軍事情報トップ  »  軍事情報記事  »  自衛隊情報  »  ペトリオットPAC-3の浜松配備

ペトリオットPAC-3の浜松配備

メルマガ登録・解除
軍事情報
読者登録規約
>> バックナンバーpowered by まぐまぐ!
 

防衛省発表によれば、航空自衛隊浜松基地へのペトリオットPAC-3の配備
が5月14日に開始されました。配備完了は11月頃が目途になるそうです。

PACー3配備とは、「迎撃ミサイル発射装置(発射機)」「レーダー装置」
「射撃管制装置」の配備を意味します。

浜松基地へのペトリオットPAC-3の配備は、本年3月末までに完了した首
都圏所在の一高射群各高射隊(入間、習志野、武山、霞ヶ浦)への配備に続く
ものです。

昨年3月に四高射隊(入間)への配備がはじまってから、一高射隊(習志野・今
年1月に配備完了)、二高射隊(武山:今年3月に配備完了)、三高射隊
(霞ヶ浦:今年3月に配備完了)という形で首都圏のPACー3配備は完了して
います。わがイージスDDGへのSM-3システム配備とあわせ、BMD整備は着実
に進んでいます。

⇒首都圏の次は浜松に対しPACー3が配備されます。

浜松には高射教導隊という部隊があり、ここでは、防空運用の研究、また各部
隊への教育指導を行っています。いってみれば運用を各部隊に教える存在です。

ちなみに空自の防空部隊である高射群は、一高射群(入間)、二高射群(福岡・
春日)、三高射群(千歳)、四高射群(岐阜)、五高射群(那覇)、六高射群
(三沢)とあり、各高射群隷下にはそれぞれ四つの高射隊があります。


浜松への配備、および新兵器導入に関する質問をbigeaglejpさんに伺いました
ところ、以下の回答を得ました。

【質問】
1.浜松への配備は、高射教導隊への配備を通じて運用研究し、各部隊への教
育をすることが理由と考えて差し支えないでしょうか?

1.新兵器を導入する場合、「まず部隊に配備してその後教導隊へ配備」とい
う順番は普通なのでしょうか?

【回答】
Q-1への返答;
浜松への配備ですが、全くその通りです。

Q-2への返答;
答えはYes or No です。

新兵器導入を円滑に実施するためには、教導部隊にまず配備し、運用及び後方
の基幹となる要員の教育を実施した後、部隊に装備するのが理想的です。
陸自の場合は、その形態を重視しているようです。平時から警戒待機についてい
る空自の場合は、少し事情が違います。実在する脅威へ対応が大前提ですから、
部隊配備を最優先せざるを得ない場合もあります。

通常、新兵器の配備にあたっては、脅威の実態、抑止力の維持、防衛装備全般
のバランス、経済事情、国民感情の変化等が考慮されて、意思決定がなされます。

特に今回のPACー3への移行は、北朝鮮のミサイル発射の脅威への対応という
ことで、実際の計画を前倒しで進めました。
首都圏防空の実任務最優先での配備をしたわけです。

今回の場合は、国民の心理的動揺を排除し、脅威対象国に毅然とした態度を示
すことが大事であったわけで、この選択は正しかったと考えています。

     
bigeaglejpの独断と偏見でした。

ソーシャルブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 この記事をクリップ! この記事をイザ!ブックマークに登録する この記事をFC2ブックマークに登録する この記事をニフティクリップに登録する この記事をGoogle Bookmarksに登録する



(投稿日:2008年5月20日 20:00
ペトリオットPAC-3の浜松配備の関連記事 楽天市場ランキングで見る

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ペトリオットPAC-3の浜松配備

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://okigunnji.com/mt/mt-tb.cgi/610



このページの先頭へ

メールマガジン「軍事情報」

 RSSリーダーで購読する

軍事情報のコンテンツ

 RSSリーダーで購読する