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北鮮が核計画を提出

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八日の記者会見で米国務省のマコーマック報道官は、訪朝した米国務省の
キム朝鮮部長に対し、北鮮がプルトニウムを利用した核開発計画に関する相当
量の文書を提出したと明らかにしました。米に対して北鮮から核計画に関連す
る文書が提出されたのは初めてと見られます。

今回のキム部長の訪朝目的は、プルトニウムによる核開発計画文書の入手が
主目的だったそうです。

共同通信によれば、その報告書の中には寧辺にある実験用黒鉛減速炉(五千
キロワット)と再処理施設である「放射化学研究所」の稼動記録が含まれて
いるそうです。
いっぽう、ウラン濃縮、シリアへの核協力に関連する文書は含まれていません。

これらの文書は「プルトニウムの抽出量」検証にあたって不可欠の資料とい
われています。

八日の米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」はこれについて以下のよ
うなことを伝えています。

「提出文書によって寧辺核施設の稼動記録が完全に説明されるものと判断さ
れた場合、ブッシュ大統領は議会に対しテロ支援国家指定解除を通告できる」

現実的には、テロ指定解除には申告の完全な実現が必要で、文書の精査にも
相当時間がかかるようです。この時間が誰に有利に働くのか。見極める必要
がありますね。

翌九日、国連欧州本部で行なわれた「二〇一〇年の核拡散防止条約再検討会
議にむけた第二回準備委員会」は、北鮮が核計画に関する「完全かつ正確な
申告を果たしていない」ことへの懸念を表明した議長の総括報告をまとめて
閉幕しました。

報告は「北鮮の核行動は核拡散防止条約に対する重大な挑戦」と位置付け、
申告の即時実施を強く求めています。

もしかしたら、北鮮はNPT復帰をあらたなカードにしているのかもしれま
せん。

ちなみに先日行なわれた日シ首脳会談では北鮮核問題について概略以下のよ
うな話が行われたと伝えられています。

福田首相
北鮮はまだ「完全かつ正確な申告」を実施していない。北鮮核廃棄に向け、
引き続き連携していきたい。拉致・核・ミサイルなど諸懸案を包括的に解決し、
不幸な過去を清算し、日朝国交正常化を実現するとの方針に変わりはない

胡主席
寧辺の核施設無能力化と核計画申告という「第二段階」を履行し、六者協議を
早く新たな段階に引き上げたい


⇒この前お伝えした記事でも触れましたが、北鮮は少なくとも核弾頭十個分の
プルトニウムを保有していると見られます。ノドンの弾頭に搭載してわが国を
恫喝することも、近い将来可能になると見るべきでしょう。(もしかしたらす
でに・・・)

いたずらに不安を煽る気はありませんが、そういう事態にわが国としてどう対
処するのか、ということを政府には言葉もしくは行動を通じてきちんと説明し
てほしいものです。

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(投稿日:2008年5月16日 20:00
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