陸上自衛隊防災マニュアル(5)

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2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





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陸上自衛隊防災マニュアル(5)

 今回は防災訓練の一例として、2016年5月に陸上自衛隊下志津駐屯地にて行なわれた平成28年度下志津分区防災訓練を紹介します。

 

下志津駐屯地は千葉市の旧陸軍下志津飛行学校跡地に位置し、高射学校と東部方面隊隷下の部隊が所在しています。
高射学校では高射特科部隊の要員に陸上防空に必要な知識や技能の教育訓練を行なうほか、陸上防空についての研究も行なっています。企画室、総務部、第1・第2教育部、研究部、作戦評価室、高射教導隊によって組織され、学校長は下志津駐屯地司令も兼ねています。

 

高射学校は千葉県の災害担当区分の中で県南の下志津分区、北は千葉市、南は館山市までの22市町村(人口約200万人)を担任しています。
学校の災害対処能力としては、人員約1000名(東部方面隊隷下部隊を含む。内訳は災害派遣500名、本部要員100名、兵站支援・駐屯地業務各200名)、車両大型約70両、中型約20両、小型約30両。施設機械として油圧ショベル1両、バケットローダ1両、給食給水として野外炊具5台、水トレーラ7台、除染として除染装置1台、携帯除染器AP2C13個となっています。

 

今回の訓練の目的は、学校と自治体との訓練を実施することで災害対処における実効性を向上させ、今後のさらなる連携強化を図るというもの。さらに下志津分区市町村の防災関係者に自衛隊および高射学校の災害対処態勢や能力等についての理解を深めてもらうという狙いもあり、各自治体など関係機関から約60名が参加しました。

 

10時、高射学校長兼ねて下志津駐屯地司令から「防災担当の方と直接顔を合わせながら調整あるいは指揮所訓練を行なうことでスムーズな運営ができる。今回はわれわれの訓練の1端や装備品を見ていただき、防災に関わる能力や装備の概要を習得していただければありがたい」とあいさつ。続いて企画室管理班長によるプレゼンが行なわれました。
まず災害派遣の3原則についてと、災害派遣要請から派遣、撤収までの一連の流れを説明。陸上自衛隊、東部方面隊、千葉県、下志津分区それぞれの災害派遣区分や過去の災害派遣活動の紹介、さらに高射学校災害対処能力や災害対処器材、自衛隊の任務・役割(即時救援活動、応急救援活動、応急復旧支援活動)についても触れました。企画室管理班長が熊本地震の災害派遣に参加したため、その経験談が説明の随所に挟まれます。配布した資料をただ読むだけではない中身の濃いプレゼンに、参加者が熱心に聞き入っているのがわかります。

 

続いて、首都直下地震が起きた場合の陸自の対応と、高射学校の災害派遣計画の説明が行なわれました。ファスト・フォースが発災から60分以内に出動すること、90以内に1個中継班(通信)、2時間以内に先遣4個小隊および必要に応じて追加の連絡班と偵察班、3時間以内に主力部隊を各地域に派遣できる態勢であることを紹介。
そして災害派遣発生時の流れや昨年度の自治体との連携状況(防災訓練への参加)、今年度の自治体防災訓練への参加予定を説明し、プレゼンは終了。作戦室に移動して指揮所訓練が始まりました。

 

次回も平成28年度下志津分区防災訓練についてご紹介します。

 

 

 

(以下次号)

 

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

 

 

 

(平成28年(西暦2016年)9月29日配信)

 

 

 





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