大日本帝国陸軍 十一年式軽機関銃の実射 / JAPANESE TYPE 11 LMG / BANZAI 2011

大正11年に制式化された帝国陸軍初の軽機関銃として登場。特徴的な給弾機構によって小銃用5発クリップを6個重ねて使用する軽機関銃で、そのコンセプトは現代のSAW(分隊支援火器)の元祖でもある。しかし精密な給弾機構故に故障も多く、後に九六式軽機関銃に交代する。今回はバンザイシュートアウト2011において展示された十一年式軽機関銃も、往時のように作動不良が頻発した。この銃の特徴ともいえる作動原理は、Hobby Japan Mook 『大日本帝国の軍用銃』において、当時の教範より抜粋して十一年式軽機関銃のメカニズムを紹介しているので参考にしてもらいたい。