米韓国防相会談の結果
六月三日(火)、ソウルで米韓国防相会談が行われました。
各種情報を総合し、エッセンスをまとめました。
1.両国国防相は「武装ヘリ"アパッチ"大隊」等の主力を当面維持し、在韓
米軍の兵力を現在の水準(28500名)のまま維持し、これ以上削減しないこと
で合意した
1.この合意は、今年4月の米韓首脳会談で、ブッシュ大統領と李大統領が、
在韓米軍の削減中断に合意した点を両国国防相が再び確認したもの
1.ゲーツ長官は会談直後、在韓米軍をイラクやアフガニスタンなどテロとの
戦いに投入する「戦略的柔軟性」について、「在韓米軍の兵力の変動や代替に
ついては、韓国側との十分な協議なしに決定が下されることはないであろう」
と述べている。
1.あわせてゲーツ長官は、韓国配備中の武装ヘリアパッチ部隊については、
撤収や一時的な移動などを含めて決まったことは何もない。近い将来もそのよ
うな計画はない」と述べている
その後五日、在韓米陸軍の八軍司令部がハワイに後退し、韓国には前方司令部
が置かれるという内容の改編情報が出ています。
情報筋によれば以下のとおりです。
二〇一二年の戦時作戦統制権韓国返還に伴い、在韓米軍地上部隊の指揮作戦能
力を強化する必要が出た。現在軍政中心の司令部の規模を拡大し、司令官・司
令部をハワイに後退させる。その代わりとして今年中に少将クラスを指揮官と
する「作戦指揮所ー韓国」(仮称)を新編する意向。沖縄の米海兵隊3MEF
(三海兵機動展開部隊)司令部グアム撤収(2012年予定)⇒米陸軍一軍団前方
司令部の座間進出(昨年末)と内容は異なるが形態はよく似ている。
米軍は今月中に計画を公式発表予定。
⇒戦時作戦統制権返還がどうなるか?がすべてのカギを握っています。
これが具体化したら、米軍の「地上兵力北東アジア引き上げ」は本腰を入れた
ものと見る必要があるかもしれません。
わが国防と密接に関連する「戦時作戦統制権韓国返還の行方」を注視する必要
があります。
参考
「韓国の戦時作戦統制権のゆくえ」
(投稿日:2008年6月10日 17:09)
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