【書評】『イン・ザ・ネイビー アメリカ第7艦隊水兵物語』

『イン・ザ・ネイビー アメリカ第7艦隊水兵物語』 ジロミ・スミス(著) 光人社

最近、「イン・ザ・ネイビー アメリカ第7艦隊水兵物語」光人社を読みました。
著者のジロミ・スミス氏は日本生まれの日米ハーフで、海軍の航空機体整備兵として21年間勤務、E-7(CPO、曹長)で退職して予備役に編入された人です。
経歴の殆どを日本及び日本を母港とする空母等で過ごしていて、日本人に理解しやすい書き方で米海軍の下士官兵の生活を描いており、彼等の日常の艦内生活や日本社会との関わり合いのよく分かる本でした。著者も触れているように、日米ハーフで両文化に理解のあることが、随所に感じられます。
また、海自OBとしては、日米両海軍の違うところと似たところ、海軍として同じところがそれぞれ分かって面白い本でした。特に、海自は保有していない空母の艦上訓練や湾岸戦争のときの記述は、淡々と描かれていながらも、その臨場感溢れる雰囲気が良く伝わってきました。
大海軍の人事制度や厚生施策のあり方など、海自が今後参考にすると良いと思われる事項も豊富に出てきて、米海軍の内面を知りたい人々、これから海自を目指す人達にも参考になると思われます。
(ヨーソロ)

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