【第二の南アフリカ】になってしまう(MS)

2019年2月6日

【「見識なき移民制度導入」に関する投稿集成】を読みまして、
私も思うところがありましたので、
投稿をさせていただきました。
「移民1000万人」の記事は、私も産経新聞で知りました。
私は南アフリカのアパルトヘイト政策について、
大学で研究しているのですが、
それを進めている中で、
もし日本が安易に移民を受け入れると、
【第二の南アフリカ】になってしまうのではないか、
という考えにいたっています。
まだ研究途上なので、知識が不足している部分がありますが、
少し南アフリカの歴史について整理してみようと思います。
もともと南アフリカには黒人だけしかいなかったのが、
17世紀にはオランダ人(のちのアフリカーナー)
19世紀にはイギリス人が南アフリカに上陸し、
南アフリカ戦争を通して大英帝国の「南アフリカ連邦」が1910年に
成立します。
そして、1948年のアフリカーナーが主導する国民党が政権をとりました。
(共和国に変更)
そして、イギリス系もアフリカーナーも新参者で
圧倒的少数派であるにもかかわらず、
もとから住んでいた超多数派の黒人を抑圧していきます。
それが頂点に達したのが国民党が始めたアパルトヘイト政策です。
もちろん黒人は抵抗しましたが、国が余りに強いため、
反逆したものは次々に逮捕され
国は不安定になってしまいました。
それでもこの政策はなんと約50年も続いたわけです。
現在は、アパルトヘイト政策はなくなっていますが、
その傷跡は今も癒えず、貧困層が多くいます。
しかし、南アフリカは移民政策を導入したため、
貧困層の怒りが爆発し、外国人排斥運動が起こっている、
というのはつい1ヶ月くらい前の話です。
ここから、移民政策は国が不安定になり、
あるときには移民が国を乗っ取り、
あるときには流血事件が発生する、
といえます。
翻って、もし日本で移民政策が推進されたらどうなるでしょうか。
移民がどんどん押し寄せていくと、彼らは権利を求め始めます。
たとえそれが圧倒的少数派であっても、です。
参政権も例外ではないでしょう。
日本政府はその力に耐えられず、
衆参両院の参政権まで認めざるを得なくなります。
そして、国会に当選した移民は、いままで自分たちを
少数派扱いにしてきた日本人に敵意をむき出しにし、
アパルトヘイト並みの政策を採るかもしれません。
そうすると、完全に日本は移民の移民による移民のための国になってしまい、
日本人は半ば奴隷扱いされる危険性があります。
国は不安定になり、抵抗した日本人は抹殺される・・・
移民といえば、少しカッコいいイメージがあります。
実際に日本が慕っている欧米諸国ではその政策を推進しています。
しかし、移民によって国が不安定になるというのは、
南アフリカを見ればわかります。
何年か前にもフランスで暴動がありましたが、
それも移民がらみです。
ですから、安易に移民政策などを認めてはなりません。
移民政策を考えている議員さんには、
よく歴史を学んでいただきたいと考えております。
以上です。
(MS)