村西とおる :『村西とおるがお答えします! ワガママな中国人とのナイスなお付き合い』

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村西さんというと、月刊「Hanada」の花田さんが、
「この人の人生相談は、いま一番面白いよみもの」と言っていたこ
とを思い出します。
百田尚樹さんも「村西さんは抜群にあたまがいい人」とおっしゃっ
ています。
村西さんのツイッターは、国防や政治、国際情勢にまつわるつぶ
やきが結構多く、日々チェックを欠かせません。実に的を射た鋭い
内容で、「物事の本質を見抜くことに長けた、カミソリのような頭
脳を持つ方だなあ」という印象を持っているからです。
この本は、そんな村西さんの支那にまつわる経験、意見をまとめた
ものです。
よく耳にする言葉に「ミクロとマクロ」というのがあります。
いわゆる天下国家を論じる人が語るのは「マクロ」で、自分の肌感
覚を通じて得たものを語るのが「ミクロ」です。
どちらがいい悪いではなく、どちらの視野も必要です。
その意味でいうと、この本はミクロの観点で支那を伝える内容です。
ニオイや息遣いが漂ってきそうな地に足のついた内容です。
おうおうにしてこの種の本は、ある特定のイデオロギーに誘導する
つまらない作品に陥りがちですけれども、幸いなことに著者の村西
さんが非常に頭のいい方ということもあってか、イデオロギーティ
ックな極端さを感じません。
世の現実が0か1で割り切れるはずもありません。0と1の間に現実の
ほぼすべては創られています。そういう感覚を持つことが大人にな
るということではないでしょうか?
マスメディアのせいかどうか知りませんが、今の時代、なんでもか
んでも0か1で割り切ろうとする幼稚さが目立つ気がします。
健康的な国家観を持ち必要な声をあげることは大事ですが、現実を
0か1で割りきろうとするクセは非常に良くないと思います。
本著が面白い理由のひとつは、ビジネスの現場から見える支那人の
姿を垣間見れる、さまざまな具体的な話にあるといえましょう。
支那とのビジネスの現場に立った人の話は意外に伝わっていません。
各企業や組織レベルでは経験に基づくノウハウを蓄積しているはず
ですが、我々庶民が知る機会はほとんどありません。理由は、責任
ある立場で支那とビジネスする有能な人がこの種の本を書く機会が
ほとんどないからです。
触れれば血が出るビジネスの修羅場の視点から支那を伝える書は意
外にないものですが、この本ではそういう話を知ることができるん
ですね。想像以上に役に立つと思います。
まっとうで健全な国家観を持つ村西さんの目線を通じ、ちょっと違
う視座から中共政府の現実の姿を見ることで、脳を広く柔らかくし
たい人はぜひどうぞ。
村西とおる
村西とおるがお答えします! ワガママな中国人とのナイスなお付き合い
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