【本の紹介】『自衛隊砲兵─火力戦闘の主役、野戦特科部隊』 荒木肇(著)

荒木肇(著)
こんにちは、エンリケです。
最近、メディアではドローンの活躍ばかりがクローズアップされていますよね。「これからの戦争は無人兵器の時代だ!」なんて声もよく聞かれます。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。本当にそうなのでしょうか?
もしあなたが、
「ロシア・ウクライナ戦争で、なぜ砲兵の重要性が再認識されているんだろう?」
「最新の自走榴弾砲って、一体どんな性能を持っているの?昔の砲兵の装備はどうだったんだろう?」
「もし日本が有事になったら、自衛隊の火力は本当に国民を守れるのか?」
といった疑問を抱えているなら、表面的で断片的な情報だけでは、きっと物足りないはずです。もっと深く、戦場の核心に迫る情報を求めているのではないでしょうか?
あなたの心に突き刺さる「怒り」「不安」「探求心」
想像してみてください。ニュース番組で、あたかもドローンが戦場のすべてであるかのように語られているのを見た時の、あのもどかしさ。「違う!戦場を支え、敵の進撃を食い止めているのは、もっと泥臭く、地道な火力支援なんだ!」と、思わず画面にツッコミを入れたくなることはありませんか?
書店でミリタリー関連の書籍を探しても、過去の装備の紹介や、どこかで聞いたような解説ばかり。「本当に知りたいのは、現代の戦場で何が起きているのか、自衛隊の砲兵部隊は今、どんな役割を担っているのかなのに…」と、深い情報への渇望を感じながら、なかなか見つからない現状に焦燥感を覚えることはありませんか?
そして、YouTubeで海外の軍事演習動画を見た時、大地を揺るがす砲弾の轟音と、目標を精密に破壊する様子に、鳥肌が立つほどの興奮を覚える。「あの圧倒的な火力、精密な射撃はいったいどうやって実現されているんだ? 19式装輪自走155ミリ榴弾砲の咆哮を生で聞いてみたい!」と、実機の迫力や、その背後にある技術、運用に関する知識を、まるで自分がその場にいるかのような臨場感で知りたいという、抑えきれない探求心に駆られることはありませんか?
現代戦のリアルがここに!『自衛隊砲兵─火力戦闘の主役、野戦特科部隊』ついに登場
そんなあなたに、自信を持っておすすめしたいのが、新刊 『自衛隊砲兵─火力戦闘の主役、野戦特科部隊』 です!
本書は、長年軍事史を研究されてきた荒木肇先生が、陸上自衛隊富士学校特科部(砲兵学校)の全面的な協力のもと、現職の特科隊員の生の声をふんだんに盛り込み、さらに高名な石原ヒロユキ氏による豊富なイラストを用いて、砲兵の任務、運用、装備、そして歴史を多角的に、そして圧倒的なリアリティで解説した一冊です。
「戦場の女神」 とも称される砲兵。ロシア・ウクライナ戦争の戦況を注意深く見ていると、その火力こそが戦局を左右する重要な要素であることが明確にご理解いただけるはずです。本書は、そんな現代戦における火力戦闘の核心に、臨場感あふれる筆致と、他では決して手に入らない貴重な情報で迫ります。
まるで、最前線の隊員が隣で語りかけているかのような臨場感で、現代戦における砲兵の役割、最新装備の驚くべき機能、そして陸上自衛隊発足以来の歴史と未来への展望まで、専門知識がない方でも無理なく理解できるよう、徹底的に 「見える化」 しています。
なぜこの本が、あなたの疑問と渇望を満たせるのか?【3つの理由】
1.現職自衛官の「生の声」が満載! 教科書だけでは決して分からない、現場のリアルな運用や装備への驚き、未来への期待が、隊員自身の言葉で語られています。
2.豊富なイラストと図解で「見てわかる」! 複雑な砲兵の仕組みや戦術も、高名なイラストレーターの手による図解で、直感的に理解できます。
3.過去から未来までを網羅した「濃密な情報量」! 陸上自衛隊発足以来の砲兵の歴史、装備の変遷、そして今後の防衛戦略における役割まで、深く掘り下げて解説しています。
【目次】
———————————-
はじめに 1
第1部 野戦特科部隊の火力戦闘 11
第1章 特科部隊の役割 12
二つの特科部隊──野戦特科と高射特科 12
野戦特科部隊の任務──直協任務と全般任務 13
野戦特科部隊の特色 15
直協任務大隊と全般任務大隊 17
第2章 野戦特科部隊の火力戦闘 21
前進観測員(FO)の任務 21
進化する測量の方法 22
射撃部隊の行動 24
目標の発見と識別、標定、火力要求 27
火砲の照準 29
弾着観測と射弾修正 34
効力射と効力射の準備 41
射撃指揮所の任務 41
射撃諸元の求め方 43
第3章 射撃の目的と効果 51
射撃計画と射向束 51
射撃の方法と効果 53
射撃効果の判定 55
第2部 野戦特科部隊の装備 63
第4章 現有火砲の機能と運用 64
(1)155ミリ榴弾砲FH70 64
(2)99式自走155ミリ榴弾砲 75
(3)19式装輪自走155ミリ榴弾砲 82
第5章 野戦特科の歴代火砲 90
(1)75ミリ榴弾砲M1A1 90
(2)105ミリ榴弾砲M2A1 91
(3)155ミリ榴弾砲M1 93
(4)203ミリ榴弾砲M2 95
(5)155ミリカノン(加農砲)M2 97
(6)105ミリ自走榴弾砲M52A1 99
(7)155ミリ自走榴弾砲M44A1 101
