軍事情報トップ  »  軍事情報記事  »  自衛隊情報  »  統合幕僚長あいさつ(2007/8/1)

統合幕僚長あいさつ(2007/8/1)

メルマガ登録・解除
軍事情報
読者登録規約
>> バックナンバーpowered by まぐまぐ!
 

 7月16日に発生しました新潟県の中越沖地震において、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、負傷された方々や被害にあった方々に心からお見舞いを申し上げます。 

 本震災にともない、自衛隊では陸自東部方面隊、海自舞鶴地方隊及び空自中部航空方面隊等の部隊を出動させ、給水、給食及び入浴支援を中心に災害派遣活動を実施しております。特に、給水支援活動については、柏崎市の多くの家庭が断水していた状況下、約380両の給水車両により1日あたり1千5百トンの水を地域の方々に供給するとともに、約20カ所で約8千人の方々に入浴の支援などを実施し、今なお給食支援も含め、これらの活動を継続しております。今後も現地のニーズを的確にキャッチし、引き続き被災された方々への支援活動を実施していきたいと思います。

 さて、先月、小池防衛大臣が、海自横須賀地方総監部等を視察された際、総監部等の隊員に対し、「モラルとモラール」についてお話をされました。国語辞典等によると、モラルとは「現実社会や実人生における態度や気持ちのありよう。現実生活に即した道徳」であり、モラールは「集団、特に軍隊における部隊の精神的な精強度、士気」となっております。

 自衛隊が「存在する自衛隊から、行動する自衛隊へ」と変化し、新たな脅威や多様な事態に実効的に対応し、本格的な侵略事態へ備えるとともに、国際的な安全保障環境改善に主体的・積極的に取り組んでいくためには、我々自衛官は「行動する実力集団」であることを改めて自覚し、行動することが強く求められています。

隊員一人一人が自衛隊員であることを強く自覚するとともに、責任感をもって愚直に職務に邁進し、「自衛隊における道徳・規律」という「モラル」の向上を周知徹底する一方で、精神的な精強度、いわゆる士気を高める、「モラール」の向上に努めていくことが必要です。

 新潟県中越沖地震において、現地で活動する自衛官に対して、小さなお子さんからでしょうか、たどたどしくも心温まる絵手紙をいただきました。

「7月16日月曜日にじしんがありましたね。わざわざとおくから、きてくれた、じえいたいさんに、かんしゃします。みんなと力をあわせてもっとがんばります。水をくれたり、みんなをたすけてくれてありがとうございました。わたしもこれからがんばります。」

 災害派遣活動に限らず、自衛隊の諸活動がその機能を発揮するためには、高い「モラル」と「モラール」、何よりも国民の強い信頼が極めて重要であることを改めて認識した次第です。


統合幕僚長 海将  齋藤 隆

ソーシャルブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 この記事をクリップ! この記事をイザ!ブックマークに登録する この記事をFC2ブックマークに登録する この記事をニフティクリップに登録する この記事をGoogle Bookmarksに登録する



(投稿日:2007年8月 1日 20:12
統合幕僚長あいさつ(2007/8/1)の関連記事 楽天市場ランキングで見る

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 統合幕僚長あいさつ(2007/8/1)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://okigunnji.com/mt/mt-tb.cgi/94



このページの先頭へ

メールマガジン「軍事情報」

 RSSリーダーで購読する

軍事情報のコンテンツ

 RSSリーダーで購読する