即応機動連隊の中核「16式機動戦闘車」
平成30年度から、陸上自衛隊普通科連隊の一部の
即応機動連隊への改編が始まっています。
即応機動連隊最大の特徴は、
平時から諸兵連合部隊として編制されている点です。
現在、二個即応機動連隊があり、
今年以降、5個程度増える予定です。
■2018年(平成30年)3月27日
第14旅団 – 第15即応機動連隊(善通寺 旧15普通科連隊)
第8師団 – 第42即応機動連隊(北熊本 旧42普通科連隊)
■2019年(平成31年)3月改編予定
第11旅団 – 第10普通科連隊(滝川)
第6師団 – 第22普通科連隊(多賀城)
■31中期防期で改編予定
第2師団
第5旅団
第12旅団
即応機動連隊の主役と言えば、平成28年度より調達が
始まった16式機動戦闘車ですね。
普通科(歩兵科)部隊への火力支援や対装甲車輌攻撃を主任務と
するこの機動戦闘車は、高い機動力で有事の際に目的地にいち
早く駆けつける即応機動連隊の要としての役割が期待されています。
特徴としては、8輪の大径タイヤ、570馬力のディーゼルエンジン、
最高速度100km/h、自力での高速道路の陸上機動や輸送機搭載に
よる空中機動も可能、国産105mmライフル砲は優れた射撃統制装置
により走行間射撃でも高い命中精度を実現しています。
砲塔前面に装備されたくさび形の中空装甲も特徴の一つ。
姿はこんな感じです。
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(エンリケ)