国際情勢


韓流はヤラセ?
<韓流(ハンりゅう、かんりゅう、Korean wave)とは、2000年代以降の韓国大衆文化の流行を指す言葉である。1997年のアジア通貨危機によって韓国経済が破綻すると、韓国は官民を挙げて

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

□はじめに
こんにちは。長南です。
今週月曜日6月4日、森本敏・拓殖大学大学院教授が民間人初の防衛大臣に任命されました。筆者の修士論文を審査していただき、拓殖大学大学院卒業後も外務省委託研究をご一緒にやらせていただいた ...

安保・戦略


あなたは今まで不思議に思ったことはありませんか?
何故、あの時自分は死ななかったのだろうか・・・?
何故、あの時英霊の声が聞こえたのか?
何故、あの時あの人から助け舟をいただけたのだろうか・

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「おい、お前。いつも俺たちの後ろに立っているけど、後ろに立たれると描きにくいんだよ。ジャマだ。どこかほかに行ってくれ!」
「すみません。俺も似顔絵が大好きで、ここで絵の勉強をしたい。そうだ、俺の顔を一枚描いてくれませ

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

□はじめに
前回の連載で、国務省とマッカーサー率いる極東軍司令部との緊張関係を考察した。マッカーサーとその側近は「じかに接している仲間以外のあらゆる外部者を敵もしくは潜在的な敵と見なしていた」ため、ジェイムズ・バーンズ国務長官 ...

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

□前回までのあらすじ
前回、マッカーサーが司令官を務める極東軍司令部内の閉鎖的な組織文化が、極東軍と麾下部隊との関係や極東軍とワシントンの重要な政府機関(統合参謀本部・国務省・CIAなど)との間の関係に大きな影響を与えていたこ ...

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

□前回までのあらすじ
共産中国が北朝鮮領内に大規模部隊を投入したとする多くの情報が存在したにもかかわらず共産中国が朝鮮戦争に介入しないとの情報分析が生み出された「制度的要因」について考察を進めている。
前回、下記の点を ...

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

▼ウィロビーの情報分析に依存する国防総省
ウィロビー率いる極東軍司令部参謀第2部は、毎日開催されるテレカンファレンスにおいて、陸軍省にアップデートされた最新の情報を提供していた。その際、ウィロビーや彼の部下たちは、陸軍参謀総長 ...

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

□1950年11月の情報の失敗の「制度的原因」
前回で、本連載の最初に指摘した、1950年11月に「情報の失敗」が発生した3つの原因(予測分析の問題、制度的機能不全、人的・政治的要因)のうち、予測分析の問題が終了した。今回から ...

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▼ウィロビーの転向が引き起こした情報分析の「偏向」
1950年10月15日のウエーク島会談の後、ウィロビーによる情報分析は、マッカーサーが推進する朝鮮戦争早期終結のための鴨緑江への進撃計画を支持する性格をますます強めていった。 ...

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

□前回までのあらすじ
朝鮮戦争勃発初期のウィロビーの情報分析は、中国が満州で軍事的即応性を向上させつつあることを認識している内容であった。
1950年7月3日までに、ウィロビー率いる極東軍司令部参謀第2部(G2:情報部 ...

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10万人態勢で災害派遣出動した自衛隊は、多くの人命を救い、インフラの復旧に力を発揮しました。あまりの悲惨な光景に、ときに心が折れそうになっても、互いを信頼し、励まし合い、これこそが自分の「つとめ」と信じて、自衛官は活動を続けました。終 ...

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

□前回までのあらすじ ~米第8軍方面の戦況~
1950年10月25日から11月1日にかけて、国連軍は清川江や雲山周辺で多数の中国人兵士を捕虜にした。尋問により得られた供述を基に作成された報告書は、第40軍所属の50万~60万人 ...

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

□はじめに ~前回までのあらすじ~
10月25日から11月1日にかけて、韓国軍は清川江周辺で多数の中国人兵士を捕虜にした。尋問により得られた供述を基に作成された報告書は、第40軍所属の50万~60万人の中国人部隊が朝鮮半島に所 ...

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

□はじめに ~前回までのあらすじ~
CIAによる中国の意図と能力の分析について、CIAが出した報告書を中心に考察してきた。CIAの報告書は11月8日にNIEが出されるまで、中国の意図と能力に関して、ウィロビー率いる極東軍司令部 ...

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, CIA, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

■はじめに ~前回までのあらすじ~
こんにちは。長南です。
東京は、二十四節季の蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)を迎え、急に春めいてきました。昼夜の寒暖の差が激しい季節ですのでお風邪など召されませんようにご自愛くださ ...

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

■はじめに
前回から、中国政府高官が戦略レベルで発した警告が多数あったにもかかわらず、なぜ中国が朝鮮戦争に介入するであろうということを「予測することに失敗」したのであろうか、という「予測分析」の問題点を考察してきた。そして、駐 ...

特別連載 朝鮮戦争における「情報の失敗」 ~1950年11月、国連軍の敗北~, 戦史に見るインテリジョンスの失敗と成功, 長南政義

■はじめに
前2回の連載で、マッカーサーと米極東軍参謀部第二部(G2:情報部)部長としてその首席情報幕僚を務めるチャールズ・ウィロビー陸軍少将が、1950年11月に実施された人民義勇軍の反攻作戦の意図を見抜けなかった経緯を、6 ...