2015年陸海空自衛隊の装備と運用(7)

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オリンピックと自衛隊

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2020東京五輪も、自衛隊は同じ役割を求められることになる
知られざる自衛隊の苦難と栄光の歴史が、ここに明らかに!!
オリンピックに熱い思いを抱く、すべての人に捧げます。

自衛隊家族会発行「おやばと」、「隊友」160715号、 「月刊モデルグラフィックス」2016/8号「月刊丸」2016/8号160712「防人の道 NEXT」「歴史群像」8月号(学研)160701 桜林美佐の国防ニュース最前線、「月刊世界の艦船」2016/9号、160809 政治学者・岩田温の備忘録 で取り上げられました。





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2015年陸海空自衛隊の装備と運用 (7)

 2015年度の防衛予算に含まれる新規事業を中心に、2015年の陸海空自衛隊の装備と運用についてご紹介する第7回目です。
先週は、陸上総隊、水陸機動団新編の準備の話でした。今週は米国との共同訓練についてです。

 

 島しょ部を攻撃された場合の陸海空自衛隊の統合運用要領及び米軍との共同対処要領の向上のため、自衛隊は米国が主催する実動訓練へも参加しています。
 米国における統合訓練(ドーン・ブリッツ)はこれまで米軍単独訓練として実施されてきましたが、2013年に自衛隊も初めて参加しました。陸自からは西普連と西方航空隊、海自からは護衛艦「ひゅうが」、「あたご」、輸送艦「しもきた」、空自から航空総隊が主力部隊として参加。米軍との相互運用性の向上とともに、陸・海・空自衛隊の幕僚が一つの司令部を組織し、統合により島しょ侵攻対処にかかる指揮幕僚活動及び訓練を行ないました。今年のドーン・ブリッツ15にも海自の掃海隊群、護衛艦2隻(「ひゅうが」と「あしがら」)、輸送艦「くにさき」、艦載航空機3機のほか、陸自の西部方面隊、中央即応連隊、空自の航空総隊の約1100名が参加。カリフォルニア州キャンプ・ペンデルトンや米海軍サンクレメンテ島訓練場および同周辺海・空域で、9月9日まで訓練が行なわれました。人数的には1コ普通科連隊規模の隊員がアメリカで訓練を行なっているという、その事実自体も抑止力になりそうです。

 

 米カリフォルニア州にあるキャンプ・ペンデルトンで行われる日米合同実働訓練(アイアン・フィスト)には、2006年から西部方面普通科連隊が毎年参加。今年も1月19日〜3月7日、西部方面総監部と西普連の人員約270名、米海兵隊約500名が参加し、離島奪還のための強襲揚陸を想定した訓練を行ないました。今回は水陸両用車を使用した上陸訓練を初めて実施するほか、29パームス訓練場において実弾による航空火力等の誘導訓練を含む日米共同の戦闘射撃訓練も行なわれました。

 

 また、昨年6月から8月にかけては、米海軍が隔年で主催しているハワイ周辺海域で行われる環太平洋合同演習(リムパック)に陸上自衛隊が参加、米海兵隊と水陸両用訓練を実施しました。この演習は日米両国のほかオーストラリアや韓国など10カ国以上が参加し、人員約2万人と艦艇約30隻、航空機も100機以上が集まる大規模なもの。海上自衛隊はリムパックの常連ですが、陸上自衛隊が参加したのは初めてでした。軍事交流の一環で中国海軍も参加したので、陸上自衛隊と海兵隊の連携を見せるという狙いもあったと思われます。

 

 このほか、9月8日から25日までは米国ワシントン州ヤキマ演習場で第10師団第33普通科連隊基幹(第10特科連隊、第10戦車大隊、第5対戦車ヘリコプター隊など)の約300名が米陸軍約350名と実動訓練を行なっています。国内ではちょうど今月、第14旅団第50普通科連隊基幹が米海兵隊と饗庭野演習場および日本原演習場で、第6師団第44普通科連隊基幹の約1280名が米陸軍約430名と王城寺原演習場および大和駐屯地で実動訓練を行なっています。

 

 次回は弾道ミサイルへの対処、サイバー空間における対応、人事教育に対する施策についてです。

 

 

 

 

 

(以下次号)

 

 

(わたなべ・ようこ)

 

(平成27年(西暦2015年)9月10日配信)

 





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