送、その他の任務として災害派遣、国際平和橋梁活動、在外邦人輸送などが与えられており、航空科部隊の所在地は全国に点在、約450機の航空機を配備しています。
航空科には操縦、管制、整備、通信、気象という5つの特技(MOS)がありますが、その各種特技を取得させる教育機関が航空学校です。

 

航空学校は防衛大臣直轄部隊で、航空科に必要な知識及び技能を修得させるための教育訓練を行なうことを任務としています。
明野駐屯地は本校に当たり、BOC(幹部初級課程・約90名/年)、AOC(幹部上級課程・約100名/年)、FOC(幹部特修課程・約12名/年)の運用教育と、幹部航空操縦課程(約20名・約2700時間/年)、機種転換教育等(約45名・約1300時間/年)の幹部操縦教育を行なっています。教育人員は年間約270名、うち操縦は65名、教育飛行時間は年間約4000時間となっています。
分校に当たる北宇都宮駐屯地の宇都宮校では、陸曹操縦教育課程(約48名・約9600時間/年)の陸曹操縦教育ならびに固定翼LRへの機種転換教育(3名・約200時間/年)の幹部操縦教育が行なわれています。
さらに霞ケ浦駐屯地の霞ケ浦校では、航空整備課程等(約340名/年)の整備・通信教育が実施されており、本校だけでなく分校もあるのは陸・海・空自衛隊の中で陸自だけです。

 

今回ご紹介する明野駐屯地の航空学校は、企画部、総務部、整備部、第1、2教育部、研究部、教育支援飛行隊からなります。
第1教育部は航空科部隊の初級・中堅幹部に対して部隊運用に係わる教育を実施します。
第2教育部は幹部学生に対しヘリコプターの基本操縦教育を実施しているほか、機種転換教育および計器検定官養成教育を実施します。
このほか航空学校および富士学校等の幹部教育訓練支援や調査・研究支援等を行なう教育支援飛行隊、航空学校が保有するヘリコプターの整備を行なう整備部、航空科職種の運用に係わる調査研究のほか、航空科部隊の教育訓練等に反映する教範および資料等の作成を行なう研究部などから構成されています。

 

 

 

 

 

(つづく)

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

 

 

 

(令和元年(西暦2019年)10月24日配信)

 





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