(8)74式自走105ミリ榴弾砲 103
(9)75式自走155ミリ榴弾砲 105
(10)203ミリ自走榴弾砲 108
第6章 地対地ロケットと地対艦ミサイル 112
(1)68式30型ロケット弾/67式30型ロケット弾発射機 112
(2)75式130ミリロケット弾/75式130ミリ自走多連装ロケット弾発射機 114
(3)多連装ロケットシステム(MLRS)118
(4)88式地対艦誘導弾(SSM‐1)123
(5)12式地対艦誘導弾(12SSM)126
第7章 観測、情報処理・指揮・統制機材 131
(1)火光標定機 132
(2)位置座標標定装置(JUSQ‐S1)133
(3)音源標定装置 134
(4)対迫レーダー装置(AN/MPQ‐10・JAN/MPQ‐N1・JMPQ‐P13)136
(5)対砲レーダー装置(JMPQ‐P7・JTPS‐P16)139
(6)遠隔操縦観測システム・無人偵察機システム 142
(7)気象観測・測定装置 145
(8)多連装ロケットシステム指揮装置 149
(9)野戦特科情報処理システム 149
(10)野戦特科射撃指揮装置(JGSQ‐W3)150
(11)火力戦闘指揮統制システム 153
第3部 野戦特科部隊史 155
第8章 警察予備隊~保安隊時代(1950~54年)156
〝特科連隊〟の創設 156
特科教育の黎明期 160
重装備の貸与と教育課程の充実 170
警察予備隊から保安隊へ 172
第9章 創設期の陸上自衛隊と特科部隊(1954年)176
陸上自衛隊の誕生 176
教範類の独自化 180
「富士学校」の開設 183
富士教導団と特科教導隊 186
特科陸曹の教育 188
第10章 陸上自衛隊の体制改革と近代化(1955~70年)190
5個方面隊13個師団体制への移行 190
新体制下の特科部隊 193
第2次、第3次防衛力整備計画 195
教育訓練体系、制度の改革 196
安全保障環境の変化と第4次中東戦争の教訓 198
第11章 戦力基盤の充実と技術革新(1976~86年)200
「基盤的防衛力」構想と「前方対処・早期撃破」構想 200
〝北方重視〟戦略の推進 202
制約の中での質的向上 206
〝ハイ・ロー・ミックス〟への対応 208
第12章 戦略環境の激変と陸上自衛隊の新体制(1986~2010年代)211
冷戦終結後の防衛力整備と自衛隊の役割 211
師団の旅団化改編 213
「大綱」と「中期防」の変遷 214
即応性、機動性の向上 219
野戦特科部隊の新体制 222
後方支援体制の改革 225
野戦特科部隊の再編 229
第13章 新時代の野戦特科部隊 235
スタンド・オフ防衛能力と領域横断作戦能力 235
野戦特科部隊の機能・能力の向上 238
ウクライナにおける砲兵戦の教訓 242
面制圧からピンポイント制圧へ 245
『自衛隊砲兵』主要参考・引用文献 248
おわりに 250
【コラム(1)】火砲の種類と特徴 37
【コラム(2)】火砲の構造と仕組み 45
【コラム(3)】弾薬とその構成品 57
【コラム(4)】高射特科部隊──装備と運用の変遷 162
【コラム(5)】礼式と礼砲 231
———————————–
この目次を見るだけでも、本書が表面的な情報だけをなぞったものではないことがお分かりいただけるはずです。
「軍事情報」読者なら、この価値は絶対にわかる!
長年「軍事情報」メルマガを購読してくださっているあなたなら、荒木先生の圧倒的な知識と、真摯な姿勢をご存知のはずです。今回の新刊は、巷の安易な軍事解説とは一線を画し、現代戦の核心に迫る、まさに「決定版」 と言えるでしょう。
今すぐクリック!そして、戦場のリアルを体感してください
この本は、単なる知識のインプットに留まりません。読むことで、あなたは現代戦を見る目が変わり、ニュースの裏側に隠された真実が見えるようになるはずです。
ぜひ、この機会に『自衛隊砲兵─火力戦闘の主役、野戦特科部隊』を手にとって、あなた自身の目で、その価値を確かめてください。
▼ 今すぐ詳細をチェック!そして購入はこちらから ▼
https://amzn.to/4izlq24
『自衛隊砲兵─火力戦闘の主役、野戦特科部隊』
荒木肇(著)
発行:並木書房
発売日 :2025/5/16
単行本(ソフトカバー):A5判256ページ
寸法:21 x 15 x 1.4 cm
定価:2420円
https://amzn.to/4izlq24
エンリケ
追伸
最後に、少しだけ耳の痛いお話かもしれません。
今回ご紹介した『自衛隊砲兵』のような、現場のリアルな声と専門的な知識が詰まった書籍は、決して多くありません。そして、残念ながら、いつまでも手に入るとは限りません。
もし、あなたが少しでも「読んでみたい」「もっと深く知りたい」と感じたなら、今すぐ行動することをおすすめします。
なぜなら、この一冊との出会いが、あなたのミリタリーに対する理解を根底から変える可能性があるからです。
後悔先に立たず。ぜひ、この機会を逃さないでください。
『自衛隊砲兵─火力戦闘の主役、野戦特科部隊』
荒木肇(著)
発行:並木書房
発売日 :2025/5/16
単行本(ソフトカバー):A5判256ページ
寸法:21 x 15 x 1.4 cm
定価:2420円
https://amzn.to/4izlq24