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韓国、北鮮に臨時食糧支援

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先週末、各国のメディアや関係機関がいっせいにこのことを報じています。

韓国は、国連経由で北鮮への臨時食糧支援(約300億円規模)を行うことにな
りました。条件は「核兵器計画破棄の確約」です。
韓国の李統一相が十四日に明らかにしたものです。

世界食糧計画を通じて三万トン以上のトウモロコシや豆などを臨時支援するも
ので、李統一相は「北鮮の現状に最適であり、国際社会の一員としての義務も
果たせる」としています。

今年はじめに韓国は北鮮に対し「約五十万トンのコメ支援」を約束しています
が、北鮮の核兵器開発計画破棄が始まるまで延期という形が取られています。

北鮮は、韓国、シナ、ロシア、米国、そしてわが国に対し、今年の四月中旬ま
でに主要核施設を停止すると約束していました。しかし期日を過ぎても北鮮の
動きはなく、マカオのバンコ・デルタ・アジアで凍結されている二億五千万ド
ルの金を手にするまでできない。といい始めました。

米が当該凍結を解除し、当該資金を返還しようとしましたが、こんな、犯罪が
らみのおかしな金に関わると米の金融ネットワークシステムに対する悪影響を
与えかねないため、世界の銀行はどこも手をつけようとしません。

しかし先週、韓国の外交通商相は「バンコ・デルタ・アジアに関する問題は解
決した」と発表しました。

それによれば、六者協議の参加各国との間で緊密な話し合いをした結果、当該
預金は、米の連邦準備銀行経由でロシア中央銀行に届けられ、同銀行内にある
北鮮口座に振り込まれることとなったそうです。

北鮮の凍結口座解除と今回の韓国の食糧支援との間には関連はない、と李統一
相は述べています。しかしこれがリップサービスであることは明白で、両者は
関連していると見るのが普通です。

今後の北鮮核兵器破棄に関する予定は、十五日金曜日から明らかになってくる
ものと思われます。この日から、米政府の核問題交渉人・ヒル国務次官補がモ
ンゴル・北京・ソウル・東京を歴訪します。

BDAの口座凍結が北鮮の核開発に何らかの影響を与えるのでしょうか?
ある専門家の話では、
「北鮮は、全世界の金融ネットワークへの完全なアクセスを求めている。今回
の措置はそれを十分満足させるもの」ということでした。

ちなみに、同時期にわが国で話が浮上した「総連本部売却と元公安調査庁長官」
の話は、おそらくこの一連の動きと関連しているものと思います。


⇒おき軍事は、どのような紆余曲折を経ようとも、北鮮の核はシナと同様の過
程を経て、増強の一途を辿ると見ています。そして近未来、半島はひとつに
なり、北鮮の核と韓国のミサイルが合体する。それはわが国に向く。という結
末を迎えると考えています。

国が、一度手に入れた戦略価値を手放すことは「絶対に」ありません。

また、北鮮は、金融締め付けや国民の大量餓死などで根を上げるような民主主
義国家ではありません。あの国は朝鮮的なものをすべて体現している国で、い
わゆる共産主義国家とは異質の「朝鮮王朝がタイムスリップして古代の姿のま
ま復活した」といってもよい、言ってみれば異様で非近代的な存在です。

トップが望むものは、どんな手段を使っても国家を使って手に入れる。
それが北鮮のやり方で、その姿は王が支配する前近代的な中央集権国家と同じ
です。近代的な感覚も、良心も、道義も、常識も、人間らしさも何も持ち合わ
せていません。

それ以上にやっかいだと思うのは、
北鮮の姿・存在が、
半島の人に
・何か懐かしいきもちを思い起こさせる
・どこか琴線に触れるものがある
といった感情を生み出すフシが見受けられるところです。

こういう相手を舐めてかかってはいけないと思います。

二〇一二年に行なわれる韓国への戦時作戦統制権返還を北鮮が重視しているの
は明らかと思います。それに伴う韓国内の世論変化の見積りも既に完了してい
ることでしょう。

先週末に、IAEAによる査察が決まったようだと発表されましたが、
これは明らかに時間稼ぎではないでしょうか。
IAEAは、前回と同じく、今回もやりたい放題に翻弄されることでしょう。

現在の北鮮の言動は、すべてが核兵器開発のための時間稼ぎです。
北鮮は過去のシナを見習い、核兵器保有に国家の全資源を向けていると思います。
そんな彼らにコメや食べ物を送る人たちは何を意図しているのか?
明らかですね。日本に対抗できる国「統一朝鮮」の建国です。

わが国は核保有国「統一朝鮮」に国家としてどう対処するのか?
今のうちから国家レベルでの対処戦略を国民にさまざまな形で説明すべきでは
ないでしょうか。

煽るつもりはまったくありませんが、
常づね申し上げていますとおり、
三十八度線は対馬海峡に下っている。との厳しい認識を、
肝に銘じる必要があるのではないでしょうか。

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(投稿日:2007年6月18日 20:05
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